腎臓の健康を維持するサプリメント「カリナール®」

犬や猫も年齢を重ねるごとに腎臓の機能が低下しやすくなると言われています。特に猫では15歳以上の約3割が腎臓に問題を抱えていることがわかっています。(※)飼い主にとって愛犬・愛猫の腎臓を健康な状態で維持してあげるのは非常に大切なこと。今回は犬や猫の腎臓の健康を維持するサプリメントをご紹介します。 2018年12月10日作成

  • メーカー提供 - サプリメントメーカー提供 - サプリメント
  • VIEW:958
TOPIC 01

リンを吸着する「カリナール®1」

「カリナール®1」は、消化管内で食事由来のリンを吸着し、糞便中に排泄させるサプリメントです。

食物には必ずリンが含まれています。「カリナール® 1」に含まれる炭酸カルシウムとグルコン酸乳酸カルシウムは、胃酸の影響を受けて胃内で浮遊し、食事中のリンと結合して、難溶性のリン酸カルシウムを形成します。こうして、リンを腸管で吸収させることなく、糞便中に排出します。

この「カリナール® 1」には、リン吸着に働く2種のカルシウムだけでなく、キトサンや重炭酸ナトリウムといった腎臓の健康維持につながる成分も含まれており、様々な方向からアプローチが可能。さらに、無味無臭のパウダーのため、日頃のフードにふりかけて与えることもでき、フードの味も邪魔しません。

「カリナール® 1」は、食事で摂取したリンの排出をサポートするサプリメントのため、食事と同じタイミングで胃腸に取り入れなければ効果は期待できません。食事と同時間帯にサプリメントも摂取できるようにしましょう。ドライフードにふりかけると食べないというペットの場合には、ウェットフードに混ぜてあげるのも良いでしょう。

TOPIC 02

乳酸菌が消化管内の窒素物を利用「カリナール® 2」

「カリナール® 2」はシンバイオティクスを含有するサプリメントです。

シンバイオティクスとは、プレバイオティクスとプロバイオティクスの両方を一緒に摂取すること、またはその両方を含む製品のことを指します。プレバイオティクスとプロバイオティクスを同時に摂取することで相乗的な働きが期待できます。

「カリナール® 2」には、プロバイオティクスとしてマイクロカプセル化された乳酸菌(善玉菌)が含有されており、善玉菌が胃酸の影響を受けずに腸管へと運ばれることで腸内の乳酸菌を増やし、腸内細菌叢のバランスを整えます。

さらに、プレバイオティクスであるフルクトオリゴ糖が腸管で善玉菌の栄養となり、窒素物(アンモニアや尿素など)を利用して、体の中に溜めないよう働きます。

「カリナール® 1」と同様に、食事にふりかけて与えるのがおすすめです。

TOPIC 03

オールインワンの「カリナール® コンボ」

「カリナール® コンボ」は、「カリナール® 1」と「カリナール® 2」の両方の成分が含まれた、オールインワンタイプのサプリメントです。

「カリナール® コンボ」1つで食事中のリンを吸着し、体外に排出するとともに、腸内細菌叢を整え、乳酸菌を増やして窒素物を利用するのをサポートします。

さらに、「カリナール® コンボ」はペディオコッカス・アシディラクティシを配合し、プロバイオティクスとして3種類の菌が入っています。一般的に、プロバイオティクスは菌の種類が多い方が腸管を多様に刺激しより効果的であると考えられています。

また、これまで「カリナール® 1」「カリナール® 2」両方のサプリメントを使っていた飼い主からは、「与える量が半分になり便利、2種類のサプリメントを購入するよりもコストが抑えられるので長期的に使いやすい」との声も。

TOPIC 04

腎臓の健康を維持するサプリメントを与える時の注意点

「カリナール®」のように、腎臓の健康を維持するためのサプリメントを与える場合、食事療法や投薬と平行して行うことが非常に大切です。

かかりつけの動物病院に相談し、獣医師の指導のもとで与えましょう。万が一、何かあった時に、獣医師が何を与えているのかを把握していないと対処がしにくいという理由もあります。サプリメントは、愛犬・愛猫が健康でいるために与えるものです。効果的に活用するためにも、獣医師の指導を仰ぎましょう。

(※)出典元:Adams LG and al - Phosphorus, Protein and kidney disease. Proceeding Petfood Forum 1995 (13-26)

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

オススメ

新着記事