犬のケージ飼いってどうなの?メリット・デメリットと快適な環境づくり

普段から愛犬を「ケージ飼い」にしている飼い主さんもいるでしょう。ケージ飼いには愛犬の安全を守るうえでさまざまなメリットがありますが、場合によってはデメリットもあるんです。本記事では犬をケージ飼いするメリット・デメリットとともに、愛犬が快適に過ごせる工夫についても解説します。 2026年01月04日作成

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愛犬をケージ飼いするメリットとは?

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愛犬の飼育スタイルの一つとして定番の「ケージ飼い」ですが、上手く活用すればさまざまなメリットがあるんです。
まずは、愛犬をケージ飼いする主なメリットについて解説しましょう。

目を離している間の事故を防げる

愛犬のケージ飼いは、飼い主さんが目を離している間の事故を防げるという大きなメリットがあります。
愛犬の性格にもよりますが、一般的に犬は好奇心旺盛で、気になるものがあれば何でも口に入れてしまう習性があります。
そのため、留守中に愛犬をリビングなどに放したままにしていると、イタズラや誤飲・誤食などの事故のリスクがあります。
ケージ飼いであれば、飼い主さんの留守中も愛犬はケージの中で過ごすので、他の部屋に入ってイタズラをしたり、事故に遭ったりすることを防げますよ。

愛犬が落ち着いて過ごせる

愛犬が落ち着いて過ごせる場所が作れるのも、ケージ飼いをする大きなメリットです。
特に犬は野生の頃だと穴倉で生活をしていた動物であったため、狭い場所にいると精神的に落ち着くとされています。
そのため、適度な広さのあるケージを用意しておけば、愛犬がくつろげる環境を整えられるでしょう。
人の気配や音などといった苦手なものがあるときに、咄嗟に愛犬が逃げ込める場所にもなりますよ。

来客時にも安心して待機させられる

来客時にも安心して愛犬を待機させられるのも、ケージ飼いのメリットです。
飼い主さんにとっては見知った人でも、愛犬にとっての来客はよく知らない人。
突然自分のテリトリー内にやってきたことで不安になってしまう子もいます。
また、来客の全員が必ずしも犬好きというわけではないので、突然の犬の登場にびっくりする人もいるかもしれません。
来客時の突然のハプニングや愛犬のストレスを防ぐうえで、ケージ飼いは効果的といえるでしょう。

愛犬をケージ飼いするデメリットとは?

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ケージ飼いにはさまざまなメリットがありますが、愛犬の行動を制限するものである以上、デメリットもあります。
実際に愛犬をケージ飼いする場合は、具体的なデメリットも理解しておきましょう。

ストレスが溜まりやすい

愛犬をケージ飼いする大きなデメリットが、ストレスが溜まる原因になる点です。
部屋で放しているときは違い、ケージの中だと愛犬は自由に動き回れません。
犬にとって運動は心身の健康維持に必要であり、ケージで過ごす時間が多くなると、運動不足によってストレスが溜まってしまいます。
精神的ストレスが溜まると周囲のものを噛む、無駄吠えが多くなるなどといった問題行動の原因になります。

トイレを我慢してしまう

愛犬がトイレをするのを我慢してしまうのも、ケージ飼いをするデメリットの一つです。
一般的に犬は綺麗好きな動物であり、自分のテリトリーは汚したくないという意識が強い傾向にあります。
トイレの場所やタイミングを決め、寝床から一定以上の距離がある場所で排泄をする子も多くいます。
そのため常にケージ飼いをしていると、愛犬が排泄をしたいタイミングにトイレへ行けず、トイレ自体を我慢したり、ケージ内で粗相をしたりすることがあります。
トイレを我慢するのは愛犬の体にとって負担であり、膀胱炎や尿路結石などのリスクが高くなります。

犬がケージで快適に過ごすための工夫・コツ

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ケージの中にいるときでも、愛犬には快適に過ごしてほしいですよね。
実はケージの選び方やレイアウトなどに配慮すれば、ケージ飼いでも愛犬がリラックスして過ごせる環境を整えられますよ。
ここからは、犬がケージで快適に過ごすための工夫・コツを解説します。

