キャバリアのドッグフード、どう選ぶ？フード選びで注意するポイントとおすすめフード15選

キャバリアは性格が穏やかで子どもにも優しい子が多いとされ、多くの家庭になじみやすいことから人気の高い犬種と言われています。しかし、遺伝的にリスクの高い病気があるなど、健康面ではいくつか注意も必要です。病気のすべてをフードで予防することは不可能ですが、フード選びや与え方によって起こり選る病気のリスクを減らすことは可能です。

キャバリアは、遺伝的に心臓の病気を発症しやすいとされています。また、太りやすく、短頭種ならではの病気やトラブルも想定しておかなければなりません。耳や目、皮膚の病気など、毎日の健康管理と対策が大切になります。

肥満になりやすいキャバリアのフード選びでは、主原料が良質な肉もしくは魚であることを確認しておきましょう。タンパク質は筋肉や被毛、皮膚など体をつくる源となる、重要な栄養です。タンパク質が少ないものは、おのずと炭水化物の比率が高まり、肥満につながりやすくなってしまいます。

良質なタンパク質かどうかは、主原料の欄を見ればある程度わかります。「何の動物の肉なのか」が明確であることが重要です。

脂質は犬の健康に欠かせない栄養のひとつですが、多すぎるものは肥満につながります。成分値をみて、脂質量が14％以下のものを選ぶのが良いとされています。一般的に、脂質が高いものほど嗜好性が高まると言われているため、あまりにも脂質が低すぎれば食い付きが悪くなる可能性もあり、注意が必要です。

オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸は、必須脂肪酸の一種です。皮膚の健康や毛並みの維持に役立つ栄養として知られており、実は総合栄養食の多くに含まれています。しかし、栄養成分表への記載義務がないことから、実際は含まれていても記載されていないケースがあります。

成分表にこれらの栄養がどのくらい含まれているのかきちんと記載されていれば、安定した配合が期待できるものとして、安心感も高まるでしょう。

動物・鶏・魚のお肉と自然食材だけで作られた高品質なナチュラルフードです。成犬からシニア犬まで与えることが可能。人工着色料や人工香料は使用されていません。低アレルギーの食材をメインにしており、高たんぱく低カロリーであることから、ダイエットが気になる子やアレルギーの心配がある子にも与えやすいですね。心臓サポートにつながる栄養も豊富です。

アガリクス茸という免疫アップが期待される食材が含まれていて、グルテンフリーな点も特徴です。病気を起こしやすいとも言われるキャバリアにとって、免疫力アップはとても大切なポイントですね。脂質はやや高めなので、与えすぎには注意が必要です。

主原料はチキンとサーモンで、手作りのごはんのような安全性を追求して作られていて、食い付きの良さにも定評があります。ドーナツのような独特の形状をしており、噛む力が弱くなってきた子にも与えやすいでしょう。

もともとの犬の食性を考えて作られた、肉類をたっぷり配合したフードです。鶏肉や七面鳥、鶏の心臓、レバーなどが含まれていて、必要な栄養は食材からとれるように考えられています。

ロイヤルカナンのドッグフードは、それぞれの犬種の特徴や必要性の高い栄養を考えて作られている点が特徴です。キャバリアのためのフードもあり、心臓の健康維持や肥満、皮膚・被毛の維持などに考慮してあります。主原料は米や鶏・七面鳥などで、キャバリアが食べやすい形状の粒となっています。

人間も食べられるレベルのお肉とお魚を使った、無添加のフードです。自社工場で製造したものをそのまま発送するため、出来立ての新鮮な状態で届きます。7種類のバリエーションがあり、それぞれ使用されている食材は異なります。アレルギーがあって食材の制限をしている場合も安心でしょう。

鳥取県の大山どりを使用して作られているフードです。大山どりは、大きな山のふもとで綺麗な空気と綺麗な水で育ち、専用の飼料で育てられているため品質は常に高い状態をキープ。個別に冷却して栄養分をできるだけ損なわないようにしながら、ドッグフードに加工されています。

低カロリー、犬にとって必要な栄養がたっぷり含まれている鹿肉で作られたフードです。ダイエットフードではありませんが、肥満が気になる子にもおすすめです。 できるだけ栄養を損なわないように配慮して製造されていて、全年齢・全犬種に対応しています。

世界的に知られるウェルネスのフードは、優れた栄養バランスが特徴です。主原料が白身魚であり、お肉にアレルギーのある子でも食べやすいフードとなっています。粒はやや大きめで、どちらかといえば歯の丈夫な子やしっかり噛んで食べる子におすすめでしょう。

完全無添加、国内の自社工場で作られている高品質なフードです。使われている材料は、人間が食べられる食材のみ。高たんぱくで低カロリー、低脂肪となっています。馬肉、野菜、馬肉、鶏肉から選ぶことができ、さらに小麦不使用のものもあります。

生食に限りなく近い、低アレルゲンの国産ドッグフードです。作りたての状態で届き、食材の自然で香ばしい香りが食欲をそそります。全年齢・全犬種に対応しており、多頭飼育の家庭にも使いやすいです。こちらは、お試しサイズでのパッケージとなっており、まずは少量から試してみたい方におすすめです。

運動不足になりがちな室内で飼育されている小型犬の健康を考えて作られているフードです。新鮮な鶏肉を第一主原料とし、新鮮な状態をそのまま加工しています。

優れた栄養バランスを求めて作られたフードです。動物栄養学の博士らが開発に携わっていて、心臓や皮膚、目などの健康に役立つ栄養もしっかり含まれています。主原料は、なんとスッポンが使用されており、ドッグフードではとても珍しい食材です。食い付きには好みがあるかもしれませんが、健康意識の高い飼い主さんを中心に注目されているようです。

自然由来の食材の使用と、素材そのものの美味しさの実現にこだわって作られているフードです。第一主原料はチキン生肉。厳重な低温管理により、鮮度を保ったまま美味しさを維持しています。小型犬の特徴に配慮して作られているため、食べやすさにもつながっています。

国産野菜を12種類配合、とても小さな粒で食べやすく、こぼれにくい形状をしたプレミアムフードです。馬肉、鶏肉、まぐろなどの厳選された食材は、人間が食べるものと同じ高品質なものであり、天然の風味だけで十分に食欲をそそります。

これまで、あまりドッグフード選びにこだわっていなかった方は、一度内容を見直してみてはいかがでしょうか。病気のすべてをフードでコントロールすることはできません。肥満などはフード選びや与え方で注意することが必要です。どんな食材が使われているのか、どのような栄養バランスになっているのか、確認してみましょう。