犬にスロープが必要な理由とは？おすすめスロープもご紹介

犬はソファや階段などを上ったり下りたりすることもありますよね。犬の体への負担を考慮し、初めから禁止しているご家庭もありますが、癖になっているご家庭では上り下りをやめさせることは難しいものです。では、高い場所への上り下りは控えたほうがいいのでしょうか。
ここでは、ペットスロープが必要な理由についてご紹介します。

ソファや階段などの上り下りは犬の体に負担をかけてしまいます。背骨や足、関節などに負担がかかるため、降りたときに怪我をする可能性もあります。

特に、ダックスフンドやコーギーなどの胴長短足の犬種は椎間板ヘルニアを引き起こしやすく、日常的に段差の上り下りなどの運動をすることでも発症する可能性があります。
椎間板ヘルニアは発症すると歩行障害や痛みがみられ、歩くことが困難になります。軽度であれば内服薬や数日の安静で治ることもありますが、重度になると手術が必要になることもあります。
手術には高額な費用や入院などが必要になり、リハビリも大変です。一度完治しても再発しやすい病気でもあるため注意しなければいけません。

これらの病気を発症しにくくするためにもスロープを活用することがおすすめです。

若い頃は問題なく上がれていても、シニア期に入り体力や筋力が低下すると高い場所に上れなくなっていくものです。自分では上り下りができなくなり、飼い主の介助が必要となります。
スロープを設置しておくことで、犬の意思で上り下りをすることができるため、トイレなどを我慢してしまうこともなくなります。

ペットスロープを活用するときは、できるだけ子犬の頃からはじめるのがおすすめです。
成長してからでもしばらく使用することで慣れてくれますが子犬から使用することでより慣れやすくなります。上り下りもスムーズにできるためシニア期に入っても問題なく活用することができます。
高い場所の上り下りを頻繁にしている場合は、早めにペットスロープの購入を検討することをおすすめします。

高い場所への上り下りは犬の体に負担がかかります。しかし、住宅の規模や家具の配置によっては、やめさせることが難しいこともあるでしょう。そのような場合には、犬の上り下りをサポートするスロープやペットステップを活用することが望ましいです。では、どんな場所に設置すればいいのでしょうか。
ここでは、スロープを設置する場所について解説します。

スロープを設置する場所として「階段」がおすすめです。

自宅に階段があり頻繁に使用している場合は階段にスロープを設置しましょう。ただ階段の幅があまり広くない場合はスロープを付けてしまうことで人の上り下りが大変になってしまう可能性があります。
その場合は無理して設置しようとせずに犬の出入りを禁止するか抱っこで上や下まで運ぶようにすることをおすすめします。

犬がソファやベッドに上ってしまう場合はスロープを取り付けましょう。上ることに慣れている段階ではスロープを使わせることは難しいかもしれません。しかし、徐々に慣れさせていき、スロープを使用したときはたくさん褒めてあげましょう。

スロープを設置する場所として「犬のお気に入りの場所」がおすすめです。

犬がお気に入りの場所で段差が高いところにスロープを設置しましょう。犬のお気に入りの場所は犬の性格や家の間取りなどにより異なります。普段から犬の行動を観察し「ここによく上っているな」など確認してみることをおすすめします。

ペットステップはペットショップやホームセンターだけでなく、インターネットサイトでも購入することができます。しかし、たくさんの種類が販売されているため選ぶときに迷ってしまいますよね。
ここでは、おすすめのペットステップをご紹介します。

超小型犬～中型犬対応のパピーとシニアのためのドッグスロープです。衝撃をしっかり吸収してくれるため、安心して使用することができます。さらに滑りにくい綿100％のオックス生地で作られています。滑りにくさを追求して作られており、細部にこだわり作られています。

犬の足や腰をしっかり守るペットステップです。上り下りが楽になるだけでなく収納も可能となっています。幅広設計になっており、衝撃をしっかり吸収してくれます。カバーカラーは4色から選ぶことができるため部屋に合うものを購入できます。

小型犬やシニア犬のためのドッグステップです。便利でおしゃれなだけでなく折りたたみをして収納することができます。汚れや水分が中に染み込まないようになっているためお手入れも簡単です。広げることでマットして活用することもできます。

14段階調節可能なペットスロープです。上りやすい高さに調節することができるため、色んな場所で活用することができます。簡単に上ることができるため毎日快適に過ごすことが可能です。

ここでは、犬にスロープが必要な理由をご紹介しました。
若い犬は筋肉がしっかりついているため、ソファなどの段差の上り下りも問題なくできていることが多いです。しかし、シニア期に入ると筋力が低下し、高い場所へ上ることが困難になり、さらには下りる際の衝撃でも怪我をする可能性があります。

病気を予防するためにも、犬の体に負担をかけないようにするのが望ましいです。ソファやベッドなどに上ることが習慣化している場合は、ペットスロープを活用しできるだけ犬の負担を軽減させてあげましょう。