ケージ内に必要なものを揃えよう

ケージ飼いでも愛犬が快適に過ごせる環境を作るために、リラックスできるアイテムを揃えておきましょう。
寝床はもちろん、フードボウルや給水器なども設置しておくと、ケージで過ごしている間にお腹を空かせたときや、暑くて喉が渇いたときにもすぐ対処できます。
寝床については、愛犬がリラックスしやすい柔らかいものを用意しましょう。
ドーム型ベッドであれば寒い季節でも温かいですし、高さを抑えたベッドであれば子犬・シニア犬でもスムーズに乗り降りができるでしょう。

ケージのサイズは愛犬の体格に合わせる

ケージのサイズは、愛犬の体格に合わせた大きさのものを選ぶことをおすすめします。
「愛犬が過ごすケージは大きいほどいい」と考える飼い主さんは多いのではないでしょうか?
しかし、体格に対してケージが広すぎると愛犬が落ち着いて過ごせませんし、狭すぎても足を伸ばしてくつろげません。
ケージのサイズを選ぶポイントは「愛犬が立ち上がれるほどの高さ」「余裕を持って回れるほどの広さ」「横になってくつろげるほどの奥行き」の3つです。
以下に各犬種のケージサイズ目安をまとめていますので、参考にしながら成犬時の体格に合ったサイズを選びましょう。

≪【犬種別】ケージサイズの目安≫
・小型犬(チワワ、トイプードルなど):幅60×奥行45×高さ50cm程度
・中型犬(コーギー、ビーグルなど):幅90×奥行60×高さ65cm程度
・大型犬(ゴールデンレトリバーなど):幅120×奥行90×高さ90cm以上

寝床とトイレの場所はできるだけ離す

ケージ内に寝床とトイレを一緒に置く場合、愛犬の寝床とトイレの場所はできるだけ離して設置しましょう。
野生で暮らしていた頃の犬は、住処となる穴倉とトイレが近いと、排泄物のニオイによって天敵に気付かれてしまうリスクがありました。
野生の頃の名残として、犬は寝床の近くでトイレをしない傾向にあります。
寝床とトイレの場所が近すぎると、排泄自体を我慢してしまい、健康リスクにつながる場合もあります。
そのためケージに寝床とトイレを一緒に置く場合は、できるだけ離れた場所に設置するようにしてください。

家族が集まる場所にケージを設置する

ケージを置く場所は、できるだけ家族が集まりやすい場所を選んであげるとよいでしょう。
そもそも犬は群れで過ごす動物。
家族と一緒にいない時間が多いと孤独を感じてしまい、精神的ストレスにつながることもあります。
リビングや寝室などの家族が集まりやすい場所にケージを置いておけば、家族と一緒にいる安心感を与えられるため、ケージで過ごしている間も愛犬が孤独を感じにくくなりますよ。

犬をケージ飼いするときの注意点

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ケージは少なからず犬にとって窮屈に感じやすい場所であるため、実際にケージ飼いをする場合は注意すべき点があります。
ここからは、犬をケージ飼いするときの注意点について解説します。

ケージに入れっぱなしにしないこと

犬をケージ飼いする場合、一日中ケージに入れっぱなしにしないであげてくださいね。
いくら愛犬にとってのプライベートスペースとはいえ、ケージの中だと自由に動き回れないので、一日中過ごしているとかえってストレスになります。
そのため、必ず部屋の中で自由に過ごす時間を作ってあげましょう。
ケージに入れるのは留守番中や睡眠時などといった、飼い主さんがどうしても目を離してしまう時間帯だけケージに入れることが大切です。

ケージに対して悪いイメージを持たせないようにする

ケージ飼いをする際には、愛犬がケージに対して悪い印象を持たないようにすることも大切です。
犬をケージ飼いする場合、愛犬がケージに対して「落ち着く場所」「自分だけの場所」といったようにポジティブな印象を持つことが不可欠です。

