猫も暑さが原因で食欲減退する?猫の食欲が低下したときの対策について

猫が突然食欲不振になると、飼い主は心配になりますよね。特に夏の暑い季節に、この症状が起こることがよくあります。まず、猫の様子をよく観察し、必要ならば動物病院に受診しましょう。本記事では、猫の食欲が低下した際の原因や対策方法について解説します。 2019年08月05日作成

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猫も夏バテするの?

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猫は比較的暑さに強いと思われがちですが、実は猫も暑さに強いわけではなく、熱中症にもなりますし、夏バテすることもあります。猫の夏バテは、人間の夏バテと同じように、温度差で自律神経の働きが乱れることによってさまざまな体調不良を引き起こすことを言います。猫の夏バテには、主に次のような症状が現われます。

  • 食欲不振
  • 嘔吐や下痢
  • 元気がなくなる・ぐったりする
  • 尿の量が減る
  • 毛の艶がなくなる

夏の暑い時期に現われる症状ですので、熱中症と間違えやすいこともありますが、熱中症の場合は、ハアハアと激しく口呼吸をすることから始まることが多いので区別しやすいでしょう。それでも判断できない場合は、かかりつけの獣医師に診てもらうと良いでしょう。

猫の夏バテ対策

飼い猫の場合、暑さ調節や体調管理を自分で行うことはできないので、飼い主が気を配ってあげなければなりません。では、猫を夏バテさせないようにするためにはどのような対策をとると良いのでしょうか。考えられる夏バテ対策は次のようなものが挙げられます。

  • 室温を調節する
  • フレッシュフードやウェットフードを与える
  • 栄養価の高いフードにする
  • 水を飲ませる工夫をする

室内の温度が上がらないように気をつけることはもちろんですが、猫が移動する他の部屋や廊下などとの温度差をできるだけ一定に保つことも大事です。部屋を開けっ放しにすることは、エアコンの効きを悪くするため非効率になるかもしれませんが、人間にとっても温度差があり過ぎることは良くないことですので、一考をおすすめします。

夏バテのときにドライフードを与えても食べない時は、フレッシュフードやウェットフード、栄養価の高いペースト状のフードなどに変えて水分を摂らせるようにしましょう。また、水飲み場を何箇所かに増やしてみるのも有効です。

暑い時期の猫の食欲不振とは?

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暑い季節になると、猫の食欲が減退することが一般的です。ただし、基礎疾患がある場合、食欲不振は病気の兆候である可能性もあるため、慎重に検討するべきです。それ以外の場合、突然の食欲不振は通常、夏バテが原因です。

猫は暑い季節に強いと思われがちですが、実際には四季を通じて適切なケアが必要です。食欲不振の場合でも、状況を注意深く監視することが重要です。

  • 好きなものしか食べない(おやつしか食べない)
  • 一口も食べない
  • 少しずつなら食べる

季節による体調の変化や普段の食欲などには、猫ごとに個体差があります。少しでも食べている限りは心配は少ないですが、全く食べない場合は、動物病院に相談する必要があるでしょう。

食欲不振は一時的なものかどうか?

ドライフードを食べ残すようになった場合、水分を補給できるウェットフードを試してみることをおすすめします。ウェットフードは口当たりが良く香りも良いため、食欲不振の猫に適しています。ペーストタイプや水煮タイプなど、ウェットフードにはさまざまな種類がありますので、猫の好みに応じて与えてみてください。

新しいフードで食欲が戻る場合、心配は少ないでしょう。しかし、食欲がますます減退するようであれば、早急に対処が必要になります。

猫の食欲不振を判断する目安とは?

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猫が何日も食事を摂らないのは、異常な状態です。もし猫が一日を通して何も食べない場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。特に夏の暑い時期には、食欲不振は避けたい問題です。猫は食事に関して気まぐれであることがよくあり、食欲不振かどうか見分けるのは難しいこともあります。そのため、飼い主は猫の食べない期間がどれくらい続いているか、他にどんな症状があるかを注意深く観察するようにしてください。

食欲不振だけでなく、嘔吐や下痢の症状が加わってくる場合、何らかの症状が進行している可能性が高いでしょう。早めの診察と対処が、猫の健康にとって重要です。

愛猫の食欲の変動具合を観察して!

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夏になると、猫の食欲が不安定になることがよくあります。これは暑さのせいで、ごく自然なことです。暑さ対策をしっかり行い、猫に口当たりの良い食事を提供して、様子を見ましょう。しかし、もし猫が涼しい場所にいても食べない場合、状況は異なります。そのような場合、動物病院でアドバイスを受けるべきです。

食欲の変動は通常、数日で改善しますが、食欲不振が続くと他の症状も現れることがあります。注意深く観察し、猫の全身の状態が悪化しないよう早めに対処することが大切です。

不安なときは迷わず動物病院へ!

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夏バテによる食欲不振は、猫がぼんやりとした様子を示すことがあります。猫に急激に多くの水分を摂取させないように気をつけましょう。香りの良いウェットフードに変えてみて、ゆっくりと食べられるように見守ります。しかし、食欲不振が数日間続く場合は、獣医に相談したうえで適切な処置を施してもらうようにしましょう。

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UCHINOCO編集部

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