生後6ヶ月の犬におとずれる変化とは?

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生後6ヶ月は一般的に「犬の思春期」と呼ばれており、子犬と成犬の丁度中間にあたる時期です。
筋肉量も体力もどんどん増えていくだけでなく、乳歯から永久歯へ生え変わっていくことで、成犬に近いたくましい見た目になっていきます。
また、体だけでなく心も変化していくのが生後6ヶ月の特徴。
性成熟に伴ってホルモンバランスが変化することで、子犬の頃とは違った考え方を持つようになります。
例えばオス犬であれば、自分の縄張りを守ることを意識したり、自分がいる群れの上下関係を把握しようとしたりします。
メス犬の場合は初めての発情期(ヒート)を迎える子も多いので、神経質になることも少なくありません。
しかし見た目だけでなく、心も大人に近づいていくからこそ、子犬の頃とはまた違った深いコミュニケーションを楽しめるようになりますよ。
愛犬が生後6ヶ月を迎えたときに見直すべきポイント

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生後6ヶ月は心身ともに大きく変化していく時期だからこそ、普段の生活スタイルも愛犬の成長に合わせて今一度見直すことが大切です。
ここからは、愛犬が生後6ヶ月を迎えたときに見直すべきポイントを解説します。
食事
「毎日の食事」は愛犬の健康の要ですので、量や内容を見直すことが大切です。
子犬の頃に比べて、生後6ヶ月を迎えた犬は消化機能が成熟しつつあり、水分量が少ないフードも食べられるようになっていきます。
そのため生後6ヶ月を迎えたら、徐々にやわらかい離乳食からドライフードへ移行していくことが一般的です。
また一度に食べられる量も増えることから、子犬の頃に比べて一日の食事の回数が減る傾向にあります。
食事を与える回数は一日あたり2~3回程度を目安に徐々に減らすとよいでしょう。
毎日の運動量
生後6ヶ月を迎えたら、愛犬の健康のために毎日の運動量も見直しましょう。
子犬の頃はまだ筋肉や骨が成長していないことから、室内での軽い遊びだけで問題ありませんでした。
しかし、生後6ヶ月以降になると筋肉がどんどん発達していき、持久力も増えていくので、これまでの運動量だと運動不足になってしまう可能性があります。
そのため、毎日の運動量を少しずつ増やしたり、1回の散歩の時間を少し長めにしたりして、一日あたりの運動量を増やしていくことが大切です。
ワクチン接種
生後6ヶ月を迎えたら、定期的なワクチン接種で病気を防いであげることも大切です。
子犬の頃はお乳を通して母犬からもらった抗体に守られているため、ある程度病気から身を守ることができます。
しかし、母犬からもらった抗体は成長とともに効力が落ちていき、生後6ヶ月になるとほぼ無防備な状態に!
抵抗力が弱い状態のままにしていると、さまざまな感染症にかかるリスクが高くなります。
そのため、混合ワクチンや狂犬病予防接種などのワクチンプログラムで、しっかり愛犬を守ってあげてくださいね。
本格的なしつけ・トレーニング
愛犬が生後6ヶ月を迎えたら、一定のルールに従って本格的なしつけをしていく必要があります。
小さな子犬の頃は多少のやんちゃをしていても「可愛いからまぁいいか」と見逃していた飼い主さんも多いのではないでしょうか?
しかし、生後6ヶ月~1歳頃の犬は「第一次反抗期」と呼ばれる時期。
愛犬の自我が目覚めてくる頃とされているため、飼い主さんの指示を聞かなくなることも少なくありません。
また「遊んでほしい」「おやつが食べたい」といったわがままを伝えるために、飼い主さんに吠えたり噛みついたりすることもあります。
その場合、飼い主さんが根負けして愛犬のわがままを聞いていると「自分が吠えれば(噛めば)飼い主さんが言うことを聞いてくれる」と認識してしまい、成犬になってからも飼い主さんの指示を聞かなくなる可能性があります。
そのため、愛犬が吠えても反応しない・噛んだときには毅然とした態度で止めさせるといったように、根気強くしつけを進めていきましょう。
また、愛犬のしつけをする際には、必ず家族が同じルールを共有しておくことが大切です。
家族一人ひとりでしつけのルールが違っていると、愛犬はどのルールに対応すればよいか分からなくなります。
6ヶ月を迎えた愛犬に教えたい3つのしつけ・トレーニング

