ハムスターの砂浴びが必要な理由や頻度を解説！ハムスターの砂浴びに必要なアイテム5選

野生のハムスターは地下に巣穴をほって生活をしている動物です。ハムスターはきれい好きな動物で、トンネル状の巣穴の中に食料の部屋、トイレの部屋、寝床の部屋を区別して生活をしています。

野生のハムスターは砂漠や岩場のような砂が多く気温の高い環境で暮らしていたため、毛が水に濡れてしまうと乾きにくく、体温を奪われてしまいます。

そのため、きれい好きなハムスターは水を浴びることはせずに、砂を浴びることで体の汚れを落としているとされています。ハムスターが砂浴びをするのは本能で行っているということになります。

ハムスターが本能的に砂浴びをすることはわかりましたが、砂浴びを必要と思ってするときにはどんな理由があるのでしょうか。

ハムスターは体を清潔に保つために砂浴びをします。本能的に水浴びをしないハムスターは砂を浴びることで、体温を下げることなく体についたダニや寄生虫などを取り除いています。

野生のハムスターは異性にアピールする際に、砂浴びをして身だしなみを整えていました。その名残で現在も本能的に砂浴びをすると言われています。

ハムスターはストレス発散のために砂浴びをするとも言われています。人間でもお風呂に入ってリフレッシュしてストレス発散をする場合もありますよね。同じような理由で、ハムスターも砂を浴びて体をキレイにしてリフレッシュすることで、ストレス発散をしているとも言われています。

ハムスターは固体や性格、体調により異なりますが、基本的には毎日砂浴びを行うものです。

砂浴び場がケージ内になく、別で用意する場合は、毎日ハムスターを砂浴び用の器に移してあげて、1日2時間までと時間を決めて砂浴びをさせてあげましょう。

ハムスターが砂浴びをするのに必要な容器には、プラスチック製のものが多く市販さ入れています。プラスチック製の容器は軽くて洗いやすく、安価なのがメリットですが、毎日使っているとにおいが取れにくくなるというデメリットもあります。

ガラス製や陶器の容器であれば、においが付きにくく、熱湯での消毒も可能です。そのため、汚れやにおいに対してしっかりと対策することができます。容器の清潔さを優先させたい場合はガラス製または陶器の容器がおすすめでしょう。

容器のサイズは、ハムスターが思いっきり砂浴びができるように、深めのサイズのものを選んであげましょう。

浅い容器を使用する場合は、ハムスターが掻いた砂が飛び散らないように蓋ができるものを用意しましょう。底面が丸みを帯びているものを使用すると、入れる砂の量が少なめでもしっかり砂浴びできます。

三角型なのでケージのコーナーに設置できる砂浴び用の容器です。容器の上部にクリアカバーが付いていて、ケージ内に砂が飛び散らないように設計されています。ゆったりとした大きさなのでどの種類のハムスターでも使用することができます。出入口が星型なのと、デコレーションシールがついているのでケージの中で可愛く目立ちます。

こちらの容器は陶器で出来ているため、丈夫で長持ちします。陶器のため、熱湯消毒ができにおいや汚れをしっかりと消してあげる事ができ清潔に使用できます。陶器がカラフルなので可愛い砂浴び容器です。ゴールデンハムスター用なので、ゴールデンハムスターより小さいサイズのハムスターならゆったりと使用できそうです。

ドワーフハムスターなどの小型のハムスター用の砂浴び場です。砂が飛び散らないような高さに設計されていて、ケージの中に砂が飛び散りにくくなっています。透明なので中でハムスターがどのような行動をしているか確認することもできます。また、砂の掃除に便利なスコップ付きなのでお掃除も楽です。

小型のハムスターから大型のデグーまで使用できる、小動物用の砂浴び用の容器です。入口が小さめに作られているので体についた砂が外に散らばりにくく、掃除が簡単です。思いっきり転がれる内部空間で大好きな砂浴びが楽しめる置き型タイプの砂浴び容器です。天井のキャップを閉めると密室になるので、ケージの掃除中などの一時避難をさせるのにちょうどいい容器でもあります。

小さなハムスターの体に合わせた細かい砂を使用し、加熱処理された砂浴び用の専用の砂です。ハムスターは湿気に弱く、細かく乾いた砂を好みます。細かい粒子がしっかりと身体の汚れやにおい、虫などをからめとってくれるので、ハムスターの砂浴びにはもってこいです。

今回はハムスターの砂浴びについてまとめてきました。ハムスターは砂浴びで体の清潔を保つ、きれい好きな動物だということが分かりました。ハムスターが満足するまで砂浴びができるような環境を作ってあげるために、ハムスターのサイズに合った砂浴び場を用意してあげましょう。