グレインフリーとは?
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まずは、グレインフリーとはどのようなものなのかを解説します。
また、グレインフリーのドッグフードの注意点についてもチェックしておきましょう。
穀物不使用
グレインフリーとは、穀物不使用を意味します。
つまり、グレインフリーのドッグフードは、穀物が使用されていないドッグフードだということです。
現在ペットとして飼われている犬は雑食ですが、本来は肉食動物です。
そのため、犬は肉を主食としなければ健康を維持することはできません。
しかし、安価なドッグフードには、原価率を下げるために穀物類が多く使用されています。
グレインフリーであれば穀物が使用されていないため、肉や魚の含有量が多いといえるでしょう。
グレインフリーの対象となる穀物
穀物類といっても、何を指しているのかわからないという人もいるでしょう。
一般的にドッグフードのグレインフリーとは、米と大麦、小麦、そしてトウモロコシの4つです。
これらの穀物類が使用されていなければ、グレインフリーのドッグフードといえるでしょう。
グレインフリーのドッグフードの注意点
グレインフリーのドッグフードは、穀物類が使用されていないため犬の身体に良いと考える人も多いでしょう。
もちろんグレインフリーのドッグフードは犬にとってメリットが多いですが、いくつかの注意点もあります。
まずは、肉や魚などの動物性たんぱくが多く含有されることによる、腎臓への負担です。
健康的な犬であれば問題はないですが、シニア犬や腎臓病の犬であれば、動物性たんぱくにより腎臓に大きな負担がかかってしまうでしょう。
また、グレインフリーのドッグフードは原価率が高いため、どうしても高価になってしまいます。
犬のことを思えば仕方ないかもしれませんが、毎日与えるものなので出費は嵩んでしまうでしょう。
グレインフリーのドッグフードのメリット
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グレインフリーのドッグフードには、さまざまなメリットがあります。
メリットや注意点を理解した上で、犬にグレインフリーのドッグフードを与えるかどうか検討してみましょう。
穀物アレルギーの心配がない
犬が穀物アレルギーを持っている場合は、グレインフリーのドッグフードは大きなメリットとなります。
穀物アレルギーを持つ犬が穀物の含まれたドッグフードを食べると、痒みなどのアレルギー症状が現れる可能性があるでしょう。
しかし、グレインフリーのドッグフードは穀物類が含まれていないため、穀物アレルギーを持つ犬であっても安心して与えることができます。
消化しやすい
グレインフリーのドッグフードには穀物類が使用されていないため、炭水化物が消化しにくい犬にとってはありがたいでしょう。
特に、お腹の弱い犬であればグレインフリーのドッグフードを与えることはメリットになります。
おすすめのグレインフリーのドッグフード4選
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最後に、おすすめのグレインフリーのドッグフードをご紹介します。
犬の穀物アレルギーに悩んでいるのであれば、一度与えてみても良いでしょう。
ネイティブドッグ プレミアムフィッシュ 低アレルゲン
主原料は魚と芋なので、穀物アレルギーに悩む犬にも与えられるでしょう。
食物アレルギーのリスクがある原料を、なるべく使用しないようにしています。
また、着色料も使用しておらず、天然由来の原材料を使用しているのも嬉しいポイントです。
ブリスミックス グレインフリー サーモン
K12(口腔内善玉菌)やアガリクス茸などが配合された、プレミアムドッグフードです。
人間が食べられるヒューマングレードの原料を使用しているため、安心して与えられるでしょう。
また、乳酸菌EF-2001やグルコサミン、コンドロイチンも配合しています。
カークランド ネイチャーズドメイン
AAFCO(米国飼料検査官協会)試験に適合した、グレインフリーのドッグフードです。
全年齢の犬に与えることができるため、成長に合わせてドッグフードを代える手間がありません。
サーモン&ポテトとターキー&ポテトの、2種類の味から選ぶことができます。
POCHI ザ・ドッグフード ベーシック ワイルドサーモン
グレインフリーのほか、グルテンやポテトなども一切使用していないドッグフードです。
脂質やカロリー、たんぱく質などがバランス良く含まれています。
また、犬が美味しく食べられるように、サーモン生肉を使用しています。
グレインフリーのドッグフードはよく考えて与えよう
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グレインフリーとは、穀物類を使用していないという意味です。
そのため、穀物アレルギーを持つ犬にグレインフリーのドッグフードを与えることで、アレルギー症状に悩む心配がないという大きなメリットがあります。
しかし、グレインフリーのドッグフードは腎臓への負担が大きかったり、心臓病のリスクが高くなるという説があったりするという注意点も挙げられます。
そのため、愛犬にグレインフリーのドッグフードを与える際は、よく考えてからにすると良いでしょう。
Native Dog(参照日:2023-06-14)
https://item.rakuten.co.jp/e48/614682/#614682
Dog Paradise +NYAN(参照日:2023-06-14)
https://item.rakuten.co.jp/dogparadise/4589602260181/
グッドマム(参照日:2023-06-14)
https://item.rakuten.co.jp/good-mam88/470974/
POCHI(参照日:2023-06-14)
https://item.rakuten.co.jp/pochi-tokyo/pod0100740-3000g/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。