賢い犬種はどんな犬種がいるの?賢い代表的な犬種をご紹介

犬は、ペットとして飼われている動物の中でも知能が高いといわれています。
実際に、犬はどれくらいの知能を持っているのでしょうか?
この記事では、賢いといわれる犬種と犬の知能について解説します。 2024年06月08日作成

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賢い犬種4選

まずは、賢いといわれる代表的な犬種を4種ご紹介します。
これらの犬種の、歴史や特徴、性格について見てみましょう。

ボーダーコリー

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ボーダーコリーは、数ある犬種の中でもっとも賢いといわれています。
イギリス原産の犬種で、牧羊犬として活躍していることでも知られています。
また、高い知能と運動能力から、アジリティーやフリスビーなどのドッグスポーツの場で活躍しているボーダーコリーも多いでしょう。
賢い犬と聞くと「飼いやすいのかも」と感じる人もいるでしょうが、賢いからこその飼いにくさもあります。
ボーダーコリーは高い知能から、ずる賢さを働かせる時もあるため、しっかりとしたしつけができる人でなくては手のつけられない犬になってしまう可能性もあるでしょう。

プードル

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日本でも人気の高いトイプードルなど、プードル種全般は賢い傾向にあります。
フランス原産のプードル種は、大まかに分けるとトイプードルとミニチュアプードル、メディアムプードル、そしてスタンダードプードルに分類されます。
ちなみに、小さな身体が愛らしいティーカッププードルは、JKCに公認はされていません。
トイプードルは人懐こさも併せ持っているため、ほかの賢い犬種よりも飼いやすいといえるでしょう。
また、一説によるとプードルは人の感情を読み取る力に優れていると考えられていることも、賢いといわれる理由として挙げられます。

ジャーマンシェパード

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警察犬として活躍する姿を目にすることが多いジャーマンシェパードですが、やはり賢い犬種として挙げられます。
当然ながら賢くなければ人命に関わる現場に出動することはできませんし、さらに賢さのほかに忠誠心や協調性も兼ね揃えているため、まさに数ある犬種の中でもエリートだといえるでしょう。
また、見た目は少し威圧感がありますが、家族に対しても愛情深く接することができる犬種であるため、きちんとしつけをすれば一般家庭でも良いパートナーとなってくれます。

ラブラドールレトリバー

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盲導犬として活躍することもあるラブラドールレトリバーも、賢い犬種です。
身体は大きいため小さな子どもが散歩する時は引っ張られてしまうかもしれませんが、家族に対する愛情や穏やかな性格は、どんな人でも飼いやすい犬種といえるでしょう。
また、とても遊び好きな犬種のため、いっしょに過ごす時間をきちんと確保できる人におすすめです。

犬の知能レベルについて

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犬は頭が良いといわれていますが、具体的にどれくらいの知能を持っているのでしょうか?
次に、犬の知能について解説します。

犬の知能レベルは人間の2~3歳

犬の知能レベルは、人間の2~3歳児並みだといわれています。
これは犬が人間の言葉をある程度理解できたり、言葉に対して行動に移せたりする能力があることから、2~3歳児並みの知能はあるのではないかと考えられているのでしょう。
また、犬は人間の表情を読み取る能力もあります。
もちろんボーダーコリーやジャーマンシェパードなど、賢いといわれる犬種であればもう少し知能レベルは高いでしょう。
そのため、しっかりとしつけをしなければ人間のことを下に考えるようになってしまいます。

犬と人間の脳の違い

犬と人間の脳に、そこまで大きな違いはありません。
しかし理性を司る大脳皮質という部分に差があり、犬は人間よりも大脳皮質が劣っていると考えられています。
人間が理性的に行動できるのに対して、犬は感情が昂った時に抑えることができない犬種もいるでしょう。
そのため、理性を抑えられるように飼い主がしっかりとしつけをする必要があります。

犬は人間の言葉をどれくらい理解している?

犬は、165種類程度の単語を理解できるといわれています。
犬といっしょに過ごしたことのある人であれば、「おすわり」や「伏せ」などの一般的なしつけ用語以外にも、「ごはん」や「散歩」などの簡単な単語から、「新聞紙」など少し難しい単語まで犬が理解していることに驚いたこともあるのではないでしょうか?

賢い犬種は何が優れている?

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一般的に、「賢い」といわれる犬種は、ほかの犬種に比べて何が優れているのでしょうか?
最後に、犬の賢さの基準をご説明します。

たくさんの言葉を覚えることができる

賢いといわれる犬種は、ほかの犬種よりもたくさんの言葉を理解することができます。
先述したように、犬は165種類程度の単語を理解すると考えられていますが、イギリスの心理学者の愛犬であるボーダーコリーは、トレーニングで1,022種類もの単語を覚えたといわれています。
ただし、犬は長文を理解する知能はないため、叱る時に長々と説教をしても意味がありません。

察しが良い

賢いといわれる犬種は、ほかの犬種に比べて察しが良いです。
例えば、何もしつけがされていない犬に「おすわり」とコマンド(命令)を出した時に、一般的な犬種であれば「この人は何を言っているんだろう……」ときょとんとしていますが、賢いといわれる犬種は「この人は何かを伝えたいはずだ!何だろう?」と、自ら行動に移してみたり飼い主の顔をじっと見つめたりします。
この察しの良さは、賢いといわれる犬種を飼ったことのある人にしかわからないかもしれません。
おそらく、ボーダーコリーやジャーマンシェパードのしつけをした時に、賢い犬種の察しの良さに気が付くはずです。

賢い犬種は飼うのが大変?

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賢い犬種としては、ボーダーコリーを筆頭にトイプードルやジャーマンシェパード、ラブラドールレトリバーなどが挙げられます。
どの犬種も賢くて従順ですが、頭が良いからこその大変さもあるでしょう。
賢いといわれる犬種は知能レベルが高いため、あえて飼い主を試すような行動をとることもあります。
その際に正しい対応ができなければ上下関係が逆転してしまうこともあることから、賢い犬種を飼う際はしっかりとしつけを行う覚悟が必要だといえるでしょう。
ただし、当然ながら愛情をしっかりと注げば犬も愛情を返してくれるため、賢い犬種であっても厳しくしすぎずに、愛情を注ぐことも大切です。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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