犬は人間の言葉を理解している?犬の気持ちを読み取る方法も解説

犬と生活をしていると、「この子、私の言っていることがわかるのでは?」と感じることがあります。
実際に、犬は人間の言葉を理解しているのでしょうか?
この記事では、犬が人間の言葉を理解しているかどうかや、犬の気持ちを読み取る方法などを解説します。 2022年07月31日作成

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犬は人間の言葉を理解している?

犬に読み書きを教える

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「ご飯だよ!」や「散歩に行くよ!」と犬に言うと、尻尾を振って喜ぶ犬は多いはずです。
まずは本題である、犬が人間の言葉を理解しているかどうかについて解説します。

ある程度は理解している

結論から言うと、犬は人間の言葉をある程度は理解しています。
「散歩」や「おやつ」などの言葉に反応するのは、人間の言葉を理解している証拠です。
また、「病院」や「シャンプー」など、犬が苦手なことに対しては尻尾を下げて嫌そうな素振りもします。
これらの犬の行動は、飼い主が「うちの犬は言葉を理解している」と考える根拠になるでしょう。

完全に理解しているわけではない

犬は人間の言葉をある程度は理解していますが、完全に理解しているわけではありません。
なぜなら、犬は人間の言葉の微妙なニュアンスの違いが理解できないからです。
例えば発音が似ている「ご飯」や「小判」、「おやつ」や「こたつ」などは、犬が完全に理解することは難しいでしょう。
もしかしたら、犬の前で「小判」と言うと、嬉しそうに尻尾を振るかもしれません。

犬の知能は2歳児並み?

犬種によって異なりますが、犬の知能は人間の2~3歳児並みだと言われています。
また、犬によっては200種類以上の物の名前を覚えることもあるという研究結果もあります。
そのため、「新聞紙持ってきて」などと犬に指示をすると、犬がきちんと新聞紙を持ってくるなど、しつけをすることである程度の物の名前を覚えることができるでしょう。

単語は理解できる

犬のしつけでは、「おすわり」や「伏せ」などの単語のみを発して命令をします。
これらの単語を、犬は理解しているといわれています。
逆に、長文は理解することができません。
そのため、犬が悪さをしたときに長々と説教をしても、何の意味もないということになります。

犬が人間の言葉を理解しているといわれる理由

犬が感謝の言葉

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なぜ、犬は人間の言葉を理解していると言えるのでしょうか?
ここでは、その根拠をご説明します。

飼い主の単語に反応するから

犬が人間の言葉を理解しているという根拠は、しつけからわかります。
犬のしつけでは、飼い主が犬に動いてほしいことを命令します。
「おすわり」や「伏せ」、「待て」などがしつけの定番ですが、これらの命令で犬がきちんと正しい行動をするでしょう。
日頃からしつけに取り組んでいれば、犬に「おすわり」と言って「伏せ」をすることはありません。
飼い主の命令に正しく行動ができることこそが、犬が人間の言葉を理解しているという根拠になります。

犬は空気を読むことができる?

イギリスのサセックス大学では、犬が人間の感情を読み取る研究をしたことがあります。
その結果、犬はその場の空気を読むことができると考えられました。
夫婦喧嘩中に犬が割って入るなど、犬はその場の空気を読んで行動ができる裏付けといえるかもしれません。
「今この人は怒っているんだな」と、犬が理解している根拠になるといえます。

犬の気持ちを読み取る方法とは?

幸せな表情のラブラドールレトリーバー

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犬が私たち人間の言葉を理解できるのであれば、私たちも犬の気持ちを理解したいものです。
最後に、犬の気持ちを読み取る方法についてご紹介します。

犬の行動を見る

犬の気持ちを読み取るには、犬の行動を見ることが一番簡単です。
犬が嬉しいときは、尻尾をぶんぶんと左右に振って飛び跳ねます。
逆に、悲しいときや怖いときには、尻尾を下げてシュンとするでしょう。
行動を見ることで、ある程度は犬の気持ちを読み取ることができるでしょう。

犬の表情を見る

犬は、気持ちを表情で表現することもあります。
表情筋は人間ほど発達していませんが、犬は嬉しいときは笑顔を見せてくれ、悲しいときには目尻を下げて悲しそうな表情をします。
いっしょに犬と過ごしていれば、自然と犬の表情から気持ちを読み取ることができるでしょう。
ただし、暑くてハッハッと荒い息遣いになっているときにも笑顔のように見えるので、水分補給をさせるなどの注意が必要です。

犬が目を逸らすのは恐怖のサイン

犬が飼い主から目を逸らすことがありますが、これは恐怖を感じているサインです。
通常であれば、犬は飼い主とのアイコンタクトを大切にするため、目を逸らすことはありません。
しかし、飼い主に叱られたときなどは目を逸らして、自分の気持ちを落ち着かせようとします。

足を執拗に舐めるときはストレスのサイン

犬が自分の足を執拗に舐め続けるのは、ストレスを感じているサインです。
これを放置すると、足を噛むようになったり炎症を起こしてしまったりするため、なるべく早めに対処する必要があります。
また、ストレスを抱えると無駄吠えや噛み癖に発展する可能性があるため、注意しましょう。

犬が一点を見つめているときは警戒のサイン

犬が一点を見つめながら静かにしているときは、警戒のサインです。
どこかで音が聞こえたため、耳を澄ませて集中しているのでしょう。
このときには、飼い主も静かにしてあげることをおすすめします。
警戒が解けることで、自然と普段の愛犬に戻ってくれるはずです。

犬は人間の言葉をある程度は理解している

茶色の子犬と単語

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犬は、人間の言葉をある程度は理解していると言われています。
「おすわり」や「伏せ」などのしつけに取り組んでいるときや、日頃の生活から「この子は言葉を理解しているはずだ」と確信することがあるでしょう。
しかし、しつけに対して正しい行動ができるため単語は理解できますが、長文を理解することは難しいです。
また、犬の気持ちは行動や表情からある程度読み取ることができます。
愛犬との信頼関係を築くためにも、日頃から犬の行動や表情には気を配って生活をするようにしましょう。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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