猫の寿命について
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猫は、だいたい何歳頃まで生きることができるのでしょうか?
まずは、猫の寿命について見てみましょう。
飼い猫の平均寿命は約15.3歳
飼い猫の平均寿命は、約15.3歳といわれています。
ひと昔前に比べて、良質なキャットフードが多くなっているため、今後も平均寿命は延びていくかもしれません。
また、飼い猫であれば毎日安定した栄養を摂取することができるため、病気や事故がなければ平均寿命までは生き続けてくれることが期待できます。
逆に野良猫は毎日の食事も安定しないことに加えて、病気や事故のリスクも高くなるため、飼い猫に比べると平均寿命はぐっと短くなるでしょう。
完全室内飼いの猫の平均寿命は約15.9歳
以前に比べて愛猫を完全室内飼いをする人は増えています。
そのため、平均寿命は約15.9歳と飼い猫全体の平均よりも長いことがわかるでしょう。
完全室内飼いはさまざまなリスクを避けることができますので、猫を大切に飼いたいのであれば絶対に室内飼いにするべきです。
外に出る飼い猫の平均寿命は約13.6歳
外に出る猫の寿命は約13.6歳と、完全室内飼いの猫と比べると平均寿命は2歳以上も短くなります。
これは外での事故や猫同士の喧嘩、感染症などのリスクが高いことが関係しているのでしょう。
この約2歳の差から見てもわかる通り、やはり飼い猫を外に出すべきではありません。
猫の年齢を人間に換算すると?
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それでは本題である、猫の年齢を人間に換算すると何歳になるのかについてご説明します。
若い頃は不規則ですが、ある一定の年齢を過ぎると同じようなペースで年齢を重ねるため、ひとつの参考にしてみてください。
猫の1歳は人間の17歳
猫は生後1ヶ月になると、人間で換算すると1歳になります。
生後2ヶ月では3歳、生後3ヶ月では5歳と、人間よりもかなり早いペースで成長することがわかるでしょう。
また、生後半年になると9歳となり、生後9ヶ月では13歳、そして生後1年は思春期にもあたる17歳となります。
このように、子猫の頃の成長スピードはとても早いため、この間にしっかりと社会化を学ばせなければならないことがわかります。
生後1年半は人間の20歳
猫の生後1年半は、人間に換算すると20歳となります。
その後の成長スピードは徐々に穏やかになっていき、生後2年で23歳、生後3年で28歳、生後5年になると36歳となります。
生後7~8年からはシニア猫に
猫の生後7年は、人間に換算すると44歳です。
そのため、生後7~8年でシニア猫になっていくことがわかります。
シニア猫になってからは徐々に運動能力や体力が落ちていくので、ライフステージに合わせた食事や運動が必要になるでしょう。
生後11年は人間の60歳
猫が11歳ともなると、人間に換算すると60歳と本格的なシニア猫の仲間入りをすることになります。
それからは4歳刻みで成長していくため、猫の15歳は人間の76歳になります。
20歳の猫を人間に換算すると?
20歳の猫を人間に換算すると、なんと96歳になります。
かなりの高齢となるため、歩くことが困難になったり、目が見えにくくなったりする猫もいるでしょう。
しかし、現在は動物の医療も進歩しているため、20歳の猫を見かけることも珍しくはなくなりました。
愛猫に元気で長生きしてもらうためにも、しっかりとした食事や運動を心がけるようにすると良いでしょう。
ライフステージ別のおすすめキャットフード4選
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キャットフードにはさまざまな種類があり、年齢に合わせたものを与える必要があります。
最後に、ライフステージ別のおすすめキャットフードをご紹介します。
(1)ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット
生後1~4ヶ月の急激に成長をする時期は、しっかりとした栄養を摂取しなければなりません。
このキャットフードは、そんな成長期の子猫のために作られたものです。
子猫の未熟な消化器官を考慮して、超高消化性たんぱく質とプレバイオティックスを使用しています。
また、超小粒でふやけやすいのも特徴です。
(2)サイエンス・ダイエット キトン 子ねこ用~12ヶ月
このキャットフードは、生後1年までの子猫に合わせて作られています。
高品質なたんぱく質が含まれているのはもちろん、子猫の学習能力の発達が期待できるDHAも配合しています。
食べやすい粒・形も特徴です。
(3)ナチュラルバランス ホールボディヘルス
猫によっては、キャットフードを変更することが大きなストレスとなる場合があります。
このキャットフードは、子猫からシニア猫まで幅広く対応しているため、フードの変更によるストレスを与える心配がありません。
アレルギーの原因となりやすいグルテンのほか、大豆・卵・乳製品・ヒマワリ油・小麦・トウモロコシは一切使用していないため、アレルギーに悩んでいる猫にもおすすめです。
(4)ハロー シニア猫用 エイジングケア
7歳以上のシニア猫になると、食事による健康維持を欠かすことはできません。
良質な食事をすることは、筋肉や被毛の健康を維持することに繋がります。
このキャットフードは豊かな環境で飼育されたチキンやターキー、そして天然サーモンなどを使用しているため、良質なたんぱく質を摂取することができるでしょう。
猫の年齢を知り、それに合わせたライフプランを考えましょう
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猫は生後1年程で成猫となり、それ以降は6~7歳頃になるまで徐々に成熟していきます。
シニア猫と呼ばれる7歳頃になると、徐々に筋肉の低下などの老化が見られるため、良質なキャットフードや適正量の運動は健康を維持するためにも重要になるでしょう。
愛猫の現在の年齢を人間に換算し、どれほどの食事や運動量が必要なのか、いま一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
ペットグッズショップ i wish(参照日:2020-01-03)
https://item.rakuten.co.jp/epet-life/3182550707312/
ホームライフ(参照日:2020-01-03)
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ペットニュートリション楽天市場店(参照日:2020-01-03)
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首輪 ハーネスブランド ASHU(参照日:2020-01-03)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。