ハムスターを水槽で飼育するときに必要な8つのアイテム

水槽は四方を囲まれているので、一般的なハムスターのケージより暖かさを保つ事を出来ます。
ハムスターは非常に寒さに弱い生き物です。冬などはきちんと保温してあげないと、最悪の場合死んでしまう事もあります。

暖かさを保つ事の出来る水槽は、ハムスターにとっても居心地の良い空間なのです。
ハムスターの種類によって暑さに弱いものもいるので、適切な温度を保ってあげましょう。

水槽のケージは、檻のような隙間の多いタイプのケージに比べて周囲の音を遮断してくれる効果があります。
ハムスターは聴覚が優れており、ちょっとした音にも敏感に反応します。
そのため隙間のあるケージだと、生活音などがうるさくてハムスターにストレスを与えてしまう場合があるのです。

水槽ならガラスが音を軽減してくれるので、ハムスターも落ち着いて過ごすことができるのです。
音に敏感なので、水槽のガラスを叩いたり、家電製品のそばに置いたりしないようにしましょう。
また、床に直接置くと足音が響いてしまうので、テーブルや棚の上に置きましょう。

檻のケージに飼っている方は、ハムスターがいつの間にか脱走している！という場面にあったことがあるのではないでしょうか。
水槽のケージなら、ハムスターが通れる隙間がないので、脱走しにくくなります。
しかし、完全に密封すると息が出来なので、空気穴を忘れずに作ってあげましょう。

ケージは定期的に掃除をして、衛生的に保ってあげましょう。
水槽は掃除するにもそのまま水洗い出来て、余計な凹凸もないので、掃除する方もストレスが少なく済みます。

ハムスターは寒さだけではなく暑すぎるのも苦手な、デリケートな動物です。
温度と湿度の管理をしっかりとしてあげましょう。
温度差があるとショックで倒れてしまう事があるので、部屋の温度は常に一定に保つ事が大切です。

温度計を設置して、室温は20度を下回らないようにし、室温は40～60％にするのが理想です。
夏はエアコンと除湿器で調節して、冬はペットヒーターや湯たんぽや毛布などを水槽に入れてあげましょう。

水槽では周りがつるつるしているので、ケージを登ったりして運動する機会が減ってしまいます。
その対策として、運動できる回し車を置いてあげるなどして、ハムスターが運動不足にならないように気を付けましょう。

ケージは大きくて広いほどいいです。ハムスターは小さい体ですが、運動量が非常に多い動物です。
ゴールデンハムスターやキンクマムスターなど、体の大きなハムスターなら、目安は幅60cm × 奥行き45cm × 高さ30cmです。こちらの種類は縄張り意識が非常に強いので、別々のケージで飼うのがおススメです。

ジャンガリアンハムスター ロボロフスキーハムスターのようなドワーフハムスターのケージの目安サイズは、幅45cm × 奥行き30cm × 高さ25cmです。
複数のハムスターを飼う場合も、目安の1.5倍ほどの大きさのものを選ぶようにしましょう。
ただし、オスとメスを同じケージで飼う場合、繁殖力が強いので気を付けましょう。

中が見やすいノンフレームガラス水槽です。
幅60cm × 奥行き30cm × 高さ36cmと、どのタイプにもおススメの大きさになっています。
上面にガラスの蓋を置いた状態でも四隅に4cmほどの空気穴があります。
ガラス蓋は二枚式でガラス蓋受けとマットも付いてきます。

水槽で飼育するなら運動不足解消のために必ず設置してあげましょう。
こちらは音が静かで夜に使っても気になりません。
軸が背中に当たる心配もなく、奥行きが広く足元もフラットなので、ハムスターも喜んで使ってくれるでしょう。

さらに着脱も簡単で、汚れてもホイールを丸洗いできるので清潔に保てます。
使い方もスタンドにセットしたり、ストンドにセットしたまま背中のキスゴムをガラス面に吸着させて設置できます。

床材は必ず敷いてあげましょう。
歩きやすくするため、巣穴を掘らせるため、保温のためなど様々な目的があります。
こちらは天然モミ材を適度な大きさにフレーク加工して、粉ホコリを取り除いた床敷材です。
床材はハムスターの体が隠れる程度に、高さ3cmくらいを目安に敷き詰めてあげてください。
潜るのが好きな子はさらに多めに敷いてもいいでしょう。
最低でも月一回のペース取り替えてあげましょう。

ハムスターの巣箱は入り口が狭く、適度に広いものにしましょう。
こちらはデザインも可愛いですね。ナチュラルな雰囲気なのでどこにおいてもオシャレです。
肌触りが優しい天然木を使用していますので、ハムスターがかじっても安心です。

お手入れの簡単な床無タイプで、隅々まで洗えるので清潔も保てます。
また、屋根も丸太型でハムスターが登りやすいカーブになっています。

置き型の給水器で水槽の場合はのこ商品が便利です。陶器製なので安定感があり、水槽でもケージでも場所を選びません。
飲み口がハムスターに丁度いい高さとなっており、中のボトルをかじらない様に陶器のが入れ物がしっかりガードします。
個体によっては結構な量の水を飲みますので、いつも新鮮な水を用意してあげるようにしましょう。

こちらはケージのコーナーに置けるトイレです。砂の飛び散りを防ぐカバー付きでケージ内を清潔に保つ事が出来ます。
屋根があるのでハムスターも安心してトイレができます。ゆったりサイズで体の大きいハムスターも使用できます。
そしてトイレの中には砂を引いておきましょう。固まらないタイプの砂なら砂遊びも楽しめます。消臭に優れたものがおすすめです。

ハムスターのエサ入れは、高さが低めで食べやすいものにしましょう。
かじってしまうハムスターもいるので、こちらのようなセラミックの陶器製がおすすめです。

種類もオレンジ、キウイ、スイカ、カラフルと置くだけで鮮やかなエサ入れでケージの中も華やかになります。
ある程度の重量もあるのでひっくりえす心配もありません。
陶器製なので水洗い可能なので、常にきれいな容器でご飯を食べさせてあげましょう。

必要に応じてヒーターなどを入れて温度調節してあげましょう。まるで床暖房のように温めてくれます。
ハムスターのケージの下に敷くタイプなので、かじられたりしないので安心ですし、清潔にお使いいただけます。
電気代も1時間あたり約0.12 円 （1kWh=27円の場合）とリーズナブル。冬の寒い日が苦手なハムスターには必需品ですね。
快適に過ごせるように、常に温度を気にしてケージ内が適温になるように調節してあげましょう。

ハムスターを水槽で飼育するときの注意点をしっかり理解して、快適に過ごせるようにしましょう。
運動不足になりがちなので、回し車のほかにもいろんなおもちゃを用意してあげるのもいいですね。
ハムスターは繊細でデリケートな生き物なので、ストレスを感じさせないように大切に育てましょう。