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“生類憐れみの令”で有名!綱吉と犬の歴史をわかりやすく解説

「生類憐れみの令」を出したとして知られる、五代将軍・徳川綱吉。「犬公方」とも呼ばれた綱吉ですが、なぜ犬が注目されたのでしょうか?本記事では、徳川綱吉と犬の歴史について「生類憐れみの令」をもとに解説していきます。当時の犬の扱われ方についても紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 2026年04月05日作成

  • 犬のカテゴリ - 犬の豆知識犬のカテゴリ - 犬の豆知識

生類憐れみの令が誕生した背景とは?

出典:https://www.shutterstock.com

戦国時代が終わりを迎え、江戸時代に入った1685年(貞享2年)に、五代将軍・徳川綱吉によって発令された「生類憐れみの令」。
日本史の教科書では簡潔に説明されることが多いこの法令ですが、当時の人々の間では評判がよくなかったと言われています。
そんな悪法として知られる「生類憐れみの令」は、どのような理由で誕生したのでしょうか?
まずは「生類憐れみの令」が誕生した背景について解説します。

「世継ぎが欲しい」という想いから発せられたという説が一般的

徳川綱吉が「生類憐れみの令」を発令したのは、彼が世継ぎになかなか恵まれなかったからというのが一般的な説です。
当時、徳川綱吉には側室のお伝の方との間に徳松という息子がいましたが、まだ幼いうちに亡くなってしまいます。
息子の死をきっかけに徳川綱吉はひどくふさぎ込み、次の世継ぎもできない状態。

そんななか、徳川綱吉の母親である桂昌院(けいしょういん)は綱吉を心配し、彼女が深く信頼する僧侶・隆光(りゅうこう)に相談しました。
隆光は、徳川綱吉に子供ができない原因は「将軍は前世で殺生をしたことから、現世で世継ぎに恵まれないのだ」とし、桂昌院へ「世継ぎが欲しいなら動物を大切にした方がいいと伝えます。
その結果、徳川綱吉が生まれたのが戌年だったことから「生類憐れみの令」にて犬を大切にしていたとされています。

近年は「人々の意識を変えること」が目的という説が有力

隆光からのアドバイスがきっかけという説が一般的ですが、実は徳川綱吉がいた時代に隆光という僧侶は存在していなかったとも言われています。
そのため、近年は徳川綱吉が当時の人々の意識を変えることを目的に「生類憐れみの令」を発令したという説が有力になっています。

その理由には、徳川綱吉が学問を深く愛し、なかでも特に儒学に傾倒していた人物であったという背景があります。
儒学には「人を思いやり、誠実であれ」という教えがあります。

しかし、徳川綱吉が将軍であった当時は、戦国時代が終わって平和な時代になったとはいえど、長い乱世を通して「暴力で問題を解決する」という考え方をする人も少なくありませんでした。
特に「かぶき者」と呼ばれる人のなかには刀を振り回してケンカをするだけでなく、放火や辻斬りをしたり、犬を殺して食べたりといった、とんでもない行動をする人もいたとされています。

そんな暴力や殺生が当たり前という風潮を改め、殺生は悪いことであるという考え方を定着させるために、徳川綱吉が「生類憐れみの令」を発令したとされています。

徳川綱吉が犬だけを重宝したって本当?

出典:https://www.shutterstock.com

徳川綱吉が出した「生類憐れみの令」ですが、具体的な内容についてあまり知らない人も多いでしょう。
「犬を愛護するための法令」というイメージを持つ人も多いですが、本当に犬だけを重宝していたのでしょうか?
ここからは「生類憐れみの令」の内容について説明しましょう。

対象には家畜や野生動物なども含まれていた

「生類憐れみの令」と聞くと犬に関する法令というイメージが強いですが、実は対象となる動物には牛や馬などの家畜から、魚や虫、爬虫類といった野生動物にまで及んでいました。
そのため、それまでの武将たちの間で盛んに行われていた鷹狩りはもちろん、生きている魚や鶏を売ったり、犬猫に芸を仕込んだりすることも禁止とされていました。

