ハムスター用のおもちゃの種類や選ぶポイントとは？ハムスターが喜ぶおもちゃ6選

ハムスターは飼育のしやすさから家族に迎え入れやすいペットの代名詞ですが、とても繊細な動物です。本来、野生のハムスターは夜間に数十kmもの長距離を移動して餌を探し求める、とても運動脳能力の高い動物です。

ハムスターは運動不足になるとストレスが溜まり肥満になり、免疫が下がって病気になってしまうケースもあります。狭いケージの中でも適度に運動ができるストレスを解消できるおもちゃを用意してあげましょう。

また夜行性のため、夜におもちゃの音が大きいと人間の睡眠に支障をきたします。夜に遊んでも人間の睡眠の妨げにならない音が静かなおもちゃを選びましょう。

ハムスターのおもちゃのは、回し車、ボール、迷路、かじり木などさまざまな種類があります。

ハムスターの歯は一生伸び続けるのでおもちゃをかじることで歯を削り長さを調節しています。ハムスターの性格や好みにもよりますが、丈夫な素材を選ぶとおもちゃの破損等が少なくて済むでしょう。

壊すだけならともかく、破片などを飲み込んだり、とがった部分で小さな手をケガしたりと危険なこともあるので、ハムスターに合った材質のおもちゃを選んであげましょう。

ハムスターの運動用おもちゃといえば思い浮かべるのがホイール（回し車）です。ホイールはケージのワイヤー部分に部品で挟み設置するものが多いのですが、こちらのホイールは自立式です。

ワイヤー設置型だと高速で回転した際、ワイヤーがガタガタなり夜中は音が気になるので、自立式はケージ内の平らな場所に置いて使用するのでケージのワイヤーに振動が響かずにほとんど音は聞こえません。

また、こちらのホイールは中心の軸がホイール内にないためハムスターにかじられることがないため、安心です。

こちらのホイールはサイズが数種類展開されているのでお迎えしたハムスターの種類にあったサイズを用意してあげてください。

ハムスターの回し車にトンネルが付属した、アスレチック式の回し車です。円形のレールの上も走ることができいろいろな遊び方ができます。

同じメーカーのケージにジョイントで接続可能なため、狭いケージ内にホイールを置かず外に着けることもできるので、中のスペースに他のおもちゃを置くことができます。

ハムスターは穴の中で生活する習性があるので、トンネルなどの形状になっているおもちゃは喜んでくれるでしょう。ハムスターの大きさと穴の径をしっかり確認して用意してあげてくださいね。

ハムスターの歯は伸び続けるので硬いものをかじって歯を削り、長さを調整しています。こちらのかじり木は天然木材100％でできているため、安心してかじらせることができます。

木枠の角が多い形状で作られているため、かじりやすい角が多く長く使用できるのもうれしいポイントです。

キューブの木枠の中に木材でできたボールがあり少し動きます。ハムスターは中のボールが気になり夢中になってかじってくれるでしょう。

野生のハムスターは本来、土の中に穴を掘って生活をしています。土の中にいるような縦穴や横穴の空いた迷路のような楽しいおもちゃです。

透明なカバーでハムスターが中を行き来する様子が見られて、飼い主も楽しめます。

同じメーカーのケージとつなげて行き来させることができるので本来の穴の中で暮らすハムスターの習性を最大限に活かしたおもちゃです。

四方の角にマグネットがついていて、ボックス同士をマグネットの力でくっつけてジャングルジムのように積み重ねることができます。

ハムスターは穴が大好きなのでボックスの中を移動して楽しむことができます。また、このかくれんボックスは自然木でできているので、かくれんぼの最中にかじることにより歯を削ることができ伸びすぎを防止できます。

買い替え時はかくれんボックスの角がなくなってきたときですので気が付いたら新しいものに交換してあげましょう。

こちらのおもちゃはボールの中にハムスターを入れ、ハムスターがボールの中を歩きボールが転がるというおもちゃです。

ケージをお掃除する際など、ハムスターを一時的にケージの外に出しておきたい場合にこのおもちゃに入れてあげることで、ハムスターはボールの中で遊ぶことができ、どこかへ逃げてしまうこともなく掃除をすることができます。

ボール自体は頑丈な素材でできているので遊ばせていても安心で、透明度が高い素材でできているので中のハムスターの様子がよく見えるのでハムスターのかわいい姿がよく見えて飼い主も大満足のおもちゃです。

ハムスターは小さいですが、意外にも運動量の多い動物です。
ハムスターにもそれぞれ性格があるので一概には言えませんが、いろんなおもちゃ与えてみて、気に入って使ってくれるようであれば嬉しいですね。

また、実際にハムスターが使ってみて、安定性に問題はないか、かじっているものに害やケガをしてしまいそうな箇所がないかをこまめにチェックしてあげて、ストレスをためることがなくハムスターが快適に過ごせる空間を作ってあげましょう。