【黒い小悪魔？】スキッパーキの性格やしつけ方法について

ベルギーのフレンドル地方の方言で「小さな羊飼い」を意味するスキッパーキですが、実は初心者向きの飼いやすい性格をしています。
日本では、あまり馴染みのない犬種であるスキッパーキの性格を見てみましょう。

スキッパーキは、明るく陽気な性格をしています。
また、好奇心旺盛な一面もあるため、知育玩具などでドッグフード探しなどの遊びをすると良いかもしれません。
この好奇心旺盛な性格を活かして、原産国のベルギーではネズミ捕りとしてスキッパーキを飼っていた家庭もあったといわれています。

スキッパーキは家族に対しては明るく陽気な性格である一方、知らない人や犬に対しては警戒心が強い傾向にあります。
そのため、来客者に吠えてしまうこともあるでしょう。
逆にいえば番犬適正があるということになりますが、しっかりとしつけをしなければ無駄吠えの癖がついてしまう可能性があります。

スキッパーキは独立心が高いため、飼い主の指示がなくても自ら行動をすることがあります。
マイペースともいえる性格で、飼い主に付かず離れずな小悪魔的な態度を見せることから「リトルブラックデビル（黒い小悪魔）」と呼ばれることもあるそうです。
少しわがままに感じることもあるかもしれませんが、それがスキッパーキの個性であり魅力なのだと理解してください。

初心者向けの明るい性格をしているスキッパーキですが、しっかりとしつけをしなければいない一面もあります。
次に、スキッパーキのしつけ方法や飼い方について見ていきましょう。

独立心が高いスキッパーキは、根気良くしつけをする必要があるでしょう。
自ら判断して行動してしまうことがあるため、しっかりとしつけをしなければ手がつけられなくなる可能性もあります。
特に無駄吠えなどの問題行動は、スキッパーキ自身は良かれを思って行っていることもあるでしょう。
問題行動をしないようにしつけをしなければ、スキッパーキは何でも飼い主のいうことを聞かずに自ら行動をしてしまいます。

警戒心が強いスキッパーキのために、子犬のころからさまざまな人や犬と触れ合わせてあげましょう。
ドッグランなどでほかの人や犬と触れ合わせることで、警戒心が和らぎ無駄吠えをする心配が少なくなるはずです。

スキッパーキは体重約3～8kgの小型犬でありながら牧羊犬として活躍していたこともあり、毎日の運動時間をしっかりと確保してあげなければなりません。
具体的には、朝晩各30分の計1時間は最低限の運動をさせてあげましょう。
十分な散歩時間を確保することができないときには、公園などで思い切り走らせたり、いっしょにおもちゃで遊んだりして運動をさせてあげることが大切です。
豊富な運動量を持つ犬種は、運動不足になるとストレスの原因となることもあるため、スキッパーキにはしっかりと運動をさせてあげましょう。

最後に、スキッパーキの飼育におすすめのグッズをご紹介します。
小さくて活発なスキッパーキは、おもちゃなどを使用していっしょに遊ぶことが信頼関係の構築にも繋がるはずです。

好奇心旺盛なスキッパーキには、このおもちゃがおすすめです。
可愛らしい人参のおもちゃの中には、ドッグフードを隠すことができます。
スキッパーキはドッグフードを取ろうと人参を引っ張る姿がとても可愛らしく、犬は遊びながら学ぶことができるでしょう。

知育玩具として、人気のおもちゃです。
スリッパの奥にドッグフードを隠して犬に渡すと、スリッパの中に鼻を突っ込んでドッグフードを探します。
好奇心旺盛で穴に鼻を突っ込むことが好きなスキッパーキは、このおもちゃも夢中で遊んでくれるはずです。

犬といっしょに、引っ張り合いを楽しむことができるおもちゃです。
引っ張り合いは犬と遊ぶときに最適で、これで遊ぶことで信頼関係を築くことができるでしょう。
また、引っ張り合いをしながらデンタルケアもしてくれるため、一石二鳥のおもちゃといえます。

肉食動物である犬は、主食として肉を食べなければ健康を維持することが難しいです。
このドッグフードは第一原料に肉を使用しているため、運動量の豊富なスキッパーキの健康を維持してくれることが期待できます。
素材本来の美味しさを感じるため、犬は飽きずに毎食食べてくれるでしょう。

スキッパーキは小型で飼いやすく、初心者向きの犬種だといえます。
しつけも、無駄吠えなどをしっかりとしていれば、そこまで困る心配もないでしょう。
ただし、マイペースな性格であるため「悪いことは悪い」と教えなければ、自ら進んで間違った行動をしてしまう心配もあります。
厳しくしつけをする必要はありませんが、しっかりとアメとムチを使いながらスキッパーキを飼育していきましょう。