猫の年齢を人間に直すと?
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猫は、人間よりもずっと早く年齢を重ねていきます。実際に、猫の年齢を人間に換算してみると、いったいいくつくらいになるのでしょうか。
猫と人間の年齢比較表
家の中で飼育されている猫の場合、人間でいうと40代中頃にあたる7~8歳頃から、老化が感じられるようになります。また、一般的に「シニア」と呼ばれる年齢になるのは、10歳を超えて11歳になったころです。
猫のライフステージ別フード
猫も人間と同様に、ライフステージによって、適した食事内容や食事量が異なります。
・哺乳期
生後1ヵ月くらいまでは、人肌に温めた子猫用のミルクを哺乳瓶で与えます(もちろん、母猫が母乳をあげられる場合はこの限りではありません)。赤ちゃん猫へのミルクのあげ方については、動物病院などで相談するといいでしょう。
・子猫(2~7ヵ月)
7ヵ月頃までの子猫は、子猫用のキャットフードをぬるま湯でふやかして与えましょう。このとき、熱湯を使ってしまうとキャットフードの栄養素に影響を与えてしまう可能性があります。ふやけにくいからといって熱いお湯を使わず、50℃以下を意識しましょう。
なお、子猫は生後何ヵ月かによって必要な食事量が変わります。キャットフードのパッケージを参考に、こまめに食事量を見直しましょう。
・子猫(7ヵ月~1歳)
7ヵ月~1歳の子猫は、成猫の食事へと移行していく期間です。まずは子猫用のキャットフードをふやかすのをやめて、そのまま与えるようにしましょう。
・成猫
生後1年を目安に、フードを子猫用から成猫用に切り替えます。食事量は、猫の体重のほか、日頃の活動量や妊娠の有無、避妊手術の有無などによって異なります。かかりつけ医と相談しながら、猫の体重管理を行いましょう。
・シニア
シニアになってからは、高齢猫用のフードを与えましょう。エネルギー消費量が減少していくことから、これまでと同じフードを同じだけ食べていると、肥満になってしまう可能性があります。
また、年齢を重ねるにつれて食欲が落ちてしまった猫に対しては、嗜好性の高いおやつやトッピングなども利用しながら、十分な栄養補給を心掛ける必要があります。
なお、フードを切り替えるときは、突然、別の物にするのではなく、今までのフードに新しいフードを少しずつ混ぜていくのがおすすめです。1週間ほどかけて、ゆるやかに切り替えていきましょう。
ライフステージに応じた猫との暮らし
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猫との暮らし方も、それぞれのライフステージによって異なります。どのようなことに気を付けるべきなのかご紹介します。
1歳未満の幼猫
1歳未満の幼猫は、原則として生後2ヵ月と生後3ヵ月のときにワクチンを接種しなければいけません。避妊手術や去勢手術、迎え入れ時の健康チェックなどもあり、何かと病院に行く機会の多い時期だといえるでしょう。幼い猫は抵抗力が弱いので、下痢をしたり、吐いてしまったりといったトラブルも起こりがちです。何かあったときには、すぐに病院に連れていける体制を整えておくこと。また、猫の様子や排泄物のチェックを欠かさずに行うことが大切です。
<この時期にしつけたいこと>
トイレのしつけや爪とぎのしつけなど、人間といっしょに暮らしていく上で必要なしつけもこの時期に行いましょう。幼猫は好奇心が旺盛で学習能力も高いので、早い段階でしつけを行うのが効果的です。
「いたずらをしてはいけない所」と「遊んでいい所」も、幼いうちに覚えさせます。いたずらをされたら困る場所には行かせない習慣をつけましょう。反対に、遊んでもいい場所には、ベッドを置いたり、おもちゃで誘導したりして、「自分の場所なんだ」ということを教えます。
成猫
成猫になってからは、年に1度、ワクチンを接種して、健康診断を受けるようにしてください。
「猫は放っておいても大丈夫」と言われることもありますが、猫のストレス発散のために、短時間でも毎日いっしょに遊んであげましょう。また、遊びによって猫を運動させることは、肥満予防にも役立ちます。
シニア期
シニア期にさしかかった猫は、だんだんと自発的に動くことがなくなっていきます。できるだけ遊びに誘ったり、マッサージをしたりして、体を動かす手助けをしましょう。
特に、年齢を重ねると体調を崩すことも多くなりますから、毎日体にふれて様子を観察し、健康管理を怠らないようにしてください。グルーミングの回数も減るので、毛をとかしてあげたり、マッサージをしてあげたりするといいでしょう。
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UCHINOCO編集部
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