猫が飼い主に後ろ姿を見せるのはなぜ?理由を解説

猫といっしょに生活をしていると、猫の後ろ姿を見る機会があります。
これは飼い主にとってみれば、日常の何気ない風景の一瞬程度のことかもしれません。
しかし、猫は誰に対しても後ろ姿を見せる動物ではありません。
この記事では、猫が飼い主に後ろ姿を見せる理由や対処方法を解説します。 2023年12月28日作成

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猫が飼い主に後ろ姿を見せる理由とは?

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まずは、猫が飼い主に後ろ姿を見せる理由を解説します。
猫のすべての行動には理由がありますが、後ろ姿を見せるのはこんな理由があったのです。

飼い主のことを信頼しているから

猫が飼い主に後ろ姿を見せる理由としては、飼い主のことを信頼しているからというものが挙げられます。
もともと外で生活をしていた猫にとって、相手に背中を見せるという行動をすることはありません。
なぜなら、外敵に背中を見せると攻撃をされる可能性が高いからです。
また、おしりや背中を攻撃されると致命傷になることも考えられるため、猫が信頼していない相手に後ろ姿を見せることはないといえるでしょう。
しかし、朝から晩までいっしょに生活をしている飼い主であれば、話は別です。
猫にとって飼い主に攻撃される心配はないという安心感から、後ろ姿を見せても問題ないと考えているのでしょう。

リラックスしているから

猫が飼い主に後ろ姿を見せるのは、リラックスしているサインでもあります。
私たち人間であっても、知らない人といっしょに寝る機会があれば、知らない人に背中を向けて寝ることに抵抗があるはずです。
それは猫も人間も本能的なものですが、「この人に背中を向けても大丈夫かな……」という不安な気持ちから、相手に背中を見せようとは考えないのでしょう。
猫はリラックスしているからこそ、飼い主に後ろ姿を見せてくれるのです。

飼い主を守ろうとしているから

猫が飼い主に後ろ姿を見せているのは、飼い主を守ろうとしているのかもしれません。
これは、特に子どもや赤ちゃんのいる家庭でみられることが多く、猫は小さな子どもを外敵から身体を張って守ろうと見張ってくれていることが考えられます。
いつもは可愛らしい愛猫ですが、そんな頼もしい姿を見せられたら、さらに愛情が増してしまうでしょう。

お尻付近を撫でてほしいから

猫は、尻尾の付け根を優しく撫でられると喜ぶことが多いです。
もしも猫が後ろ姿を見せながら尻尾を立てていたら、それはお尻付近を優しく撫でてほしいサインかもしれません。
これは、オスよりもメスの猫に多くみられる行動です。

猫が後ろ姿を見せた時の対処方法は?

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次に、猫が後ろ姿を見せた時の対処方法をご紹介します。
これらの対処をして、猫との信頼関係をさらに強いものにしましょう。

放っておく

猫が後ろ姿を見せた時のもっとも良い対処方法は、放っておくことでしょう。
猫は、飼い主のことを信頼した上で後ろ姿を見せてくれています。
そのため、いきなり撫でたり声をかけたりすると、驚いてしまうこともあるでしょう。
当然ながら、わざとびっくりさせたり大きな音を立てたりすることは、絶対にしてはいけません。

猫が信頼する人間の特徴は、「静かで害のない」ということです。
猫が大好きでたくさん撫でたり構ったりしまいたくなる人ほど、実は猫の苦手な人である可能性があります。
猫が信頼してくれているのだから、それに最大限応えたい場合は、何もせずに優しく見守ることです。

優しく声をかける

猫が尻尾を立てて甘えているようであれば、優しく声をかけてから撫でてあげましょう。
大好きな飼い主に撫でられることで、猫は安心するはずです。
また、先述したように尻尾の付け根部分を優しくトントンと撫でてあげるのもおすすめです。
しかし、猫の尻尾の付け根部分はとても敏感な場所なので、しつこく撫でるのはやめましょう。

猫が飼い主のことを信頼している時にすること

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猫が飼い主のことを信頼しているサインは、後ろ姿を見せるだけではありません。
最後に、猫が飼い主のことを信頼している時にすることを見てみましょう。

お腹を見せる

猫にとって、お腹は急所にあたります。
外敵にお腹を見せることは、当然ながらありません。
飼い主にお腹を見せるという行動は、「この人であればお腹を見せても攻撃されない」という安心感からきているのです。

目を見つめてくる

実は、猫の世界では相手の目を見つめることはNGです。
相手の目を見つめるのは、相手に喧嘩を売っているという意味になります。
そのため、野良猫同士が目を見つめ合う時は一触即発のサインで、お互いが威嚇しながら取っ組み合いの喧嘩に発展する前にみられるでしょう。
そんな相手の目を見つめるという行動ですが、信頼している飼い主にはすることもあります。
また、ゆっくりとまばたきをするのは猫なりの愛情表現でもあるため、目を見つめながらまばたきをしてきた時には、飼い主も猫に対して同じことをしてあげると良いでしょう。

飼い主の鼻に顔を近づけてくる

猫が相手の鼻と自分の鼻をくっつけるのは、エスキモーキスといわれる猫なりの挨拶です。
これは仲の良い猫同士にみられる行動ですが、人間に対しても行うことがあります。
ちなみに、猫が飼い主の鼻に顔を近づけてくるのは、挨拶の意味のほかに飼い主のにおいを嗅いで安心したい、甘えたいなどの気持ちが挙げられます。

添い寝をする

寝ている飼い主に添い寝してくるのも、猫なりの信頼のサインです。
当然ながら、苦手と感じている人に添い寝をすることはありません。
また、飼い主のことを親や縄張りの一部として考えている時にも、添い寝をしてくることがあります。

猫が飼い主に後ろ姿を見せてくるのは信頼のサイン

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猫にとって急所でもある背中は、信頼していなければ見せてはくれません。
猫が飼い主に背中を見せるのは、信頼しているサインといえます。
また、猫によっては子どもや赤ちゃんを守るために、背中を預けてまわりを監視していることもあるでしょう。
飼い主としては、そんな猫の後ろ姿をそっと見守るか、優しく声をかけて撫でてあげることがおすすめです。
ほかにも猫が飼い主を信頼しているサインはたくさんあるため、信頼できる飼い主になれるように、日頃から「猫にとって害のない人間」であることをアピールしていく必要があります。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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