犬の留守番は何時間まで大丈夫?長時間の留守番をさせるリスクも解説

最近は夫婦の共働きが多くなっていることもあり、犬を飼っている家庭でも犬に留守番をさせる機会が増えてきました。
また、ちょっとした買い物などのときにも、犬に留守番を任せることもあるでしょう。
この記事では、犬の留守番は何時間まで大丈夫なのかを解説します。 2021年09月14日作成

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犬の留守番は何時間まで大丈夫?

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まずは本題である、犬の留守番は何時間まで大丈夫かについて見ていきましょう。
年齢別にチェックして、それ以上の留守番をさせないように努力することが大切です。

【子犬】3時間程度

子犬は排水周期が約3時間ごとに訪れるので、留守番をさせるときにも3時間を目安にする必要があります。
個体差はあるでしょうが、最長でも5時間が限界です。
そして、子犬は1日に3~5回程度に分けて食事をさせるため、やはり留守番は3時間程度に留めることをおすすめします。
また、子犬の頃は飼い主を含めたさまざまな人や犬と触れ合って社会化を学ばせる時期でもあることから、なるべく留守番時間を減らして経験を積ませなければなりません。

【成犬】6時間程度

1歳以降の成犬になると食事は1日に2回、排泄周期も6時間程度になるため、約6~8時間であれば留守番をさせることができるでしょう。
しかし、長時間の留守番に慣れていない犬は、留守番をすることで大きなストレスとなる可能性も考えられます。

【シニア犬】6時間程度

犬は個体差があっても、7歳以上になるとシニア犬と呼ばれるようになります。
シニア犬は成犬と同様に、6時間程度の留守番であれば問題なく過ごすことができるでしょう。
しかし、シニア犬は突然体調不良になったり粗相をしたりすることが考えられます。
そのため、なるべくはシニア犬をひとりにさせることのないように、工夫をする必要があるでしょう。
ペットカメラを設置しておけば、犬の急な体調の変化にも気が付きやすくなるのでおすすめです。

犬に長時間の留守番をさせるリスク

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犬に長時間の留守番をさせることは、さまざまなリスクがあります。
リスクを知った上で、しっかりと対策をする必要があるでしょう。

誤飲

犬が留守番中に起きる事故といえば、誤飲が挙げられます。
留守番中の犬が退屈しないようにと渡したおもちゃを、犬は誤って飲み込んでしまうことがあります。
誤飲は、おもちゃのサイズによっては命に関わることもあるため、特に気を付けなければなりません。

熱中症

暑い時期であれば、留守番中の犬が熱中症になってしまう可能性が考えられます。
エアコンを付けたりタオルにくるんだ保冷剤を設置したりするなどの対策をすることで、ある程度の予防をすることは可能です。
しかし万が一、エアコンの故障や停電などで室温が上がってしまい、犬が室内で熱中症になる可能性もゼロとは言い切れないでしょう。
そのため、暑い時期に犬を長時間留守番させるのは、なるべく避けたほうがよいかもしれません。

イタズラ

犬は留守番中に暇なため、家具や家電、インテリアなどをイタズラしてしまうことがあります。
特に大型犬は力が強いこともあり、少しのイタズラのつもりが家具や家電を破壊してしまうこともあるでしょう。
また、家具のコンセントを噛んで漏電してしまうリスクも考えられます。
犬が部屋中を歩き回れないように、留守番をさせるときにはケージかサークルに入れておくことがおすすめです。

おすすめのペットカメラ4選

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犬がひとりで留守番をしているときに異常がないかチェックするために、ペットカメラを設置することがおすすめです。
手元のスマートフォンなどで愛犬の様子をいつでも見ることができるので、犬に留守番をさせる機会が多い人は、設置を検討してもよいかもしれません。

みてるちゃん2

動く対象を検知して、自動追跡をしてくれるペットカメラです。
最大20m先まで追跡をしてくれるため、犬が留守番中になにをしているのか把握することができます。
スマートフォン越しに、犬に話しかけることも可能です。
また、夜間でも撮影ができる赤外線LEDが搭載されているため、夜の留守番でも安心でしょう。


みてるちゃん2

Tapo C200

犬をケージではなく、部屋に放し飼いにして留守番をさせたい人には、このペットカメラがおすすめです。
4台のカメラを用意すれば、カメラ映像をスマートフォンのひとつの画面に4分割させてチェックすることができます。
そのため、犬がいまどこにいるのかをすぐに把握することができるでしょう。
また、夜中でも鮮明な映像を映すナイトビューモードがあるのも嬉しいポイントです。

Furbo ドッグカメラ

1080pフルHDの鮮明な映像で、いつでも犬の様子をスマートフォンでチェックすることができます。
また、マイクが付いており犬に外出先から呼びかけることも可能です。
カメラに中におやつを入れることができるため、カメラ越しにも犬とコミュニケーションをとることができるでしょう。
愛犬が吠えたときにスマートフォンに通知されるのも、嬉しい機能のひとつです。


Furbo ドッグカメラ

ミニオンズ Flexi Cam

ユニバーサル・スタジオの人気キャラクターである「ミニオンズ」のモニタリングカメラです。
足の部分をフレキシブルに曲げることができ、お好みの角度で撮影することが可能です。
専用のスマホアプリを介して通話することもでき、カメラから発する音声をミニオンズのキャラクター「スチュアート」の声に変換することができる楽しい機能も付いています。


ミニオンズ Flexi Cam

犬にはなるべく留守番をさせないようにしよう

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犬は集団生活をする動物のため、長時間の留守番には不向きです。
そのため、可能な限り犬を留守番させないような工夫が必要といえます。
犬といっしょに過ごすことは、飼い主と犬の信頼関係の構築にも繋がるでしょう。
どうしても犬を留守番させる機会が多いのであれば、ペットカメラを設置することをおすすめします。

参考サイト

防犯カメラの塚本無線(参照日:2021-08-12)
https://item.rakuten.co.jp/wtw-cctv-camera/wtw-ipw108/

tp-link(参照日:2021-08-12)
https://item.rakuten.co.jp/tplinkdirect/6935364053239-new/

Furbo(参照日:2021-08-12)
https://item.rakuten.co.jp/furbo/dogcamera_02/

プランB(参照日:2021-08-12)
https://item.rakuten.co.jp/happy11/a15324/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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