猫の脱走防止に「ラティス」を使うメリットとは?

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猫の脱走対策にはさまざまな方法がありますが、その中でも身近なアイテムを活用したい方におすすめなのが「ラティス」です。
もともとはガーデニング用として使われるものですが、少しの工夫で猫の安全対策にも役立ちます。
まずは、ラティスを使うメリットについて詳しく見ていきましょう。
DIYで手軽に設置できる
ラティスの魅力は、誰でも簡単に設置できる手軽さです。
ホームセンターや通販サイトで手軽に購入できるうえ、木製タイプなら加工もしやすく、DIY初心者でも扱いやすいのが特徴です。
また、突っ張り棒や結束バンドを活用すれば、壁や床を傷つけることなく設置できます。賃貸物件でも安心して取り入れられるため、「手軽に始められる脱走対策」としておすすめです。
風通しが良く、圧迫感が少ない
格子のすき間から光や風が抜けるので、圧迫感がなく自然な開放感を保てるのも魅力の一つです。
さらに、木の温もりを感じるナチュラルなデザインは、部屋のインテリアやベランダの雰囲気にもよく馴染みます。
安全対策をしながら、見た目もおしゃれに整えられるのが嬉しいポイントです。
目隠し効果でプライバシーを守る
ラティスは脱走防止だけでなく、目隠しとしても役立ちます。
格子の間隔が細かいタイプや、羽板が斜めになった「ルーバータイプ」を選べば、外からの視線をほどよく遮ることができます。
猫が安心して過ごせるだけでなく、飼い主にとっても落ち着ける空間づくりに繋がります。
ラティスを使った猫の脱走対策アイデア

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ラティスは工夫次第で、家のさまざまな場所に脱走防止フェンスとして設置できます。
ここでは、「ベランダ」「窓」「玄関」「庭」の4つのシーン別に活用方法を紹介します。
ベランダでの対策
猫にとって外の空気を楽しめるベランダは魅力的ですが、脱走や転落の危険性が高い場所です。
ベランダでは、手すりの内側をラティスで囲うことで飛び出しを防止できます。
猫が乗り越えられないように、床から天井まで空間全体をすき間なく囲うのがポイントです。結束バンドや金具を使ってしっかりと固定しましょう。
さらに、ラティスの内側に転落防止用のネットを張っておくと、より安全性が高まります。
窓際での対策
「換気のために窓を開けたいけれど、猫の飛び出しが心配」という方も多いでしょう。
窓からの脱走を防ぐには、窓枠に合わせたサイズのラティスを立てて、フェンス代わりにする方法がおすすめです。
突っ張り棒を使って窓の内側にラティスを固定すれば、壁を傷つけずに設置できます。賃貸住宅でも安心して取り入れられます。
玄関まわりの対策
来客や宅配便の受け取り時など、玄関のドアを開けた一瞬のすきに猫が飛び出してしまうケースも少なくありません。
玄関まわりの対策には、ドアの前にラティスで仕切りを作る「二重扉」スタイルが効果的です。
蝶番(ちょうつがい)を使ってラティスを取り付ければ、開閉式のゲートとして使うことができ、玄関を開けても猫が飛び出す心配がなくなります。
庭・バルコニーでの対策
1階の庭やバルコニーでは、猫が敷地の外へ出ていかないための対策が必要です。
敷地全体をぐるりとラティスで囲み、専用の支柱やブロックを使って、地面にしっかり固定しましょう。
また、ジャンプ力のある猫が乗り越えられないよう、ラティスの上部に天井をつけて「ねずみ返し」のような構造にすると、脱走防止効果がより高まります。
ラティスを設置する時の注意点

