猫に懐かれてモテモテになりたい！仲良くなる方法とは？

まずはじめに、猫は個性によって人に懐きやすい子とそうでない子がいます。一緒に暮らして甘えん坊な姿を見せる子は多いですが、ほど良い距離を保つことを好む子もいます。理想通りに甘えてこないからといって、懐いていないとは言いきれません。猫の性格に合った関わり方をすることが大事です。

子猫のうちに、人に慣れて育った猫は、そうでない猫に比べると人懐こい性格になりやすいとされています。猫の行動パターンの多くは、子猫時代につくられると考えられているからです。

猫があなたのことを好きで、懐いているかどうかは、以下のようなサインで確認できます。

・しっぽをピンと立てて近づいてくる
・目が合ったときにゆっくりと瞬きをする
・そばでフミフミをする

こうした姿が見えた場合、猫はあなたのことを好きで信頼している、嬉しいという気持ちの表れです。

それでは、出会った猫や飼い始めたばかりの猫に懐いて欲しいときに行いたい10個の方法をご紹介していきます。

できれば、猫から近づいてくるのを待ちましょう。慣れていない人に近づかれると、猫の警戒心を強めてしまいます。高い場所から見下ろしたり、頭上から覆い被さるような位置関係だと、猫にとっては威圧でしかありません。しゃがんで、猫の警戒心を弱めましょう。

猫があまり好きでない人は、かえって猫が近づいてくる要素をもっています。猫と視線を合わせないことや、猫に積極的に寄っていかないことなどは、猫にとっては嬉しいポイントです。逆に、はしゃいで猫に近づくような人は、初対面の猫にとっては怖い存在です。

猫の嗅覚はとても鋭いです。他の動物に接したら、そのにおいにも気づきます。これから仲良くなりたい猫がいる場合は、できるだけ他の動物のにおいをつけないようにする方が警戒心を強めずにすみます。香水や柔軟剤、タバコなどのにおいも猫には強すぎます。

大きな音や大きな声は、猫がびっくりしてしまい、嫌われます。優しく穏やかな高い声を好むため、話しかけるときは意識してみてはいかがでしょうか。また、ドアをバタンとしめたり、物を落としたりすると、その大きな音で一気に警戒心を高めてしまう可能性があります。

猫同士は、鼻と鼻を近づけて親交の気持ちを示し挨拶をします。それと同じように、猫が近づいてきたらそっと人差し指だけ差し出して、猫がにおいを嗅ぎにくるのを待ちましょう。もし、そのまま逃げないようなら、ゆっくりとした動作で頬や耳の後ろあたりを触ってあげても良いでしょう。警戒心が強いようなら、無理をしない方が無難です。

基本的に、受け身の方が猫には好かれます。猫が近づいてきたらそっと手を差し出し、体をこすりつけてきたら穏やかに撫でてあげましょう。逆に、呼んでも反応しないような時は無理に構わずそっとしてあげた方が良いでしょう。

猫の大好きな食べ物は、初めて出会った猫との距離を縮める上でとても役に立ちます。ふだん猫が好んで食べているものが分かれば、それをあげて仲良くなるのも1つの方法です。

猫が夢中になって追いかけて遊ぶような、狩猟本能をくすぐるおもちゃ使って適度に遊ぶと、だんだんと「この人は遊んでくれる人だ」と覚えて信頼関係も築きやすくなります。

鶏ササミのおやつです。特殊製法によって旨味を閉じ込めており、食い付きの良さに定評があります。食べやすい大きさで渡してあげても良いですし、ハサミを使って細かくしてフードのトッピングにもなります。

コマーシャルなどでおなじみの、いなばペットフードのおやつです。さまざまな味のバリエーションがあり、少ない量から購入できるものもあります。こちらは、海鮮系3種類が入ったパックで、まぐろしらすほたて貝柱入り、まぐろかつお節かに入り、まぐろ本格まぐろだし仕立てのセットです。

食べきりサイズの焼きかつおです。とても良いにおいと味に、やみつきになる猫がたくさん！保存料や着色料、発色剤は使われていません。

チキンや魚を使ってつくられた、クリスピーな一粒タイプのおやつです。手から猫にあげることができるため、関係性を深めたいときにぴったり。とびきり贅沢おさかな味、とびきり贅沢チキン味、とびきり贅沢サーモン味の3種類パックになっています。

つい、猫が大好きな人ほど、早く猫と仲良くなりたい、懐いて欲しいと急いでしまうものですね。もともと人に慣れている猫なら、積極的に関わっていってもあまり動じないかもしれませんが、多くの猫は初めて会う人間には警戒心をもちます。

猫に出来るだけ早く懐いて欲しいのであれば、焦らずに急がず猫のペースを守ってあげると、かえって近道になることが多いです。猫に嫌われる行動を避け、猫のペースで近づいてくるように意識しましょう。

おやつやおもちゃは、急速に距離を近づけるアイテムでもあります。すぐに懐いてくれるとは限りませんが、時間をかけて少しずつトライしていくつもりで関わっていきましょう。