目つきが悪い猫には理由がある?野良ネコの表情に隠された本音

街のあちこちで見かける野良猫たちをよく見てみると、飼い猫とは違って「鋭い目つき」をしている子が多いと感じたことはありませんか?
実は野良猫たちの目つきが悪いのにはさまざまな理由があるんです。本記事では、そんな野良猫たちの目つき・表情に隠された本音について探っていきましょう。 2026年02月19日作成

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野良猫の目つきが悪く見える理由

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飼い猫に比べると、野良猫の場合は鋭い目つきで怖い雰囲気を漂わせる子が多い傾向にあります。
しかし、元野良猫で現在飼い猫として暮らしている子を見てみると、それまでの鋭い目つきから、穏やかな目つきで優しい雰囲気に変化していることがあります。
つまり、野良猫たちの目つきが悪く見えるのは、決して猫たちの性格が悪いからではありません。

それでは、どうして飼い猫と野良猫の目付きは違って見えるのでしょうか?
まずは、野良猫の目つきが悪く見える理由について解説していきましょう。

危険がいっぱいの生活環境で過ごしているから

野良猫の目つきが悪く見える最大の理由は、過酷な生活環境にあります。
飼い猫であれば暖かいお家の中で常に飼い主さんに守られている状態にあるため、天敵に襲われる心配がありません。

しかし外にいる野良猫たちには、守ってくれる家族も飼い主さんもいません。
何気なく道を歩いていると、猛スピードで走って来る車にはねられる危険がありますし、他の猫との縄張り争いに巻き込まれてケガをすることもあるかもしれません。
まさに一瞬の油断が命取りになる状況であることから、野良猫は生きていくうえで常に警戒心を解くことができません。
周囲に天敵や危険がないかを警戒・観察し続けるからこそ、野良猫たちの目つきは鋭くなっていくのです。

常にお腹を空かせているから

いつもお腹を空かせているというのも、野良猫の目つきが悪く見える理由の一つです。
常に命の危険にさらされている野良猫たちは、食べ物を見つけるだけでも一苦労。
飼い猫の場合は決まった時間に飼い主さんがご飯を用意してくれますが、野良猫の場合は自力でご飯を見付けなくてはいけません。
運が良ければネズミやゴキブリなどを狩ったり、ゴミ箱から生ごみをあさって食べたりなどをして食事を確保できますが、毎日必ず食べ物があるわけではありません。

また、狩りなどをする際には他の野良猫たちとの取り合いになるため、食べ物を確保するためにも競争に勝たなくてはいけないというプレッシャーもあります。
慢性的な飢餓による体への負担と、生存競争に対する精神的ストレスが野良猫の目つきを鋭くさせるといえるでしょう。

天候や気温の変化で負担がかかっているから

天候や気温の変化で体に負担がかかっていることも、野良猫の目つきが悪くなる原因になります。
天候や気温の変化による体への負担は、猫にとって生死に関わります。
特に野良猫は、自宅で雨風をしのげて常に室温管理をしてもらえる飼い猫とは違って、常に屋外で季節の変化にさらされている状態です。
夏の暑さで熱中症になったり、冬の厳しい寒さや大雨で体調を崩したりなどをして、なかには本当に命を落としてしまう子も少なくありません。
環境の変化による身体的ストレスを常に感じているため、野良猫の目付きが鋭くなると言われています。

人や動物に対する恐怖心によるもの

野良猫のなかには、人や動物に対する恐怖心から目つきが悪く見えることがあります。
特に元々飼い猫で、劣悪な飼育環境で過ごしていた子・元の飼い主から虐待を受けていた子などの場合、人間に対して心を閉ざしてしまっていることもあります。
その猫が抱える過去のトラウマによって、人や動物などといった恐怖の対象が近くにいると鋭い目つきで警戒したり威嚇したりする子も少なくありません。

ケガや病気を抱えているから

劣悪な環境で過ごしているからこそ、ケガや病気によって野良猫の目つきが悪く見えている可能性もあります。
野良猫たちは飼い猫のように、定期的にワクチンを接種して病気を予防することができません。
その結果、縄張り争いなどでできたケガが悪化したり、身体に付着したノミや雑菌などが増えることで病気になってしまったりする子もいます。
特に目もとは雑菌の繁殖によって目やにが溜まっている子が多く、結膜炎などの炎症が起こることで目つきが悪く見える場合があります。

野良猫が安心して暮らすためにできることとは?

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過酷な環境に身を置き、常に命の危機にさらされている野良猫たち。
猫好きのなかには「何とかして野良猫たちを助けてあげたい!」という人もいるかもしれませんね。
ここからは、野良猫が安心して暮らすために私たちができることの一例を紹介します。

TNR活動への参加

野良猫たちに関する代表的な活動の一つが「TNR活動」です。
「TNR活動」とは、「Trap-Neuter-Return」の略語であり、保護した野良猫に避妊・去勢手術を施してから、元々いた場所へ戻すことを指します。
辛い思いをする野良猫が今以上に増えないようにするだけでなく、その地域の人が責任を持って野良猫たちの健康管理を行う意味もあるため、野良猫が安心して暮らせる環境を整えられます。

里親探し活動をする

自分が里親になることができなくても「里親探し活動」を行うだけでも野良猫たちの幸せにつながります。
里親探しの方法は地域の動物病院や動物愛護団体などに相談するだけでなく、近年はSNSや里親募集サイトなどに投稿する方法もあります。
辛い思いをしている野良猫が、幸せにしてくれる新しい飼い主さんと出会うきっかけになりますよ。

