犬が救急車や消防車のサイレンを聞いて遠吠えをするのはなぜ?理由を解説

犬が救急車や消防車などの緊急車両のサイレンを聞いて、遠吠えをすることがあります。
なぜ、犬はサイレンの音を聞いて遠吠えをするのでしょうか?
この記事では、犬が救急車のサイレンを聞いて遠吠えをする理由や対処方法を解説します。 2023年08月11日作成

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犬が遠吠えをする理由とは?

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そもそも、犬の遠吠えにはどのような意味が込められているのでしょうか?
まずは、犬が遠吠えをする理由を解説します。

犬同士のコミュニケーション

犬の遠吠えには、犬同士のコミュニケーションの意味があります。
犬の祖先といわれるオオカミは、群れの仲間に何かを報告する際に遠吠えをします。
「自分はここにいるよ!」や、「ここに敵がいるよ!」など、群れで行動をするオオカミに必要な情報を遠吠えによって共有しているのでしょう。
また、自分たちの群れ以外のオオカミに対して、「ここに自分たちがいるぞ」と縄張りの主張をしていることも考えられます。
オオカミの名残からか、犬も遠吠えをすることがあるのです。

ストレス解消

犬が遠吠えをするのは、ストレス解消の意味もあります。
人間も、ストレスが溜まった時に大声で叫ぶと、ストレス解消になるでしょう。
犬も同様に、飼い主のコミュニケーション不足や運動不足などで溜まったストレスを遠吠えによって発散しているのです。

飼い主に構ってほしい

犬は、飼い主に構ってほしい時にも遠吠えをすることがあります。
ですが、遠吠え自体に飼い主に構ってほしいという気持ちが込められているわけではありません。
過去に何らかの理由で犬が遠吠えをした時に、飼い主が構ってくれた経験があるのでしょう。
犬はさまざまな経験から学習するため、犬にとって遠吠えは飼い主に構ってもらう手段になっている可能性があります。

犬が救急車や消防車のサイレンを聞いて遠吠えをする理由は?

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それでは本題である、犬が救急車や消防車のサイレンを聞いて遠吠えをする理由をご説明します。
愛犬が突然オオカミのように遠吠えをするのは、何か理由があるのでしょう。

サイレンの周波数が遠吠えに似ているから

犬が緊急車両のサイレンを聞いて遠吠えするのは、サイレンの周波数が犬の遠吠えに似ているからだと考えられています。
先述したように、遠吠えは犬同士のコミュニケーションです。
どこかで犬の遠吠えが聞こえたら、思わず犬も遠吠えをしてしまいます。
それと同様に、遠吠えに周波数が近いサイレンの音を聞いた時に、犬はつい遠吠えをしてしまうのでしょう。

家族に危険を知らせるため

先述したように、救急車のサイレンの音は犬の遠吠えと周波数が似ています。
また、その中でも危険を知らせる時の周波数に似ているといわれています。
犬は救急車のサイレンの音を聞いた時に、遠吠えをして飼い主に危険を知らせているのでしょう。
もちろん飼い主に危険はないですが、犬が遠くにいる飼い主に懸命に危険を察知させようとしているのであれば、愛らしく感じてしまうものです。

遠吠えが癖になっている

犬が救急車のサイレンの音を聞いて遠吠えをすることが、癖になっている可能性もあります。
過去に救急車のサイレンの音を聞いて遠吠えをしたら、スッキリと晴れやかな気持ちになったのかもしれません。

認知症

もしも犬が救急車のサイレンやほかの犬の遠吠えに反応するわけではなく、何もない時にも遠吠えをするようになった場合は、認知症を疑う必要があります。
犬の認知症は、昼夜問わずに部屋中を歩き回ったり遠吠えしたりする症状が挙げられます。
また、飼い主からの呼びかけに反応しないのも、認知症の症状のひとつです。
犬に遠吠え以外の異変がみられた時には、注意したほうが良いでしょう。

犬が救急車や消防車のサイレンを聞いて遠吠えする時の対処方法

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犬を集合住宅などで飼っている人は、愛犬が遠吠えをすると近所迷惑になることもあるでしょう。
最後に、犬が緊急車両のサイレンを聞いて遠吠えする時の対処方法をご紹介します。

無視をする

犬がサイレンの音を聞いて遠吠えをするのは本能的な理由であることが多いため、やめさせることは難しいでしょう。
もしも叱るなどをして無理やりやめさせようとすると、犬と飼い主の信頼関係に溝ができてしまう可能性があります。
そのため、犬が緊急車両のサイレンを聞いて遠吠えする時のもっとも良い対処方法は、無視をすることです。
たしかに近隣住人への迷惑になるかもしれませんが、本能的な行動を止めることはできません。
また、もしも犬が飼い主に構ってもらおうとして遠吠えをしている場合でも、無視をすることが効果的です。
飼い主が反応してしまうと、犬は何度も飼い主に構ってもらうために遠吠えをし続けるでしょう。

日頃から構ってあげる

犬の遠吠えを予防するために、日頃からしっかりと犬を構ってあげることが大切です。
犬とコミュニケーション不足にならなければ、犬がストレス解消のために遠吠えをすることはなくなるでしょう。
また、犬とのコミュニケーションのために散歩やドッグラン、おもちゃでいっしょに遊ぶなどをしていれば、運動不足も解消されるはずです。
さらには、日頃から構ってあげることで、犬の異変にも気が付きやすくなるでしょう。
犬の認知症などの異変は、早期発見が重要です。
犬とのコミュニケーションで遠吠え予防や病気の早期発見に繋がる可能性もあるのであれば、飼い主として見過ごすことはできないでしょう。

犬が遠吠えをするのは本能によるもの

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犬が救急車や消防車のサイレンを聞いて遠吠えするのは、本能によるものです。
そのため、しつけによって予防するのは難しいでしょう。
遠吠えに周波数が似ているサイレンの音を聞いて犬が遠吠えすることを無理やりやめさせるのは、犬との信頼関係に溝ができてしまう可能性もあります。
しかし、日頃から遠吠えが癖になっている犬に対しては、しつけも効果的です。
犬の遠吠えに反応せずに無視を徹底することで、サイレンの音以外で遠吠えをすることは少なくなるでしょう。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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