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ラティスは猫の脱走防止に便利なアイテムですが、設置の仕方を誤ると、かえって猫が抜け出す原因になってしまうこともあります。
安全に使うために、次の4つのポイントをしっかり確認しましょう。
十分な高さを確保する
猫は身体能力がとても高く、自分の体の5倍ほどの高さまでジャンプできると言われています。そのため、中途半端な高さのラティスは簡単に飛び越えられてしまいます。
目安の高さは少なくとも1.5m、可能であれば1.8m以上の高さを確保しましょう。
ベランダやバルコニーでは、転落防止のために、天井までしっかり覆うように設置すると安心です。
猫が通り抜けるすき間を作らない
猫は頭さえ入れば、どんなに狭いすき間でも通り抜けようとします。
ラティス本体は、格子の間隔ができるだけ狭いもの(4cm角以下が目安)を選びましょう。
格子が広い場合は、目の細かいネットを内側に取り付けて補強するのがおすすめです。
また、ラティス同士の連結部分や、壁・床・天井との間に危険なすき間ができていないか必ず確認しましょう。
倒れないように固定する
設置したラティスが不安定だと、猫が寄りかかった際に倒れてしまい、ケガや脱走の原因になります。
設置の際は、ラティスがぐらつかないように、金具や結束バンドを使ってしっかり固定しましょう。
特に突っ張り式のアイテムは、使用しているうちに緩むことがあるため、定期的な点検が欠かせません。
また、屋外で使用する場合は、雨風や紫外線による劣化にも注意が必要です。
ラティス本体や結束バンドの状態をこまめに確認し、異常があれば早めに交換しましょう。
登るための足場を作らない
ラティスの近くに、猫が足場として利用できるものを置かないよう注意しましょう。
エアコンの室外機や物置、プランターなどがあると、それを踏み台にしてラティスを乗り越えてしまう危険があります。
設置後も、ラティス周辺の環境を定期的に見直し、安全な状態を保つようにしましょう。
おすすめのラティス関連アイテムを紹介
最後に、DIY初心者にも扱いやすく、猫の脱走防止に役立つアイテムを紹介します。
設置したい場所や目的に合わせて、自宅にぴったりのものを選んでみてくださいね。
格子ラティス
シンプルな格子状デザインのラティスです。
通気性が良く、見た目もすっきりしているため、圧迫感を与えません。格子の幅は約3cmと狭めで、体の小さな猫でも通り抜けにくい設計です。
豊富なカラーバリエーションから、ベランダやインテリアの雰囲気に合わせて選べます。

ルーバーラティス
ほどよい高さで目隠し効果を発揮するルーバータイプのラティスです。
羽板の向きを下向きにして設置すると、猫が爪をかけにくくなり、よじ登り防止にも効果的です。
プライバシーを守りつつ、ナチュラルでおしゃれな空間を演出できます。

つっぱり柱
床から天井までを突っ張ることで、柱を立てられるアイテムです。
壁や天井を傷つけずにラティスを固定できるため、賃貸住宅でも安心して使用できます。
柱にラティスを結束バンドで固定すれば、工具がなくても簡単にフェンス状の仕切りを作れます。

ゲート金具セット
開閉式のフェンスや扉を作りたいときに便利な金具セットです。
蝶番(ちょうつがい)と鍵付きの取手がセットになっており、ラティスと柱を組み合わせるだけで簡単にゲートを設置できます。
ロックをかけておけば、猫が自分で扉を開けてしまう心配もありません。

落下防止ネット
ラティスのすき間を補強するのに役立つ落下防止ネットです。
特に子猫や小柄な猫がいる家庭では、ラティスの内側に併用することで脱走防止効果を高められます。
丈夫な素材で、猫が噛んだり引っ掻いたりしても破れにくく安心です。

まとめ

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本記事では、ラティスを使った猫の安全対策のコツや、設置時の注意点について紹介しました。
ラティスは、脱走対策としての「実用性」と「デザイン性」を兼ね備えた便利なアイテムです。通気性が良く圧迫感も少ないため、猫にとっても飼い主にとっても、安全で快適な空間づくりに役立ちます。
設置の際は、猫が通り抜けられるすき間がないか、しっかりと固定されているか、周囲に登れる足場がないかを確認し、より安全性を高めましょう。
今回紹介したアイデアも参考にしながら、愛猫が安心して過ごせる環境づくりのために、ぜひラティスを活用してみてくださいね。
WOODPRO(ウッドプロ)(参照日:2025-11-12)
https://item.rakuten.co.jp/woodpro/8c40s898x1603/
igarden(参照日:2025-11-12)
https://item.rakuten.co.jp/igarden/i10382s2/
DIYをサポートする 住+(参照日:2025-11-12)
https://item.rakuten.co.jp/jyu-tus/jxo-11-2set/
一期一家具(参照日:2025-11-12)
https://item.rakuten.co.jp/disu/s-lvg4p/
THTECH(参照日:2025-11-12)
https://item.rakuten.co.jp/thtech/balconynet/
著者情報
白井むぎ
2人の子供を育てながらwebライターのお仕事をしています。
小さな頃から犬や猫のいる生活を送ってきたため、毎日ペットとの触れ合いが欠かせません。
休日に子供を連れて動物園や牧場へ出かけるのも大好きです。