そのため、しつけの罰としてケージに入れていると、ケージが「悪いことをしたときに入れられる場所」として認識されてしまいます。
危険な場所や怖い場所は、誰であっても長居したくありませんよね?
それと同じように、ケージが自分にとって嫌な場所というイメージが付くと、ケージに入れられている時間が愛犬にとってストレスになってしまいます。

多頭飼いの場合は個別にケージを用意する

複数のワンちゃんがいる家でケージ飼いをする場合、一頭ずつ個別にケージを用意してあげてください。
そもそも犬はテリトリーを持つ動物で、祖先にあたるオオカミと同じように縄張り意識が強い傾向があります。

テリトリーは犬にとって安心できる場所であり、何かあったときの避難場所。
自分のテリトリーに他の犬が入って来るとストレスになるだけでなく、他の犬との関係によっては吠えたり攻撃したりといった防衛本能が現れることもあります。
それぞれの犬が落ち着いて過ごす環境に整えるためにも、1つのケージで過ごす犬は一頭にすることが大切です。

こまめに掃除をする

愛犬をケージ飼いする場合は、こまめにケージ内を掃除してください。
特にケージ内に寝床とトイレを一緒にセットする場合、尿が飛び散ることでケージの床や犬用ベッドが汚れてしまうことも少なくありません。
お手入れを怠っていると、嫌な臭いが付着したりカビが発生したりする原因になります。
臭いもカビも、ペットの健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、日頃からしっかり掃除してあげてください。

ケージがより快適になるおすすめグッズを紹介!

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愛犬をケージ飼いする際には、より快適な環境を整えるためのグッズ選びも大切です。
ここからは、ケージがより快適になるおすすめグッズを紹介します。
気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。

ケージがより快適になるおすすめグッズ(1)ペティオ トイレのしつけが出来るドッグルームサークル

小型犬~中型犬向けに作られた、ワイドサイズの犬用ケージです。
出入口のドアとは別に、ケージ内にセカンドドアが付いており、寝床とトイレスペースを分けられます。
トイレトレーニング中のワンちゃんであれば、トイレスペースへ誘導してからセカンドドアを閉めることで、より効率的にトイレの場所を覚えてくれるでしょう。
高さは約70cmで体格の大きいワンちゃんも飛び出しにくくなっています。


ペティオ トイレのしつけが出来るドッグルームサークル

ケージがより快適になるおすすめグッズ(2)ペットアイ ポータブルケージ ダブル W カーキ

愛犬と一緒のアウトドアや災害時などに便利な、折りたたみ式の犬用ケージです。
そのまま1フロアとして広く使えば大型犬でもゆったりくつろげますし、ファスナーで2フロアに仕切れば寝床とトイレスペースを分けて用意できますよ。
本体は約3.9kgと軽量なので、リュックなどに入れて気軽に持ち運べます。
本体のサイドに給水ボトルホルダーが付いているので、ケージ飼いの際にもスムーズに水分補給できます。


ペットアイ ポータブルケージ ダブル W カーキ

ケージがより快適になるおすすめグッズ(3)iDOG fleur もぐれるラウンドベッド

ふわふわ素材で包み込まれる安心感を考えてデザインされた、犬用ベッドです。
ベッドの縁部分には綿がたっぷり入っているので、ケージで過ごしている間も愛犬が顎を乗せてリラックスできます。
底面には、滑り止めが付いているため、愛犬がベッドに飛び込んでもズレにくくなっています。
ベッドの色と合わせたブランケットも付いており、ボタンで付け外しが可能です。
気温や愛犬の好みに合わせてベッドのスタイルを変えられますよ。


iDOG fleur もぐれるラウンドベッド

ケージがより快適になるおすすめグッズ(4)おくだけ吸着ペットマット

裏面吸着加工でスムーズに設置できる、ペット用マットです。
ケージの中やフローリングなどに敷いておけば、歩き回る愛犬の足腰への負担を軽減できるでしょう。
マットはハサミで簡単にカットできるから、ケージの大きさに合わせてマットのサイズを調節できます。
マットの表面には撥水加工を施しているため、汚れてもサッと拭き取れるのも嬉しいポイント。
汚れてしまっても洗濯機で丸洗いできるから、ケージ内のお手入れも楽になりますよ。