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生後6ヶ月の犬は、飼い主さんや他の人・動物との適切な関わり方を学ぶ大切な時期でもあります。
そのため、この間に基本的なしつけ・トレーニングをしておくことで、成犬になったときの問題行動や思わぬトラブルを防げますよ。
ここからは、生後6ヶ月を迎えた愛犬に教えたい3つのしつけ・トレーニングの方法を紹介します。
覚える速さは犬によって差があるため、失敗しても気にせず、根気強くトレーニングしましょう!
アイコンタクト
アイコンタクトは、全てのしつけの基本であり、愛犬とのコミュニケーションにおいて欠かせないアクションですので、しっかりトレーニングしておきましょう。
アイコンタクトを練習する前に、普段からごはんやおやつをあげる際に名前を呼ぶことを繰り返し、愛犬に「名前を呼ばれるといいことがある」という印象を持ってもらえるようにしておくことが大切です。
≪アイコンタクトのトレーニング方法≫
1.飼い主さんの近くで愛犬がリラックスしているときに、名前を1回だけ呼ぶ。
2.愛犬が飼い主さんに注目してくれたら、褒めてご褒美をあげる。
3.おやつを手に握り、愛犬に手の方へ注目させる。
4.愛犬がおやつに注目しているときに、名前を呼ぶ。
5.愛犬が飼い主さんに注目してくれたら、褒めてご褒美をあげる。
トレーニングに慣れてきたら、飼い主さんの近くにいるときだけでなく、おもちゃで遊んでいるときや散歩中など、さまざまなシーンで名前を呼んでみましょう。
どんなシーンでも、名前を呼ばれたらすぐ飼い主さんへ注目できるようになればOKです。
おすわり
基本的なしつけの一つである「おすわり」は、散歩中に待機させるときや、興奮する愛犬を落ち着かせるときなどに必要なトレーニングです。
犬にとって座ることは自然な動作の一つなので、飼い主さんの「おすわり」という指示の意味が「座ること」だというのを理解していません。
そのため、以下のトレーニングを繰り返しながら「おすわり=座ること」だということを教えてあげましょう。
≪おすわりのトレーニング方法≫
1.手におやつを持ち、立ったままの愛犬の鼻先へ近付ける。
2.愛犬が注目しているうちに、少しずつおやつを上へ持ち上げる。
3.おやつを見上げる際に、愛犬が腰を落とす体勢になるように、おやつを愛犬の頭の上へ移動させる。
4.愛犬がお尻を床に付ける瞬間に「おすわり」と声をかける。
5.愛犬が完全にお尻を床に付けて座ったら、しっかり褒めておやつをあげる。
待て・よし
アイコンタクトと「おすわり」ができるようになったら「待て・よし」にも挑戦してみましょう。
「待て」のトレーニングは、愛犬を落ち着かせるために必要なしつけです。
散歩中に急に飛び出したり、人や物へ飛び付いたりといった衝動的な行動によるトラブルを防ぐのに効果的ですよ。
最初は「待て・よし」の指示は出さず、長い時間「おすわり」をキープできるように繰り返しトレーニングしてから指示を覚えさせるのがポイントです。
≪「待て・よし」のトレーニング方法≫
1.愛犬の正面に立ち、おやつを手に持った状態で「おすわり」をさせる。
2.初回は「おすわり」をして1~2秒後に(愛犬が動き出す前に)手を開いておやつを与える。
3.何度か繰り返して「おすわり」を2秒間キープするのに慣れてきたら、毎回1秒ずつ時間を延ばして行う。
4.10秒程度「おすわり」をキープできるようになったら、次の回に「おすわり」の後に「待て」と声をかける。
5.「待て」の指示から10秒程度「おすわり」をキープできたらおやつをあげて褒める。
6.次の回には「待て」の指示を出した後、10秒経過したら「よし」の号令とともに、おやつを持った手を開き、愛犬におやつをあげる。
6ヶ月を迎えた愛犬のお世話におすすめのグッズを紹介!

