愛犬と一緒に寝る人必見!暑い夏の夜を快適に過ごせる冷感グッズ特集!

普段から愛犬と一緒に寝る飼い主さんのなかには、暑い夏になると「愛犬が寝苦しくないか心配…」という人も多いでしょう。本記事では、夏の夜を愛犬と快適に過ごせるおすすめの冷感グッズを紹介します。 2025年08月19日作成

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愛犬と一緒に寝る人は夏の暑さ対策が必須!

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飼い主さんのなかには季節を問わず、夜には愛犬と一緒に寝ている人も多いでしょう。
近年の夏は昼夜問わず酷暑が続く日も増えており、夜間でも熱中症になる危険性が高いことから、夜間でも愛犬の暑さ対策が必須になっています。

「熱中症は屋外で起こるもの」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実は室内にいても環境によっては熱中症になる可能性があるんです。

特に犬は「パンティング」といって、呼吸を繰り返す方法で体温調節をします。
人間のように汗をかくことで体温を下げられないことから、暑さが苦手な傾向にあります。
シニア犬であれば成犬の頃に比べて体温調節機能が低下するので、より念入りに環境を整えておかないと体調を崩してしまうことがあります。

暑さ対策を甘く考えていると命の危機にも繋がる可能性もあるため、日頃からしっかり暑さ対策をして愛犬の健康を守ることが大切です。

夏の夜で愛犬と一緒に寝るときにできる4つの熱中症対策方法

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夏の暑さは愛犬の大敵であるため、夜一緒に寝るときにもしっかり対策を立てておくことが大切。
しかし、飼い主さんのなかにはどのように熱中症対策をすればよいか分からない人も多いでしょう。
ここからは、夏の夜に愛犬と一緒に寝るときにできる4つの熱中症対策方法を紹介します。

①エアコンはつけっぱなしにする

夏の夜に愛犬と一緒に寝る場合、基本的にエアコンは切らないようにしてください。
「エアコンの電気代が気になって夜はタイマーをセットしている」という飼い主さんは多いでしょう。
しかし、近年の夏は夜間でも気温が下がりきらず、夕方から翌朝までの最低気温が25度以上となる「熱帯夜」と呼ばれる状態の日が多い傾向があります。

一般的に犬にとっての適温は18~22度といわれています。
つまり、熱帯夜の日にエアコンを切っていると、寝ている間に愛犬が熱中症になってしまう可能性があります。

夜間でもエアコンをつけっぱなしにしておけば、翌朝まで愛犬が快適に過ごせる室温をキープできるため、熱中症対策につながります。

②除湿する

犬が夜間でも快適に眠る環境を整えるために、除湿することも大切です。
犬はパンティングによって体から体温を逃がそうとしますが、湿度が高すぎる部屋だとパンティングをしても熱が逃げにくくなり、睡眠中の熱中症リスクが高まります。

また、部屋の湿度が高いとカビなどが繁殖しやすくなるため、愛犬の皮膚トラブルの原因になることも。
そのため、室温だけでなく部屋の湿度にも配慮してあげることが大切です。
犬が過ごしやすい湿度は一般的に40~60%とされています。
除湿器やエアコンの除湿機能などを活用して、愛犬にとって快適な環境に整えてあげてくださいね。

③飲み水を多めに用意しておく

愛犬の熱中症対策には、夜間もすぐに水分補給ができるように飲み水を多めに用意しておくことも大切です。
犬が水を飲むのは乾いた喉を潤すだけでなく、体温を下げる目的もあるとされています。
水の量が少ないと、飼い主さんが寝ている間に愛犬が熱中症になる可能性があります。

特にシニア犬は喉が渇く感覚が鈍くなることから、水を飲む頻度が少なって熱中症につながることも。
そのため、できるだけ多めに水を用意しておきましょう。
ちなみに、犬の水分補給に使う水の温度は常温で問題ありません。
衛生面を考えて、こまめに新鮮な水に入れ替えることが大切です。

④冷感グッズを用意する

犬用の冷感グッズを用意してあげることも、愛犬の熱中症対策につながります。
犬はパンティング以外にも、夏は涼しい場所に移動して体の熱を外へ逃がすことも少なくありません。
体温が上手く放散できないと、愛犬が寝ている間に体温が高くなりすぎることで、熱中症のリスクが高くなってしまいます。

冷感素材のベッドやブランケット、マットなどの冷感グッズを用意してあげれば、愛犬の体温を自然に下げてくれるでしょう。
また、万が一夜間にエアコンが止まってしまったときも、冷感グッズがあれば愛犬がスムーズに体温調節できるのもメリットです。

愛犬と一緒に寝る際に便利!おすすめの冷感グッズを紹介

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暑い夏の夜でも、愛犬と一緒に快適に寝られるためには冷感グッズなどによる工夫が大切!
しかし、どんな冷感グッズを使えばいいか分からない飼い主さんもいるでしょう。
ここからは、愛犬と一緒に寝る際に便利なおすすめの冷感グッズを紹介します。

