猫がカラスに襲われる理由や対策をご紹介

カラスは頭がよく賢い動物です。また、カラスは雑食性であるため、小鳥や子猫などの小さい動物を狙うこともあります。
ここでは「猫がカラスに襲われる理由」についてご紹介します。

猫がカラスに襲われる理由として「カラスが雑食性の鳥」であることがあげられます。

カラスは雑種性であり、何でも食べます。もちろん動物の肉も食べることができます。元気な猫を襲うことはあまりありませんが、子育て中のカラスは気が立っていることもあり、ときに襲われることがあります。これは猫だけに限らず、小さい子供や通行人への被害も考えられるため注意が必要です。

猫がカラスに襲われる理由として「カラスは弱った動物を狙う」ということがあげられます。

カラスは賢く、弱った動物も見分けることができます。特に、子猫やシニア猫を無抵抗に連れ去ってしまう可能性が高く危険です。カラスは知能レベルかなり高い動物なので、カラスに対しての対応にも気をつけましょう。

猫がカラスに襲われる理由として「縄張り争い」ということがあげられます。

カラスと猫は行動範囲が類似し、ときにライバルになり、縄張り争いが起こることがあります。共に生きるための本能で行動しているです。したがって、猫がカラスの縄張りに近寄らなければ襲われることはありません。

また、子育て中のカラスには特に注意が必要です。子育て中のカラスは、カラスの巣の近くを通るだけでも敵とみなして攻撃します。カラスの巣がどこにあるかわかる場合は、その場を通るのを避けて行動するようにしましょう。

野生で生活している猫とカラスは、生活圏が共通することもあり、衝突することがあります。そのため、お互いの生活を守るために襲うこともあります。成猫であれば襲ってくるカラスに太刀打ちすることも可能ですが、子猫や弱った猫、シニア猫はカラスに襲われてしまうと怪我をしてしまう危険性があります。
ここでは「猫がカラスに襲われないようにするための対策」についてご紹介します。

猫がカラスに襲われないようにするための対策として「完全室内飼育」がおすすめです。

猫がカラスに襲われる時は、猫が外で生活しているときです。そのため、猫を完全室内飼育をすることにより、カラスからの襲撃を回避できます。また、猫が外に出てしまうと動物に襲われることだけでなく、事故やトラブルに巻き込まれる可能性があります。さらに、そのまま猫が迷子になり、家に戻らないこともあるため、完全室内飼育にすることをおすすめします。

猫がカラスに襲われないようにするため、「猫が家から脱走しない対策をとる」ことがおすすめです。

外に出さなければいいといっても、ふとした瞬間に猫が外に出てしまうことはあるでしょう。そのため、猫が脱走しないように、出入り口にペットゲートを設置することや人の出入りが激しい時はケージの中にいれておくなど対策をしましょう。

猫がカラスに襲われないようにするための対策として「カラスを寄せ付けないようにすること」がおすすめです。

カラス対策グッズとして、吊るすだけのものやカラスが嫌がる超音波がでるものなども販売されています。一度試してみることもおすすめです。

ここまで猫がカラスに襲われないようにするためには猫を外に出さないようにすることが何より大切だと解説してきましたが、ここからは、「猫が外に出るのを防ぐためのアイテム」をご紹介します。

ベランダに取り付けることができるネットです。好奇心旺盛な猫が、外に飛び出さないようにするだけでなく、カラスとの接触も避けることができます。取り付けは少し大変ですが、丈夫なネットなので耐久性は抜群です。

高さ190cmのハイタイプペットゲートです。運動神経抜群な猫も飛び越えることが難しい高さになっており、脱走なども防ぐことができます。インテリアにあわせてカラーも選べるためすぐに馴染んでくれます。

狭い場所にも設置することができるスリムタイプのペットゲートです。ハイタイプですが設置は簡単にできます。同シリーズの窓用のぼれニャンを併用することでキッチンに入れなくすることも可能です。

猫がゆったりと過ごすことのできる3段のゲージです。ゲージは人の出入りが激しい時や来客時に活用することで猫の脱走を防ぎます。広々としているので留守番のときにもおすすめです。

ここでは「猫がカラスに襲われる理由や対策」についてご紹介しました。

野良猫とカラスは人間が出したゴミなどから自分のご飯を見つけることがあり、カラスにとって、猫の天敵というわけではないですが、縄張り争いをすることも多々あります。そのため、猫がカラスに襲われるということも起こりうることです。

猫をカラスに襲われないようにするためには完全室内飼育にすることや猫が脱走しないようにするだけでなく、カラスが家の近くによらないように対策しましょう。