ポメラニアンにおやつを与えるときの注意点は？どんなものを与えたら良いの？

おやつを喜んで食べているポメラニアンの姿を見ていると、つい色々なおやつをあげたくなったり、たくさんの量をあげてしまったりと、後から思えば「もうちょっと気を付ければ良かった」と後悔することもありますね。

市販の犬用おやつには、色々な種類があります。スーパーやドラッグストア、ペットショップなどでズラリと並んだおやつを見ると、色々と試してみたくもなるでしょう。

しかし、ポメラニアンの健康面を考えるなら、おやつの与え方や選び方にはいくつか意識したいポイントもあります。

硬すぎるおやつは、ポメラニアンの歯では噛み砕きにくいかもしれません。また、大きすぎるおやつは喉につまる可能性もあります。おやつを選ぶ際は、小型犬でも食べられるものかどうか確認をしましょう。

添加物すべてが悪いと決めつける必要はありませんが、添加物の中には食い付きを良くするためだけに使われているものもあります。また、着色料に関しては、見た目を良くするためだけに用いられることが多いため、これも犬にとっては不要でしょう。添加物によって消化吸収が悪くなったりアレルギーを起こしたりする子もいるため、基本的には無添加のものがおすすめです。

おやつは、しつけを行う際にもよく用いられます。そのため、おやつ自体に魅力がなければ、しつけも上手にすすまないかもしれません。愛犬にとって、おやつが楽しみになるように、2つか3つ程度のバリエーションをもたせて、日替わりで与えるのもおすすめです。

おやつは、あくまでも補助的に与えるもので、本来ならば適正量のフードだけでも全く問題はありません。しかし、おやつがしつけに役立つなど、便利な面も多いのは事実。あげすぎて肥満にならないように、ちゃんと管理することが重要です。1日の摂取カロリーのうち、おやつが占めるのはおおよそ10％まで、多くても20％にとどめるのが良いとされています。いくらおやつを好むといっても、栄養の偏りやカロリーオーバーなどが起こらないように注意する必要があります。

人間も食べることができる、高野豆腐のおやつです。この商品は3つの形状がセットになっていますが、単体での販売もあります。パピーには離乳食が始まった段階で与えることができ、シニアまで使えるのが嬉しいポイントですね。小型犬の場合、1袋で10日分程度が目安です。ちなみに、人間用としてお味噌汁の具や卵とじなどの料理にも活用できます。

完全無添加、モンゴルで育った馬の背すじで作られたおやつです。自然の食材で育った馬には抗生物質などが与えらていません。もともと低アレルゲン食材としても知られる馬肉は、犬用のおやつにもぴったりです。

それぞれが手作りで、無添加のおやつがよりどりみどり23種類の中から4つを選ぶことができます。硬さの目安を参考にしながら選んでみてはいかがでしょうか。飽きずに毎日新鮮な気持ちでおやつが楽しめそうですね。

スチームで下処理をした新鮮な国産の鶏肉が、そのままの状態で入っています。指でつぶしたり、そのままあげたりと、噛む力などを考えた上で適切な状態であげられるのが嬉しいポイントですね。フードのトッピングとしても重宝します。

ポリポリ食べられる、フリーズドライの納豆です。特有の匂いは、フリーズドライによってかなり抑えられており、においが苦手なワンちゃんや飼い主さんにもおすすめです。ナットウキナーゼはフリーズドライにしても失われることがないそう。

米粉、ブロッコリーの粉末、鹿肉の粉末をベースにして作られた、低カロリーのおやつです。グルテンフリーなので、アレルギーが気になる子にも選びやすいですね。無添加・無着色、保存料も使われていません。

鶏や馬、鹿などのジャーキー類やビスケット、野菜を使ったおやつなど、色々なバリエーションがあります。20種類の中から4つを選ぶことができ、歯の弱い子でも食べやすい形状も多いです。シニア犬の飼い主さんにもよく選ばれています。

熊本県の馬肉100％で作られた、馬肉ミンチのレトルトです。とっても贅沢なおやつですね。ウェットタイプなので、ふだんのフードのふりかけにして食い付きアップを狙うのがおすすめの使用方法です。食の細くなった子にあげてみてはいかがでしょうか。

豚の耳を乾燥して作られたおやつです。小型犬でも食べやすいように、細くカットしてあります。噛みごたえがあるので、しっかりと噛むのが得意な子や、噛んでストレス発散をしたい子にも良さそうですね。

手で簡単に折れる程度の、鮭のスティックです。添加物は一切不使用、食材のもつうまみが最大限引き立つように手間をかけて製造されています。鮭の皮の部分に含まれるコラーゲンや、魚のDHA・EPAなど嬉しい栄養がたっぷり含まれています。

カンガルーのお肉100％、低カロリーのおやつです。カロリーが気になる子にも与えやすいですね。カンガルーのお肉は低アレルギー食材としても知られています。

尿を酸性に保つキナ酸をたっぷり含むクランベリーを配合しており、膀胱炎の原因にもなる細菌の増殖を、尿を酸性に保つことで抑えやすくする効果が期待されます。また、プロバイオティクスによって腸のなかを整えて、お腹から健康をサポートしてくれるそう。

ササミを原料とした自然派のおやつです。パリパリとおせんべいのように食べることができます。添加物は使われておらず、チーズの他にも「おから」や「プレーン」、「緑黄色野菜」があります。チーズは、パピーにも人気が高いようです。

一般的なボーロの2倍～3倍の大きさの大粒のボーロです。指ではつぶすのが難しいですが、犬の歯ならサクッと簡単に噛み砕けます。すぐに口の中で溶けてくれるため、シニア犬でも食べやすいです。

お魚の形が可愛らしい、米粉やかつお節などで作られたクッキーです。ポメラニアンに与えるときは、手で割って小さくした方が食べやすいでしょう。

フード選びだけでなく、おやつの素材や形状にもこだわることは、愛犬の健康にもつながります。食い付きの良さは好みも関係してきますが、無添加のものでも喜んで食べてくれる美味しいおやつはたくさんあります。ぜひ、素材や形状にも着目して、安心してあげられるおやつを見つけてあげましょう。