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身体がどんどん大きくなるからこそ、子犬の頃に使っていたグッズでは対応しきれなくなることもあります。
だからこそ、愛犬が6ヶ月を迎えたら、普段使っているお世話グッズも見直してみましょう。
ここからは、6ヶ月を迎えた愛犬のお世話におすすめのグッズを紹介します。
6ヶ月を迎えた愛犬のお世話におすすめのグッズ(1)プラッツ パピーズチョイス ツインロープタグ
愛犬が初めて使うファーストトイとしても人気の犬用ロープ系おもちゃです。
ロープに丈夫で適度な弾力があるTPE樹脂を編み込んだことで、2種類の違った噛み心地を楽しんでもらえます。
歯をしっかり食い込ませて噛めるので、噛み癖がある子や生え変わりによって歯がむず痒くなっている子のストレス解消におすすめです。
ロープは歯磨き効果が期待できるので、愛犬のデンタルケアにも便利なおもちゃです。

6ヶ月を迎えた愛犬のお世話におすすめのグッズ(2)ペッツルート お米から作ったデンタルチュー
愛犬が安心して使えるように国産のお米から作られた、噛んで遊ぶ犬用のおもちゃです。
丸みのあるフォルムになっているので、愛犬が口に入れても歯や歯茎を傷めにくいのが嬉しいポイント。
先端は3つに分かれており、口が小さい子や短頭種もスムーズに噛んで遊べますよ。
本体はアーチ型で、床などに置いても本体のどこかが起き上がるデザインになっているので、愛犬が口でホールドしやすいですよ。
適度な硬さがあるだけでなく、歯が刺さることで少しずつ変形するから、噛み癖のある子も満足してくれるでしょう。

6ヶ月を迎えた愛犬のお世話におすすめのグッズ(3)ニュートロ シュプレモ 子犬用 小粒 1kg
厳選した自然素材を最適にブレンドした、ドライフードタイプのドッグフードです。
着色料・化学合成物・合成酸化防止剤を使っていません。
肉や魚を第一主原料にしたことで、従来の乾燥ミールとは違うおいしさを実現!
食べムラのある愛犬にも気に入ってもらえるでしょう。
リノール酸と亜鉛、オメガ3とオメガ6をそれぞれ適切なバランスで配合しているので、愛犬の皮膚や被毛の健康をサポートします。
かみ砕きやすい小粒タイプなので、歯の生え変わり時期にあたる生後6ヶ月の愛犬にもおすすめです。

6ヶ月を迎えた愛犬のお世話におすすめのグッズ(4)コノコトトモニ このこのごはん
全年齢・全犬種の食事に対応した、ドライフードタイプのドッグフードです。
直径7~8mmと小粒タイプなので、小型犬でも口に入れやすいサイズ感になっています。
一般的なドッグフードにありがちな、粒の形を均一にするための凝固剤が使われていないため、一粒一粒が歪な形になっているのが特徴です。
原材料にもこだわっており、高タンパクで低脂肪の鶏ささみや鹿肉、まぐろなどをバランスよく配合しているので、愛犬の成長に必要な栄養素を過不足なく摂取できます。
タンパク質の消化や吸収を助ける青パパイヤなども入っているので、健やかな毛並みをサポートします。
人間の食事と同レベルの国内専門工場で作られているので、品質や衛生面も安心ですよ。

6ヶ月を迎えた愛犬のお世話におすすめのグッズ(5)コーラルピーナ ファローリア ハーネス
頭を通さずに数秒で装着できる、小型犬~中型犬向けのハーネスです。
チェストストラップは幅広くサイズ調節ができるデザインなので、愛犬の成長に合わせてフィットさせられますよ。
ハーネス全面の生地は防水ポリマーを含む4層のソフトエコポリマーから構成されており、胸面には通気性のよいメッシュ生地を採用しているので、長時間の散歩でも快適に装着できるでしょう。
前足を通せば、後は背中側でワンタッチで装着できるから、一般的なハーネスを着けるのを嫌がる愛犬にもおすすめです。

6ヶ月を迎えた愛犬のお世話におすすめのグッズ(6)Hurtta ウォーリアハーネス
フィンランド発の人気ドッグウェアメーカーから登場した犬用ハーネスです。
首周りと胴周りのそれぞれが調整可能なので、犬の体格に合わせてジャストサイズに調整できます。
愛犬の体をやさしく包み込んでサポートできるように、分厚くクッション性の高いパットを採用。
喉元が広めに設計されているため、首や気管に負担がかかりにくくなっています。
ハーネスの両側のバックルは取り外しできるから、前足を上げなくてもハーネスの着脱がスムーズにできます。
ハーネス本体には3M社の反射テープが付いているので、夜間の散歩も安心ですよ。

6ヶ月を迎えた愛犬のお世話におすすめのグッズ(7)ペティオ TREATS LOVER ボール
適度な弾力のある噛み心地で、愛犬がストレス解消できるボール型おもちゃです。
ボールには所々に隙間が付いており、おやつを挟んでおけば知育トイとしても使えますよ。
隙間部分には凹凸もあり、デンタルジェルを塗り込んでおけば、楽しく遊びながらデンタルケアもできます。
生え変わりによって、歯がむず痒く感じているときにもおすすめの犬用おもちゃです。