地域のルールに則って餌やりをする

十分な食事と水を提供することも、常にお腹を空かせている野良猫たちの幸せにつながります。
ただし、実際に餌や水を与える際には必ず各地域のルールを確認の上、マナーに従って行ってください。
あげた餌を長時間放置する・餌を置く場所を掃除しないなど、無責任な方法で餌やりをしていると、悪臭やゴミの散乱などによって近所の人へ迷惑がかかってしまいます。
各市区町村のホームページでは、野良猫に餌を与える際の注意点やマナーが記載されている場合もあります。
そのため「餌やりを通して野良猫たちを支えてあげたい!」という人は、一度お住まいの地域の餌やりマナーをチェックしておきましょう。

野良猫との距離を縮めるおすすめグッズを紹介!

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野良猫は一匹一匹で異なる経緯を持っており、保護やコミュニケーションにおいて心の壁を感じる人もいるでしょう。
そんなときには、野良猫との心の距離を縮められるグッズを活用してみませんか?
ここからは、野良猫との距離を縮めるおすすめグッズを紹介します。

野良猫との距離を縮めるおすすめグッズ(1)ニュートロ とろけるチキン&チキンレバー

主原料として厳選された自然素材100%使用した、ペーストタイプの猫用おやつです。
肉や魚などといった、厳選したたんぱく質を多く含む食材が使われているので、猫の健康をサポートできるでしょう。
また、一食分ずつスティック状に個包装されており、お皿に移すだけでなくそのまま与えることもできるので、より近い距離で猫におやつを与えられますよ。


ニュートロ とろけるチキン&チキンレバー

野良猫との距離を縮めるおすすめグッズ(2)セバ・ジャパン フェリウェイスプレー

猫が落ち着いて過ごせる環境を作るうえで便利な、猫用のフェロモンスプレーです。
猫のフェイシャルフェロモンであるF3に似せた成分である、F3類緑化合物を配合しています。
フェイシャルフェロモンのF3は猫の頬から分泌されるものであり、猫のテリトリー内にあるものや、その猫が慣れ親しんでいるものに対して「安心できる」というサインのためにこすりつけます。
そのため、段ボール箱やベッドなどといった、野良猫が雨風をしのげる空間に吹きかけておけば、やって来た野良猫が安心して過ごしてくれるでしょう。


セバ・ジャパン フェリウェイスプレー

野良猫との距離を縮めるおすすめグッズ(3)aoneco ねこ御守り

猫に対する愛をさりげなく主張できる、猫好きのための革製お守りです。
猫の毛並みをイメージした姫路レザーを採用しており、なめらかな手触りと上品な質感は年代や性別を問わず身に付けやすいデザインになっています。
お守り袋のなかにご守護カードが入っているため、大切な愛猫を守ってくれるでしょう。
神社の護符などを入れてお守り袋として使うだけでなく、自宅の鍵などの大切なものをしまう小物入れとしても使えますよ。

グッズ購入時には保護ネコ支援プロジェクトに参加できる寄付チケットが付いているのも特徴です。
QRコードを読み込んで入力することで、商品代金の約10%が保護猫のためのご飯や猫砂、ワクチン代などに使われるので、悲しい思いをする野良猫・保護猫を救う活動の支援につながりますよ。


aoneco ねこ御守り

野良猫との距離を縮めるおすすめグッズ(4)猫の友社 にゃんコテージ

簡単に組み立てできて壊れにくい、木製の猫用ハウスです。
適度な広さにデザインされており、中に入った猫がリラックスして過ごしやすいでしょう。
ハウスの所々に穴が開いており、猫が外の様子を簡単にチェックできます。
ハウスの上部は爪とぎ板になっているので、猫のストレス発散にもぴったりです。
爪とぎ板の床板には穴が開いていないため、たくさん爪とぎをしても研ぎカスが散らかりにくくなっています。


猫の友社 にゃんコテージ

辛い環境にいる野良猫たちに寄り添ってみませんか?

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野良猫の目つきが悪く見えるのには、猫たちを取り巻く生活環境や生存競争、心身の負担などといったさまざまな理由が隠されています。
目つきが悪いからといって「怖い」と避けるのではなく、猫たちが抱える不安や悩みを考えてあげることが、辛い思いをする野良猫たちが安心できる環境づくりにつながります。
本記事で紹介した、猫たちのためにできることやおすすめグッズも活用しながら、野良猫たちに寄り添ってみませんか?

参考サイト

・わんにゃんStyle 楽天市場(参照日:2025/12/23)
https://item.rakuten.co.jp/higopet/09857877/

・ペット犬猫療法食動物病院 楽天市場(参照日:2025/12/23)
https://item.rakuten.co.jp/doubutsunotame/v007562fleiway/

・おさいふやさん 楽天市場店(参照日:2025/12/23)
https://item.rakuten.co.jp/osaifuyasan/waj-aoneco-an048/

・猫の友社 楽天市場(参照日:2025/12/23)
https://item.rakuten.co.jp/nekonotomosya/nyancottage_hontai

著者情報

西野由樹

生粋の犬好きなフリーランスWebライター。執筆のお供はコーヒーと愛犬のマルチーズ「こたろう」。
やんちゃな愛犬にちょっかいを出されつつ、今日も実体験・調査に基づいた執筆で、読んで楽しい記事づくりに勤しむ。

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