グレインフリーとは何?おすすめドッグフードもご紹介

ドッグフードのパッケージに「グレインフリー」と記載されているものを見かけることはありませんか?グレインフリーと書かれていても、なんのことだか分かりにくいですよね。ここでは、グレインフリーとは何なのか、与えることのメリットやおすすめドッグフードをご紹介します。 2021年07月14日作成

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グレインフリーとは?メリットはあるの?

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ドッグフードを選んでいる時に「グレインフリー」という言葉を見かけたことはありませんか?

グレインフリー以外にも「グルテンフリー」「プレミアムフード」「ヒューマングレード」など、パッケージにはこのようなカタカナの謳い文句が表記されているものがたくさんあります。何やら良さそうな物という印象ですが、言葉の意味を理解するとドッグフードの選び方も変わるかもしれません。

今回は「グレインフリー」とは何なのか、解説していきます。

穀物を使用していないドッグフード

グレインフリーとは、穀物(グレイン)を使用しないで作られたドッグフードです。
穀物とは、とうもろこし、小麦、大豆、大麦などで、多くのドッグフードに使われています。

実は、犬の多くは炭水化物を消化することが苦手で、過剰に摂取することで消化不良を引き起こす可能性があるのです。また、穀物は過剰に摂取してしまうと、肥満にもつながります。

犬の理想的な食事バランスとして、高タンパク質低炭水化物がいいと言われています。
犬が健康に生活するためには、必要な栄養素がしっかり摂れるフードを選ぶことをおすすめします。

アレルギーに配慮している

グレインフリーは、アレルギーに配慮しているドッグフードと言えます。ドッグフードで使われることの多いとうもろこしや小麦は、アレルギー反応を引き起こしやすい食材でもあります。アレルギー反応としては皮膚のかゆみや赤み、フケ、涙やけなどが症状として見られます。

軽い症状であれば見逃してしまうこともありますが、重度の場合は体中をかきむしってしまうことや、下痢や嘔吐が続いてしまうこともあります。体をかきむしると炎症やひどくなり、皮膚疾患を引き起こします。下痢や嘔吐は体の水分が急激に減少してしまうため脱水症状を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

アレルギー体質の犬や穀物に対してアレルギーを持っている犬は、グレインフリーのドッグフードがおすすめなのです。

グレインフリーの選び方とは?

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ドッグフードにはたくさんの種類が販売されていますが、原産国や使われている原材料、栄養や品質は全て異なります。飼い主はその中から、愛犬とって最適なドッグフードを選ぶ必要があります。
ここでは、グレインフリーのドッグフードの選び方についてご紹介します。

原材料を確認する

原材料を確認すると、どのような食材を使用してフードを作っているか知ることができます。
メーカーのホームページなどでどんな食材を使用しているのか表記がされているものは安心できると言えます。さらに、ヒューマングレードと書かれているものであれば、人間が食べても問題ないレベルのものを使用しているということになります。

ドッグフードの中には、副産物やあまり栄養価が高くない食材を使用しているものもありますので、しっかり調べながら選ぶことをおすすめします。

添加物の有無を確認する

ドッグフードを選ぶ時には、添加物がどれくらい使用されているのかを確認しましょう。
添加物とは、酸化防止剤や保存料、着色料、香料などのことで、できるだけこれらの添加物が使用されていないフードを選ぶことをおすすめします。酸化防止剤は無添加もしくは天然由来のものを使用したフードを選ぶといいでしょう。

着色料は基本的に犬にとって必要ないものです。フードを色鮮やかにするのは犬のためではありません。使われていないものを選びましょう。

持病がある場合は、まずは動物病院に相談を

グレインフリーのドッグフードはアレルギー体質の犬におすすめですが、持病があり、かかりつけの動物病院で治療を行っている場合は、グレインフリーに変える前に相談するようにしましょう。

アレルギーはとても難しい病気です。何らかの治療を行っている場合は、フードを変更する前に獣医師にどんなフードに変えるのか原材料などを調べて指示を仰ぐことをおすすめします。

おすすめドッグフードをご紹介

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ドッグフードは毎日愛犬が口にするものです。できるだけ高品質なものを与えたいと感じることも多いのではないでしょうか。しかし、たくさんの中から選ぶのは大変です。
ここでは、おすすめのグレインフードをご紹介します。

ソルビダ グレインフリー オーガニックチキン 体重管理用

高品質なオーガニックチキンや厳選された野菜、フルーツなどを使用して作られているドッグフードです。高品質な原材料をバランスよく配合しているので、しっかり栄養を取ることができます。
穀物類は一切使用していないグレインフリーで作られているため、穀物に対してアレルギーを持っている犬でも安心して与えることができます。


ソルビダ グレインフリー オーガニックチキン 体重管理用

ナチュラルバランス アレルギー対応 ポテト&ダック

白米、小麦粉、とうもろこしなどの穀物だけでなく、牛肉、鶏肉、ラム肉などにもアレルギー反応を起こしてしまう犬におすすめのドッグフードです。じゃがいもとダック肉を主食成分として作られており、キャローラオイル、サーモンオイル、L-カルニチンなどの成分をバランスよく配合しています。
人工防腐剤、人工風味、人工着色料などは一切使用していないので安心して愛犬に与えることができます。


ナチュラルバランス アレルギー対応 ポテト&ダック

アカナ シングル グラスフェッドラム

穀物不使用、じゃがいも不使用、肉原材料は低アレルギーのラム肉のみを使用して作られているドッグフードです。原材料もわかりやすく説明されているので、何を使用して作られているのかわかり安心して与えられるのも特徴です。


アカナ シングル グラスフェッドラム

オリジン オリジナル

原材料に新鮮な肉、野菜を使用して作られているドッグフードです。フリーズドライの鶏、七面鳥レバーが使用されており、風味だけでなく、嗜好性も抜群です。新鮮で高品質な食材をバランスよく配合しているので、安心して愛犬に与えることができます。


オリジン オリジナル

犬の合ったドッグフードを選ぼう

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ここでは、グレインフリーとは何なのか、与えることのメリットやおすすめドッグフードをご紹介しました。
グレインフリーとは、犬の健康を考えて穀物を使用しないで作られたドッグフードです。穀物が含まれいているものでも問題なく食べることのできる犬もいますが、中には、アレルギー反応を起こしてしまうことがあります。

体をかゆがる、フケや脱毛が多い、目やにがすごいなどの症状に悩んでいる時は、一度食事の内容を見直してみるといいかもしれませんね。下痢や嘔吐などの症状が出ている場合は、早めにかかりつけの獣医師に相談しましょう。

参考サイト

P&LUXE (参照日:2021-06-22)
https://item.rakuten.co.jp/pluxe1/10007973/

ペットスペース ジョインアス (参照日:2021-06-22)
https://item.rakuten.co.jp/joinus/10000835/

グリーンドッグ(参照日:2021-06-22)
https://item.rakuten.co.jp/greendog/acanggl4-00/

トムキャット楽天市場店(参照日:2021-06-22)
https://item.rakuten.co.jp/tomcat/oj117110/

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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