ポメラニアンのドッグフード選びに注目すべきポイントとおすすめ15選

先天的な病気や体質は、フードで改善することは難しいものの、これから起こる病気を対策するためには、やはりフード選びも大事です。本記事ではポメラニアンがかかりやすい病気や健康面での注意点を知り、健康に配慮されたフードを選んであげられるようにしましょう。

ポメラニアンは、遺伝的に循環器系の病気にかかりやすいと言われています。また、骨や関節が弱く脱臼や骨折のリスクも高い犬種です。タンパク質は、健康的な体を作るためにもとても大切な栄養素となります。もちろん、心臓や骨、関節、皮膚などに関わってきます。フードを選ぶ際は、フレッシュな魚やお肉がしっかりと含まれているものがおすすめです。

ポメラニアンは、フワフワとした被毛が魅力の1つですが、ホルモン異常によって脱毛症になりやすい犬種でもあります。元気で艶のある被毛のためには、タンパク質はもちろん脂質も大事です。ただ、その量や質には要注意です。脂質を取りすぎると肥満や消化不良につながります。オメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸がバランス良く摂取できるものを選びましょう。

添加物がすべて悪いというわけではないという意見もありますが、アレルギーのある子や涙やけを起こしやすい子には、添加物ができるだけ含まれていないフードやアレルギーを起こす食品が入っていないフードがおすすめです。添加物は、フードの品質を保つために使われているケースもあるため、無添加のものを選ぶ際は期限内にきちんと食べきれるかどうかの判断も必要です。フードの量によっては、まとめ買いに適していない場合もあります。

ポメラニアンのために作られた、半生タイプのフードです。柔らかくて食べやすい、そして健康な被毛のことを考えてヒアルロン酸が含まれた食材を使っています。10パックごとの小分けになっており、歯の弱い子でも食べやすい形状なのが嬉しいですね。

ポメラニアンの豊かな被毛とデリケートな関節、腸の健康などさまざまな部分に配慮して作られたフードです。食べやすい大きさと食感で、しっかりと噛んで食べることで歯石の形成も抑えてくれます。生後8ヶ月以降、高齢期の子にもおすすめです。

こちらのメーカーは、犬種ごとに適した栄養バランスや食べやすさ、おいしさにこだわってフードを作っています。そのため、美味しく食べながら健康維持が期待できます。室内暮らしの犬の生活にも配慮し、脂肪分が調整されています。犬のための総合栄養食なので、適量を守れば他に何か加える必要もありません。

国産、自社工場で製造されている、完全無添加のドッグフードです。使用されている材料はすべて人が食べれるものとなっており、全犬種に対応しています。あらゆる添加物を使用せず、サプリメントも不使用。もともとオーナーの愛犬の皮膚炎を良くしてあげるために試行錯誤したフード作りが源となっています。

こちらも、ドッグフード工房のドライフードです。馬肉、鶏肉、野菜畑、小麦不使用、鹿肉の中から3つ選ぶことができます。完全無添加で全犬種に対応、味の好みがつかみづらい場合は気軽に試して反応をみることができます。これから健康を考えたフードに切り替えたいと考える飼い主さんにとっては、色々と試すことができて便利です。

日本の住環境を考慮した、日本のポメラニアン専用のドッグフードです。毎日に必要な栄養がバランス良く配合されており、代表的なアレルゲンとなる食材は使われていません。高齢期を迎えたポメラニアンにおすすめです。

コンドロイチンやグルコサミンを、熱を加えずにそのまま配合。骨や関節の弱いポメラニアンのことを考えて作られています。また、目や肌の健康にも役立つ成分が入っています。

サーモンを主原料とした、穀物不使用のフードです。皮膚や毛づやが気になるポメラニアンにおすすめ。食物アレルギーで食べられる食材が制限される子にもおすすめです。魚、ラム肉、鹿肉、アヒル肉などがメインとなったものもあります。

ニュージーランドの豊かな土地でのびのびと育った動物のお肉が使われています。本当に必要な原材料のみ、厳選して配合しており、穀物類は使われていません。ラム&サーモン、グラスフェッドビーフ&サーモン、ラム&レバー、グラスフェッドビーフ&レバー、カンガルーといった種類もあります。

アメリカの権威ある犬用雑誌「ホールドッグジャーナル」にて、その品質の高さはお墨付きのフードです。1歳～7歳までの小型犬のために作られており、室内犬のために消化の良さにもこだわっています。食材はすべて人間が食べられるものばかり、特定の食材の蓄積によるアレルギーを回避するために、複数のタンパク質をバランスよく配合しています。

こちらも、アーテミス社のドッグフードです。ダイエットが必要、もしくは肥満傾向にある小型犬のために作られており、骨や関節の健康にも役立ちます。他にも、さまざまな年齢や体調に合わせてフードが選べるよう、豊富なバリエーションとなっています。

衛生と鮮度の管理を追求し続ける場所で育った馬のお肉がふんだんに使われたフードです。人間でも食べられる食材のみ使用しており、鶏肉や牛肉にアレルギーのある子にも食べやすい馬肉。小麦やグルテンも不使用です。消化の良さにも配慮し、小型犬から大型犬まで食べやすい形状になっています。

小麦やコーンなど、アレルギーを引き起こす可能性のある素材を使わない、グルテンフリーのドッグフードです。皮膚の弱い子や皮膚の健康が気になる子にぴったり。国産で無添加、チキン・鹿・サーモンの3種類の中からメインのものを選ぶことができます。さらに、使われているすべての食材の農薬の量も極力減らし、安全性を追求しているのも特徴です。

体重5kg以下、超小型犬のためのドッグフードです。着色料は無添加で、柔らかめの小粒は小さな犬でも食べやすい形。２種類の味のバリエーションがあり、飽きっぽい偏食しがちな子にもぴったりです。50gずつの小分けパックになっていて、毎回つくりたてのような美味しさが味わえます。

ポメラニアンの関節や皮膚、被毛、お腹、眼などの健康のことを考えて作られた、専用のフードです。ウェルケアの犬種別シリーズは、それぞれの犬種の特徴を踏まえて適切な栄養バランスが配合されています。国産の総合栄養食の中から選びたいと考える飼い主さんにもおすすめです。

今回は、ポメラニアンのためのドッグフード選びに役立つ情報と、おすすめのフードをご紹介しました。ポメラニアンの中には偏食をして本当に気に入ったものしか口にしない、推奨の摂取量よりも少ない量で満足してしまうなどのお悩みもあるかもしれません。しかし、だからといって食い付きの良さだけを見てフードを選ぶのは不十分です。

ポメラニアンのためのフードを選ぶ際は、ぜひ体質や犬種のことを十分に考慮しながら決めていきましょう。お試しサイズやセットなど、気軽に試せるものもありますので、好き嫌いの激しい子にはそういったものから試してみるのも良いですね。