しかし、動物に対する全ての行動を規制していた訳ではありません。
儒学では人間を生き物の頂点として置く考え方があることから、人間が生きるためにやむを得ない殺生は認可されており、食糧を確保する漁師や猟師などの仕事は問題ないとされていました。

人の命を重んじるルールも盛り込まれていた

動物愛護の内容が注目されがちな「生類憐れみの令」ですが、実は人の命・弱者を守るための内容も含まれていました。
儒学では、他者を思いやり、いつくしむ心である「仁」という考え方があります。
しかし当時の世間では、手に負えなくなった病人を山などに放置したり、育てられなくなった子供を捨てたりといった事件が多かったとされています。

そんな状況を打破すべく「生類憐れみの令」では、捨て子を禁止するとともに、病人は許可なく駕籠(かご)に乗って移動してもよいという内容が含まれていました。
そのため「生類憐れみの令」は、現代における弱者保護や福祉政策としての一面も持ち合わせているといえるでしょう。

当時の犬ってどんな扱いだったの?

出典:https://www.shutterstock.com

「生類憐れみの令」が発令される前から人々は犬と一緒に暮らしてきました。
江戸時代における犬の扱いは、現代とどのような違いがあるのでしょうか?
ここからは「生類憐れみの令」が発令された江戸時代における、犬の扱いについて解説していきます。

和犬は食用として扱われることもあった

江戸時代において愛玩用として親しまれていたのは狆(ちん)や唐犬などであり、和犬については食用として扱われることもあったそうです。

江戸初期の事柄をまとめた聞書き「落穂集」の十巻「以前町方諸売買初之事(=町方諸売買初めの事)」には、武家・町方ともに下層の人々の食べ物として「犬に勝るものはない」という記載がされています。

もちろん当時も上流階級を中心に犬をペットとして迎える人もいましたが、現代に比べると「犬が家族の一員」という考え方は主流ではなかったといえるでしょう。

発令後は大切に保護されるも手に余る状況に!

「生類憐れみの令」が発令されると、犬たちは「おいぬさま」として、大切に保護されるようになりました。
犬の殺生や肉を食べることが禁止されるのはもちろん、傷付けただけでもきつい罰則を受けるようになりました。

犬のお世話すらも難しくなったことから、江戸の人々は飼い犬の扱いに困ってしまい、捨ててしまうように。
その結果、江戸の街には野犬が急増しており、なかにはお腹を空かせた犬が子供を襲うようになったという事件もあったようです。

そこで徳川綱吉は「御囲」という犬たちを保護するための巨大なシェルターを、現在の中野・大久保・四谷エリアに立てました。
御囲には約10万頭もの野犬を収容しており、施設の維持かかる額は餌代だけでもなんと現在の約100億円!
その金額を江戸の人々から税金として徴収していたのもあって、当時の人々からの不満は大きく、徳川綱吉の死後には御囲は撤去されました。

現代でも保健所や保護犬シェルターをはじめ、さまざまな経緯を持つ犬たちを保護する施設がたくさんあります。
しかし、江戸時代の頃のように無計画に保護・飼育し続けるのではなく、保護した犬たちが新しい飼い主との出会えるようにサポートする方向性で運営されていることが一般的です。

大切な愛犬との暮らしにおすすめのグッズを紹介!

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犬は日本史でも度々登場するほど、人との付き合いが長い動物。
大切な家族の一員として愛されている現代だからこそ、愛犬との暮らしに取り入れるグッズにもこだわってみませんか?
ここからは、大切な愛犬との暮らしにおすすめのグッズを紹介します。

大切な愛犬との暮らしにおすすめのグッズ(1)LaLUCA しばおもい

柴犬にぴったり合う首輪をコンセプトに作られた、唐草模様の犬用首輪です。
首輪にはリボンのワンポイントが付いており、着用するだけで可愛く決まります。
バックルを使ってワンタッチで着脱できるので、首輪を付けるのを嫌がる子でもスムーズに着用できるでしょう。
バックル金具は丈夫な亜鉛合金で錆びにくいので、雨の日のお散歩にもぴったりです。
ウォッシャブル生地なので、お散歩などで汚れてしまっても簡単にお手入れできますよ。


