犬の老化のサインとは?
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まずは、犬の老化のサインを見ていきましょう。
これらのサインがみられたら、愛犬が徐々にシニア犬に近づいているということになります。
寝る時間が多くなる
犬の老化のサインとしては、寝る時間が多くなる点が挙げられます。
特に、いままでは活発に動き回っていた昼間も寝ていることが多くなるでしょう。
また、大好きだったおもちゃやおやつにも興味が示さなくなることも、老化のサインです。
運動を嫌がるようになる
犬の大好きなことといえば、散歩と食事です。
しかし、犬は年齢を重ねることで散歩を嫌がるようになります。
これは、老化により足腰が弱くなったためです。
歩くこと自体はシニア犬になっても大好きでしょうが、足腰が痛むことから歩きたくても長時間歩くことは難しくなるのでしょう。
犬が散歩やいっしょに走り回ることに乗り気でなくなった時は、シニア犬になってきたと考えなければなりません。
口臭が強くなる
犬によっては、年齢を重ねることで口臭が強くなることもあります。
これは歯周病によるもので、シニア犬の多くは歯周病を発症するといわれています。
老化により歯周病の進行が早くなることもあるため、日頃からしっかり歯磨きをすることが大切です。
食事を残すことがある
シニア犬になると、大好きな食事を残すことがあります。
これは、内臓機能の老化により胃酸の分泌量が低下することが原因だといわれています。
しかし、日頃から積極的に運動をしている場合は、シニア犬であっても食べ残すことはないでしょう。
運動不足のシニア犬ほど、食事を残すことが多くなります。
犬が8歳を超えたら気を付けたいこと
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次に、犬が8歳を超えたら気を付けたいことについて解説します。
愛犬がいつまでも健康でいられるように、飼い主としてできる限りのことをしましょう。
温度や湿度に気を付ける
シニア犬になると、体温調節が難しくなります。
そのため、部屋が暑かったり湿度が高かったりすると、シニア犬の体調不良に繋がります。
一般的には犬が快適に過ごせる温度は23℃前後、湿度は50%前後だといわれているため、エアコンや加湿器などを利用して温度や湿度を一定に保つようにしましょう。
また、外の気温にも配慮する必要があり、暑い時期は早朝や夜、寒い時期は日中などの過ごしやすい時間帯に散歩をすることをおすすめします。
定期的に健康診断を受ける
シニア犬がいつまでも健康的に過ごせるように、定期的に健康診断を受けさせると良いでしょう。
愛犬に健康診断を受けさせることで、身体に異常があってもすぐに見つけることができます。
どんな病気でもそうですが、早期発見・早期治療が大切なので、年に最低でも1回は受けさせるようにいましょう。
また、理想は年に2回以上の健康診断です。
ドッグステップを設置する
シニア犬になると足腰が弱くなるため、いままでは問題なく上っていた階段や段差もつらくなります。
また、ソファなども上り下りすることで足腰へ負担がかかることから、ドッグステップを設置してあげると良いでしょう。
ドッグステップがあれば、段差の上り下りでも足腰に負担がかかりにくくなります。
シニア犬におすすめのドッグフード4選
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シニア犬の健康を維持するには、毎日の食事も大切です。
最後に、シニア犬におすすめのドッグフードをご紹介します。
アカナ シニアレシピ
シニア犬のために、動物性たんぱく質を多く含んだドッグフードです。
原材料の65%に鶏肉や白身魚などが含んでおり、シニア犬の筋肉の健康維持が期待できます。
また、穀物類やじゃがいもなどは一切使用していないため、穀物類アレルギーの犬にも安心して与えることができるでしょう。
ファーストチョイス 高齢犬 ハイシニア 10歳以上
10歳以上のシニア犬におすすめの、ドッグフードです。
関節の健康維持のために、グルコサミンやコンドロイチンも配合しています。
また、食べやすいようにドーナツ型の粒になっているのもポイントです。
ニュートロ シュプレモ エイジングケア シニア犬用
小型犬や超小型犬のシニア犬のために作られた、ドッグフードです。
さまざまな栄養素をバランス良く配合しており、シニア犬の身体や関節の健康維持が期待できます。
また、顎が小さい小型犬に配慮して、粒も小さく作られています。
ビルジャック シニア
新鮮な鶏肉を主原料としているため、食が細くなったシニア犬でも喜んで食べてくれるでしょう。
また、関節に配慮してグルコサミンとコンドロイチンも配合しています。
脂肪が無添加なのも、嬉しいポイントといえるでしょう。
愛犬が8歳を超えたらいろいろと気を付けよう
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犬は、8歳を超えたらシニア犬と呼ばれるようになります。
シニア犬になると、老化により食が細くなったり運動を嫌がったりするようになります。
また、体温調節が難しくなるため、部屋の温度や湿度にも気を付けなければならないでしょう。
愛犬がいつまでも健康でいてもらうために、定期的な健康診断をおすすめします。
また、今回ご紹介した良質なドッグフードを与えるのも、シニア犬の健康維持には大切だといえるでしょう。
SAKURASOW(参照日:2023-08-07)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。