おくだけ吸着ペットマット

ケージがより快適になるおすすめグッズ(5)アイリスオーヤマ フチもれしにくいトレーニングペットトレー

愛犬がトイレをした際によくある「フチ漏れ」を防ぐことを考えた、ペット用トイレトレーです。
市販のトイレシーツを取り付けた際にシーツの縁が立ち上がる構造になっているから、隙間からおしっこが漏れてしまうのを防げます。
シーツの裏側へおしっこが回らないので、トイレ後の掃除も簡単!
トレーの表面にはスノコが付いているから、ケージ飼いしている愛犬がトイレシーツを噛んだり引っ張ったりするのを防げますよ。
トレー本体には銀イオン配合の抗菌加工を採用しているため、臭いの原因となる菌の発生を防げるでしょう。


アイリスオーヤマ フチもれしにくいトレーニングペットトレー

ケージがより快適になるおすすめグッズ(6)ichise ペットドリンキングネオ

愛犬のケージやサークルに取り付けるだけで簡単に使える、犬用の給水器です。
水を入れるボトルは市販のペットボトルが利用でき、付け外しもワンタッチでできるからスムーズに水の交換ができますよ。
水量調節用パイプを取り付ければ水量を簡単に調節できるから、一気にたくさんの水を飲めない子犬やシニア犬も安心です。


ichise ペットドリンキングネオ

ケージがより快適になるおすすめグッズ(7)ペティオ TREATS LOVER ボーン

ケージ飼いしている愛犬のストレス発散にぴったりな犬用おもちゃです。
弾力のあるラバー素材なので、たくさん噛んでストレスを解消できます。
表面には凹凸が付いているから、おもちゃにデンタルジェルを塗っておけば、遊びながら愛犬のデンタルケアができますよ。
おもちゃの端にはおやつを入れられるスペースも!
愛犬のお気に入りのおやつを入れて与えれば、ケージで過ごしている間も夢中で遊んでくれるでしょう。


ペティオ TREATS LOVER ボーン

ケージの環境を整えて、愛犬が快適に過ごせるようにしよう!

出典:https://www.shutterstock.com

ケージ飼いは愛犬の安全を守るうえでさまざまなメリットがありますが、しっかり環境を整えてあげないとストレスの原因にもなってしまいます。
本記事で紹介した快適に過ごせるコツや注意点なども参考にしながら、愛犬がケージの中で快適に過ごせるようにしてあげてくださいね。

参考サイト

・Rakuten24ペット館(参照日:2025/11/11)
https://item.rakuten.co.jp/nyanzaq/4903588247606/

・ペット&ガーデニングライフ 楽天市場(参照日:2025/11/11)
https://item.rakuten.co.jp/pet-gardeninglife/4522620992078/

・IDOG&ICAT 楽天市場(参照日:2025/11/11)
https://item.rakuten.co.jp/idog/14044/

・Cdare 楽天市場(参照日:2025/11/11)
https://item.rakuten.co.jp/interior-cdare/san-ymat120/

・mon apet 楽天市場(参照日:2025/11/11)
https://item.rakuten.co.jp/dogland/311346/

・スリーピー楽天市場店(参照日:2025/11/11)
https://item.rakuten.co.jp/sleepybed/pdneo/

・Rakuten24(参照日:2025/11/11)
https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/4903588264771/

著者情報

西野由樹

生粋の犬好きなフリーランスWebライター。執筆のお供はコーヒーと愛犬のマルチーズ「こたろう」。
やんちゃな愛犬にちょっかいを出されつつ、今日も実体験・調査に基づいた執筆で、読んで楽しい記事づくりに勤しむ。

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