ハムスターを水槽で飼える?水槽飼育のポイントや注意点をご紹介

ハムスターを飼う上で、ケージ選びはとても大切です。
しかし、手に入りやすくお手入れも簡単そうな水槽でハムスターを飼ってみたいと考える人もいるでしょう。
この記事では、ハムスターを水槽で飼っても大丈夫かどうかや、水槽飼育のポイントをご紹介します。 2022年11月09日作成

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ハムスターを水槽で飼っても大丈夫?

出典:https://www.shutterstock.com/

まずは本題である、ハムスターを水槽で飼っても大丈夫かどうかについてご説明します。
併せて、ハムスターを水槽で飼育するメリットやデメリットも見てみましょう。

ハムスターを水槽で飼っても大丈夫!

結論から言うと、ハムスターを水槽で飼っても問題ありません。
むしろ、ハムスター好きの中で水槽は定番といっても過言ではなく、お手入れもしやすく入手も簡単なため、重宝されていることが多いです。
ただし、金網タイプのケージと異なるメリットやデメリットもあるため、それらをきちんと理解して水槽で飼うかどうかを判断すると良いでしょう。

ハムスターを水槽で飼うメリット

ハムスターを水槽で飼う一番のメリットは、保温性に優れている点でしょう。
寒さに弱いハムスターを飼う上で、温度や湿度の管理はとても大切です。
金網タイプのケージは通気性が良いというのはひとつのメリットですが、寒い時期になると通気性の良さがデメリットとなり、ケージ内が寒くなる傾向にあります。
しかし、水槽であれば金網タイプのケージよりも保温性に優れているため、ペットヒーターの熱も外に逃げにくいでしょう。

また、外の音が聞こえにくいのも、ハムスターにとっては大きなメリットです。
ハムスターは大きな音がストレスに感じてしまうため、水槽の遮音性は嬉しいポイントでしょう。

ちなみに、金網タイプのケージよりもケージ内部が見やすく、ハムスターの様子が見やすいという点もメリットとして挙げられます。
ハムスターの様子が見やすいのは、体調の変化にも気が付きやすいはずです。

ほかにも、脱走しにくい、掃除がしやすいなどのメリットがあります。

ハムスターを水槽で飼うデメリット

ハムスターを水槽で飼うメリットは多いですが、当然デメリットもあります。

一番のデメリットは、保温性の高さから水槽内の温度や湿度が上がりやすい点でしょう。
保温性の高さはメリットでもありますが、暑い時期は水槽内に熱がこもりやすいです。
そのため、梅雨の時期や夏場は水槽内の温度や湿度管理を徹底する必要があります。

また、金網タイプと異なり壁を登ることができないため、運動不足になりやすい点もデメリットでしょう。

ほかにも、ガラス製の水槽であれば割れたときにハムスターが怪我をするリスクがあったり、金網タイプのケージに比べて重かったりするデメリットが挙げられます。

ハムスターの水槽飼育のポイント・注意点

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次に、ハムスターの水槽飼育のポイントや注意点を解説します。
ハムスターが快適に過ごせるように、さまざまな工夫をしてあげましょう。

温度・湿度管理をする

先述したように、水槽は室内に熱がこもりやすく、それがメリットでありデメリットでもあります。
そのため、水槽内に温度計や湿度計を設置して、常に一定の温度や湿度を保てるようにしましょう。
ハムスターが快適に過ごせる温度は、20℃~26℃だといわれています。
寒い時期であればペットヒーター、暑い時期はエアコンなどを使用して、常に一定の室内環境にしてあげましょう。

突然手を入れない

水槽は金網タイプのケージと異なり、上からしか飼い主の手を入れることができません。
ハムスターは、突然上から人間の手が降りてくると、恐怖を感じることもあるでしょう。
そのため、突然水槽内に手を入れないようにする必要があります。

落ちにくい場所に設置する

ハムスターを飼う上で当然のことですが、水槽は落ちにくい場所に設置しましょう。
金網タイプのケージでもハムスターに危険が及びますが、ガラス製の水槽であれば安定感がある反面、落ちたときに割れてハムスターが怪我をする可能性があります。

水槽タイプのハムスター用のケージ4選

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最後に、水槽タイプのハムスター用ケージをご紹介します。
これらの水槽であれば、ハムスターが快適に過ごせるでしょう。

600ハムスターHIGH

幅60cmの、広々とした環境でハムスターを飼える水槽です。
これほどのサイズがあれば、大きめの回し車や寝床を入れても、十分に運動スペースを確保できるでしょう。
通気性に優れた穴付きのフタが付いているのも、嬉しいポイントです。


600ハムスターHIGH

エーハイム グラス水槽 ej-60

この水槽も、幅60cmの広めの水槽です。
ハムスター用に作られたものではないですが、ハムスターでも十分に飼うことができるでしょう。
また、滑り止めのマットが付属されているため、水槽が落ちて割れる心配もないでしょう。


エーハイム グラス水槽 ej-60

GEX 60センチ水槽

幅60cmの水槽に、メッシュのフタがセットになった商品です。
フレーム付きの水槽は、フレームレスの水槽に比べると軽くて持ち運びがしやすいのもポイントです。
十分な広さがあるため、ゴールデンハムスターなどの大型種でも問題なく飼うことができるでしょう。


GEX 60センチ水槽

飼育容器 スーパー特大 クリア

幅50cm、奥行35.5cmと、奥行もある水槽です。
プラスチック製のため、扱いやすい点が大きなメリットといえるでしょう。
ガラス製の水槽に比べると価格も安価で、買い替えやすいのもポイントです。


飼育容器 スーパー特大 クリア

ハムスターを水槽で飼うのは環境作りが大切

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ハムスターを水槽で飼うのは、多くのメリットがあります。
しかし、優れた保温性というメリットは、季節によってはデメリットにもなるため注意が必要です。
ハムスターを水槽で飼うのであれば、メリットやデメリットをきちんと理解した上で、ハムスターに快適な環境を用意してあげましょう。

参考サイト

petyasan.com(参照日:2022-10-11)
https://item.rakuten.co.jp/heaven/3592/
https://item.rakuten.co.jp/heaven/820856/

charm(参照日:2022-10-11)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/10948/
https://item.rakuten.co.jp/chanet/185369/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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