猫が甘えてきた時はどう対応したら良い?注意点も解説

マイペースに生活をする猫ですが、まれに自ら飼い主に甘えてくることがあります。
猫が甘えてきた時には、どのような対応をすれば良いのでしょうか?
この記事では、猫が甘えている時にみせる仕草や対応方法について解説します。 2024年01月07日作成

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猫が甘えている時にみせる仕草

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まずは、猫が甘えている時にみせる仕草をご紹介します。
愛猫にこれらの仕草がみられたら、飼い主に甘えていると考えて良いでしょう。

お腹を見せてくる

猫がわざわざ飼い主の前にやってきて、ゴロンと寝転がるようにお腹を見せてくる時は、甘えているサインです。
もともと警戒心が強い猫にとって、お腹は急所にあたるため信頼している人でなくてはお腹を見せることはありません。
自分の急所であるお腹を見せることで、飼い主に「構ってほしい」ということを伝えているのでしょう。
しかし、猫がお腹を見せてきたからといって、お腹を撫でてしまうと嫌がったり噛まれたりすることがあるため、注意が必要です。

飼い主の邪魔をする

猫を飼っている人にとって、「あるある」となってしまう猫の仕草として、飼い主が新聞や本を読んでいる時やパソコン操作をしている時に、邪魔をするというものが挙げられます。
猫は忙しい時に限ってキーボードの上に乗ってくるため、思わず叱りたくなってしまう飼い主もいるかもしれませんが、猫は飼い主に嫌がらせをしているわけではありません。
飼い主の意識が自分に向いていないことを心配して、あえて邪魔になるような行動をしているのです。

飼い主の目を見て鳴く

猫が飼い主の目を見て鳴いてきた時は、甘えているサインだと考えて良いでしょう。
もともと猫は、相手の目を見つめることはありません。
なぜなら、野良猫同士が見つめ合うことは喧嘩を意味するからです。
しかし、信頼している飼い主であれば、目を見つめることもあります。
お互いにアイコンタクトをした上で、「ニャー」と猫が鳴いてきた時は、何かを飼い主に要求しているサインだといえるでしょう。

猫が甘えてきた時の対応方法

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次に、猫が甘えてきた時の対応方法をご説明します。
猫との信頼関係が築けるように、きちんと対応しましょう。

撫でてあげる

わざわざ猫が飼い主に甘えてきた時は、多少忙しくても撫でてあげると良いでしょう。
猫とのスキンシップは、信頼関係を構築することに大切です。
普段はマイペースな猫であっても、飼い主に甘えたくなることはあるでしょう。
そんな時には思い切り甘えさせてあげることで、猫も満たされた気持ちになるはずです。
また、撫でてあげるだけではなく、猫じゃらしなどで遊んであげるのもおすすめです。
猫が運動不足にならないようにするためにも、猫が甘えてきたタイミングで運動をさせましょう。

無視をする

猫が甘えてきた時には、無視をするのも重要です。
なぜなら、猫が甘えてきてすべて応えてしまうと、猫は何でも自分の思い通りになると考えてしまう可能性があるからです。
一度猫が自分からの要求が通ると学習してしまうと、飼い主が寝ている時など時間を問わずに甘えてくることも考えられます。
そのため、猫に甘えられた時には、応えられない要求もあるということを理解してもらわなければなりません。

スキンシップがてら体調のチェックをする

まれに見られることですが、猫が飼い主に甘えてくる時は、体調不良の可能性もあります。
猫は言葉を話すことができないため、体調が悪ければどうにかして飼い主に体調不良を伝えようとするでしょう。
もしも日頃は甘えてくることの少ない猫が飼い主に何らかの行動を起こしてきた時は、スキンシップがてら身体に怪我や不調がないかチェックすることをおすすめします。

猫が甘えてきた時に対応する際の注意点

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最後に、猫が甘えてきた時に対応する際の注意点を解説します。
対応の仕方によっては、猫に問題行動が起こってしまう可能性もあるため、注意が必要です。

過度に甘えさせない

猫が甘えてきたとしても、過度に甘えさせないようにしましょう。
猫と過剰にスキンシップをしてしまうと、猫が分離不安症という精神的な病気を発症してしまう可能性があります。
分離不安症は、飼い主と離れると粗相などの問題行動を起こしてしまう病気です。
また、飼い主と離れることで大きなストレスとなり、ほかの病気の原因となることも考えられます。
そのため、猫を過度に甘えさせないことも大切です。

猫が甘えてくる理由を考える

猫の行動のすべてには、理由があります。
当然ながら、猫が飼い主に甘えてくることも、必ず理由があるはずです。
大切なのは、猫が甘えてきた理由を考えることです。
もしかしたら、日頃からスキンシップが足りな過ぎて、猫がストレスに感じているのかもしれません。
また、猫の要求に応えすぎていて、都度猫が飼い主に要求をするように甘えてきていることもあるでしょう。
なぜ猫が甘えてくるのかを考えることで、猫が不用意に甘えてくることもなくなるはずです。

猫が甘えてくる時は正しい対応をすることが大切

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猫が甘えてくる時は、お腹を見せてきたり飼い主の目を見て鳴いたりする仕草がみられます。
飼い主にとっては、どれも愛らしい仕草に見えるでしょう。
基本的には、猫が甘えてきた時は構ったり撫でたりしても問題ありません。
また、スキンシップがてら体調のチェックをすることもおすすめです。
しかし、猫によっては過度に構ってしまうことで、分離不安症という精神的な病気を発症してしまう可能性もあります。

大切なのは、猫の状態に合わせた対応をすることです。
日頃から定期的に甘えてくる猫であれば構ってあげても良いでしょうが、飼い主がいなければパニックを起こしてしまう猫であれば、あえて一定の距離を保つ必要もあります。
猫に合わせた対応をすることで、さらなる愛猫との信頼関係を築くことができるでしょう。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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