6ヶ月を迎えた愛犬のお世話におすすめのグッズ(8)ドギーマン 考えて遊ぶ!学びのたまご
知的好奇心が旺盛な生後6ヶ月の愛犬にぴったりな、犬用知育トリーツおもちゃです。
カプセル型の本体に、お気に入りのおやつを入れておけば、愛犬が「どうやったらカプセルの中のおやつをゲットできるかな?」と考えながら遊んでくれます。
見えているのに、美味しい匂いもするのに取り出せない……という状況により、飽き性の子でも夢中になって遊んでくれるでしょう。
おやつの入れ方を変えれば、レベル1~4と難易度の異なる4つのステージを使い分けられるから、愛犬の成長段階に合わせて遊べるのもポイントです。
本体パーツは分解して丸洗いできるので、遊んだ後のお手入れも簡単です。

6ヶ月を迎えた愛犬のお世話におすすめのグッズ(9)ドギーマン コットンフォアーボール Sサイズ
太さのあるコットンロープを使った、噛み応えのある犬用のロープ系おもちゃです。
ボールを転がして「取ってこい」遊びをするだけでなく、ボール部分から伸びている4本のロープで、愛犬と一緒に「引っ張り合いっこ」で遊ぶこともできますよ。
接着剤を使わずに編んでいるので、愛犬が口に入れても安心。
遊んだ後は水洗いできるので、いつでも清潔にキープできます。
愛犬のストレス解消にはもちろん、遊びを通して飼い主さんと愛犬の信頼関係を深めたいときにもおすすめのおもちゃです。

6ヶ月を迎えた愛犬のお世話におすすめのグッズ(10)PULLER MINI フライングディスク
ヨーロッパやアメリカを中心に人気の犬用トレーニングおもちゃです。
輪っか状のデザインになっており「取ってこい」遊びや「引っ張り合いっこ」、フライングディスクのように「ジャンプ&キャッチ」の練習が一つでできますよ。
そのため、遊びを通して愛犬と飼い主さんの信頼関係を築いていけるでしょう。
弾力性に優れた素材で、遊んでいるときに愛犬の歯や歯茎を傷つけにくいから、安心して一緒に遊べます。

愛犬の成長に合わせたお世話・コミュニケーションを心掛けよう!

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生後6ヶ月になると犬も人間の子どもと同じように、それまでとは考え方も行動も少しずつ変化していきます。
少しずつ大人へ近づいているからこそ、ただ「可愛い」と甘やかすだけでなく、愛犬が過ごす環境を整えたり、成犬になったときに困らないようにしっかりしつけを行うことが大切です。
本記事で紹介したポイントやおすすめのグッズも参考にしながら、愛犬の成長に合わせたお世話やコミュニケーションを心掛けましょう。
・Relish 楽天市場(参照日:2025/12/08)
https://item.rakuten.co.jp/auc-relish/4979007703794/
・charm 楽天市場店(参照日:2025/12/08)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/297118/
https://item.rakuten.co.jp/chanet/264664/
・Rakuten24 ペット館 楽天市場(参照日:2025/12/08)
https://item.rakuten.co.jp/nyanzaq/4562358781711/
https://item.rakuten.co.jp/nyanzaq/4976555851489/
・コノコトトモニ 楽天市場店(参照日:2025/12/08)
https://item.rakuten.co.jp/konokototomoni/konoko-01/
・STORCH 楽天市場(参照日:2025/12/08)
https://item.rakuten.co.jp/storch/coralpina-faloria/
・1st Dog Cafe 楽天市場(参照日:2025/12/08)
https://item.rakuten.co.jp/1stdogcafe/10000655/
・Petio Online Shop 楽天市場(参照日:2025/12/08)
https://item.rakuten.co.jp/petio-online-shop/4903588264757/
・Starry shop-R 楽天市場(参照日:2025/12/08)
https://item.rakuten.co.jp/starry/puller01-001-170407/
著者情報
西野由樹
生粋の犬好きなフリーランスWebライター。執筆のお供はコーヒーと愛犬のマルチーズ「こたろう」。
やんちゃな愛犬にちょっかいを出されつつ、今日も実体験・調査に基づいた執筆で、読んで楽しい記事づくりに勤しむ。











