ハムスターが懐くまでの期間は?種類・個体差・目安を知ろう
ハムスターが飼い主に懐くまでの時間は、個体により差がありますが、おおよそ2週間~2,3か月となります。
また、種類によっても差が生じますが、キンクマハムスターは人に懐きやすいとされている一方で、ゴールデンハムスターやチャイニーズハムスターは警戒心が強いとされているため、懐くまでに時間を必要とするかもしれません。
ハムスターを環境に慣らす!
ハムスターはとても警戒心が強く、賢い動物です。
早くなつかせようと、無理に触れると怖がってしまい、余計に強く警戒し慣れるまでにさらに長い時間がかかる場合があります。
可愛いハムスターと早く仲良くなりたいですが、飼い始めたばかりの頃は、人間や環境を警戒しているので、なるべく触れず、まずは新しい環境に慣らしてあげましょう♪
1週間ほどするとハムスターも新しい環境に慣れ、人間に興味を示すようになってきます。
興味を示し始めた頃は、まだまだ警戒をしているので、なるべく触れないようにします。
もしご飯を与える際に興味を持ち、手に近づいてきたら、手からハムスターにご飯を与えてみて下さい☆
さらに1週間ほどすると新しい環境にも慣れ、ハムスターから近付いてきてくれる事があります!ハムスターから近づいてくるようになったら、ゆっくりと慎重にコミュニケーションを取りましょう。

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ハムスターとのコミュニケーション方法!
ハムスターが環境に慣れてきたら、いよいよコミュニケーションを取ります!
ハムスターとのコミュニケーションは最初が肝心です。のんびりゆっくりと仲良くなるようにしましょう♪
早く仲良くなろうと、ハムスターを無理やりゲージから出したり、上から握るように触れたり、急にゲージの中に手を入れたりすると、ハムスターが驚きストレスを与えてしまい、触れられる事を怖く感じるようになってしまうので、絶対に禁物です。
ハムスターがゲージの外に顔を覗かせたり、人間に興味を持ち匂いを嗅いでいたり、ハムスターが自ら近づいてきたら、手の平を上に向けてゆっくりと近付け、まずは指先の匂いを嗅がせてあげましょう。
急に手や指を動かすと、驚いて指を噛まれたり、ハムスターが怖がり近づいてこなくなってしまう場合がありますので、ゆっくりと触れてあげましょう!
ハムスターが指に触れられるのが慣れてきたら、手の平にひまわりの種を置きハムスターが自ら近付いて来てくれるのを待ちます。
毎日手の平でひまわりの種を与えることにより、ハムスターの警戒心を解き、手の平に乗ってくれるようになります。

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仲良くなりたい!ハムスターをなつかせるコツ!!
ハムスターが自ら手に近づいてくるようになったら、人間に慣れてきた証拠です、次はいよいよ一緒に遊んであげましょう♪
ハムスターは一日中狭いゲージの中で過ごしているので、ストレスが溜まっている場合や、運動不足になっている事があります。
ハムスターの運動不足を防止する為や、一緒に遊べる楽しい場所を確保する為の遊具を作ってあげるのがお勧めです!
ゲージとは別に、滑り台や迷路を作った遊具を衣装ケースなどに作り、毎日遊ばせる事で、ハムスターが<この手の平に乗ると楽しい場所に行ける!>と感じ、手の平にも進んで乗ってくるようになります!
ハムスターはとても繊細なので、ゲージ以外の遊具で遊ぶ場合は長時間遊ばせてしまうと、疲労が溜まり逆にストレスを与えてしまう場合があるので、ハムスターの様子をこまめに確認するようにしましょう。
人の手に慣れてきたら次は、頭やお腹を優しく撫でてあげましょう♪
ハムスターがリラックスし、手の平や指を舐めたりするようになると、懐いてきた証拠です!!
懐いた後も強く触れたり、急に触れると驚いてしまうので、ハムスターにはゆっくり優しく触れてコミュニケーションを取るようにしましょう。
ハムスターと仲良くなる為には、進んでコミュニケーションを取る時間を確保し、信頼関係を築く事が重要です。
ハムスターはとても繊細なので、無理に触れたりすると、信頼関係をなくしてしまいます。優しく丁寧に触れてあげましょう♪
声かけ習慣で“飼い主声”を好きに
ハムスターは嗅覚に加えて聴覚の機能も優れているため、繰り返しの飼い主からの声かけ習慣で飼い主声を認識していく可能性があります。さらに、呼びかけと同時に餌を与えることで、飼い主の声が聞こえると餌がもらえ、飼い主の声がプラスの印象になっていくでしょう。
夜行性を活かす!タイミングを工夫して慣れやすくする
ハムスターは夜行性の動物なので、昼間は活動せず休息しています。夕方頃に少しずつ活動を始めるハムスターに声掛けをしながら、手の匂いをかがせて、おやつをあげることから距離感を縮めるようにしてみましょう。手から食べてくれるようになれば、ハムスターが懐いた証拠です。
懐いた後も大切!継続ケアと適度な距離感の保ち方
ハムスターは、無理に触れたりするなど人間がかまいすることでストレスを感じる動物です。ハムスターが自分から寄ってくれるのを待つことなど、ハムスターの様子を観察しながら、継続してケアを行い、その子のペースを尊重して適度な距離感を意識するようにしましょう。

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UCHINOCO編集部
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