LaLUCA しばおもい

大切な愛犬との暮らしにおすすめのグッズ(2)ペティオ トリプル巻き

愛犬のしつけやコミュニケーションにぴったりな犬用おやつです。
噛み応えのあるガムに、ササミ・砂ぎも・いもという3種類の食材を巻き付けているので、愛犬も夢中になってくれるでしょう。
少し硬めに作られているので、噛むことでストレス解消につながるだけでなく、歯と歯茎の健康維持にも役立ちます。
保存料・着色料不使用であるうえ、日本の農林水産省から衛生基準・温度管理などの基準をクリアし、「指定鳥加熱処理施設」として認定された工場で作られています。
そのため、おやつの安全性が気になる飼い主さんも、安心して愛犬へ与えられるでしょう。


ペティオ トリプル巻き

大切な愛犬との暮らしにおすすめのグッズ(3)IDOG&ICAT ちゃんちゃんこ

日本の伝統的な冬の装いである「半纏」をデザインした可愛いドッグウェアです。
唐草模様や七宝柄といった、日本で古くから縁起がいいとされてきた模様をあしらっているので、お正月の挨拶や記念撮影の際の装いにぴったりですよ。

半纏の裏側にはモコモコの両面フリース素材を採用し、中綿も入っているので寒い時期も暖かく過ごせるでしょう。
一般的な半纏のように紐で結ぶのではなく、面ファスナーで留めるだけで着させられるので、ドッグウェアを着るのに慣れていない子でもスムーズに着用できますよ。


IDOG&ICAT ちゃんちゃんこ

大切な愛犬との暮らしにおすすめのグッズ(4)タングルティーザー ペットティーザー

人気ヘアブラシブランド「タングルティーザー」から登場したペット用ブラシです。
長さの異なるブラシのピンが交互に配列された特殊構造のブラシヘッドが、毛先の絡まりを優しくほどき、汚れや抜け毛をしっかり取り除きます。
また、ブラシ本体は肌当たりの優しい素材を採用しており、先端を丸くカットしていることから、ブラッシング中に皮膚を傷つけにくいのも嬉しいポイントです。

くびれの付いたデザインは手に自然とフィットするので、無理な力を掛けなくてもしっかりブラッシングできますよ。
パピー・ソフト・ハードの3種類の硬さがあるので、愛犬の被毛に合わせて使えます。


タングルティーザー ペットティーザー

犬に関する歴史を深く調べてみよう!

出典:https://www.shutterstock.com

人と犬は昔から深く関わり合いながら暮らしてきました。
しかし江戸時代では、現代のように家族の一員として扱われることは少なく、食用として人から狩られることもありました。
悪法と呼ばれる「生類憐れみの令」はそんな犬たちをはじめとした、か弱い存在を守るとともに、当時の人々に命の大切さ・人を思いやる気持ちを理解して欲しいという気持ちが込められているといえるでしょう。
本記事で紹介した話以外にも、日本史には犬に関するエピソードがたくさんありますので、ぜひ深く調べてみてくださいね。

参考サイト

・LaLUCA 楽天市場店(参照日:2026/2/18)
https://item.rakuten.co.jp/yokadoh-shop/c012/

・ペティオオンラインショップ 楽天市場(参照日:2026/2/18)
https://item.rakuten.co.jp/petio-online-shop/4903588135446/

・iCat 楽天市場(参照日:2026/2/18)
https://item.rakuten.co.jp/icat/15341-/

・TANGLE TEEZER JAPAN 公式ストア 楽天市場(参照日:2026/2/18)
https://item.rakuten.co.jp/tangleteezer/pt-small/

著者情報

西野由樹

生粋の犬好きなフリーランスWebライター。執筆のお供はコーヒーと愛犬のマルチーズ「こたろう」。
やんちゃな愛犬にちょっかいを出されつつ、今日も実体験・調査に基づいた執筆で、読んで楽しい記事づくりに勤しむ。

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