おすすめの冷感グッズ(1)IDOG&ICAT クールステイマット

寝苦しい夏の夜も、愛犬が快適に寝られるようにデザインされた冷感ステイマットです。
触り心地のよい生地には、触るとひんやり冷たい接触冷感素材を採用しており、子犬やシニア犬が使っても身体が冷えすぎる心配がありません。
抗菌・防臭加工も施しているため、愛犬がたくさん使っても菌やニオイの発生を防ぎます。
睡眠時にはもちろん、夏のお出かけ時に車の座席に敷いたり、カフェなどで愛犬を待機させるときのマットとしても使ったりもできますよ。


IDOG&ICAT クールステイマット

おすすめの冷感グッズ(2)マルカン ひんやりクールアルミプレート

放熱効果の高い高純度アルミ素材を使った冷感プレートです。
水も電気も使わずに冷たさが長持ちさせられるので、熱帯夜での愛犬の体温調節に使いやすいでしょう。
表面はアルマイト加工を施しているため、愛犬がマットを汚したときもサッと拭いてお手入れできます。
プレートの裏には滑り止めパッドが付いており、愛犬が乗ってもプレートが動かないため安心です。
ケージやベッドの近くに置いておけば、愛犬の熱中症対策に便利ですよ。


マルカン ひんやりクールアルミプレート

おすすめの冷感グッズ(3)ペティファーム ひんやりジェルベッド

冷たいジェルで愛犬の体温調節をサポートする、丸型のジェルマットです。

マットの周囲は少し高くデザインされており、愛犬があごを乗せてくつろげます。
パンチング加工も施されているため、愛犬が乗っている間に中身のジェルが偏るのを防げるのも嬉しいポイントです。
ちなみにマットの生地は水に強いポリ塩化ビニルを採用しており、空気穴もないので汚れた際にも丸ごと水洗いできますよ。


ペティファーム ひんやりジェルベッド

おすすめの冷感グッズ(4)ULIGOTA クールブランケット

リバーシブルで使える、ペット用の冷感ブランケットです。
表地は接触冷感素材、裏地は肌触りのよい綿素材をそれぞれ採用。
夏の夜だけでなく、季節や気温に合わせて裏表を使い分けられますよ。
薄手のブランケットで家庭の洗濯機で簡単に丸洗いできるので、夏でも常に清潔を保てます。


ULIGOTA クールブランケット

愛犬と一緒に寝るときに使う冷感グッズの選び方のポイント・注意点

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愛犬の熱中症対策として冷感グッズを使う場合は、アイテムの選び方も大切です。
ここからは、愛犬と一緒に寝るときに使う冷感グッズの選び方のポイントや注意点を解説します。

愛犬の犬種・性格に合わせた素材のものを選ぶ

冷感グッズを選ぶ際には、愛犬に合った素材が使われているかをチェックしましょう。
「冷感グッズ」と一言で表しても、アイテムによってアルミや布などの多彩な素材が使われています。
素材によって冷却性の高さや寝心地などが異なるため、愛犬の種類や性格などに合わせて選ぶことが大切です。

例えば、アルミ素材は熱伝導性が高く、愛犬の体にこもった熱を素早く放散できるのがメリットです。
特に熱が体にこもりやすい、ポメラニアンやビションフリーゼ、ゴールデンレトリバーなどの被毛が長い犬種の熱中症対策にぴったりです。
その反面、アルミは熱を吸収しやすい素材でもあるため、設置場所には注意しましょう。

冷却ジェル素材を使った冷感グッズは、身体をやさしく支えながら体温を外へ逃がしてくれるので、足腰が弱いシニア犬の熱中症対策に向いています。
しかし、噛みついたり引っかいたりする癖がある犬については、中身のジェルを誤飲してしまう可能性があるので注意しましょう。

噛み癖・引っかき癖がある子であれば、レーヨンや綿などの布製の冷感グッズがおすすめ。
傷が付いても安心して使えるうえ、軽量なので場所を選ばずに使いやすいのもメリットです。
デザインのバリエーションが豊富なので、愛犬の好みに合ったものが選びやすいでしょう。

お手入れのしやすさで選ぶ

暑い日はほぼ毎日使うものだからこそ、お手入れのしやすさも重要です。
犬用の冷感グッズは、愛犬が使っているうちに汚れたりニオイが発生したりします。
万が一汚れたときでも、簡単にお手入れできるものであれば、常に清潔をキープできます。

特におすすめなのが、防水仕様や洗える生地が採用されている冷感グッズです。
表面をサッと水拭きできるだけでなく、丸ごと洗濯機でお手入れできるものも多いため、こまめにお手入れができますよ。

愛犬の体格に合ったサイズを選ぶ

冷感グッズのなかでもマット類を購入する場合は、愛犬の体格に合ったサイズかどうかもチェックしましょう。
マットのサイズが愛犬の体格に合っていないと、体全体をしっかり冷やせないうえ、寝心地が悪くて愛犬が使ってくれない可能性があります。
サイズの目安は、愛犬が寝そべった際に体全体がマット内に収まる大きさをおすすめします。

加えて、薄型タイプのものや折り畳んでコンパクトに収納できるものであれば、マットを使わないときにも保管に困りません。

十分に暑さ対策をして、愛犬と一緒に快適な夏の夜を過ごそう!

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近年は厳しい暑さが続くことから、睡眠中の愛犬の健康を守るためには夜間でも暑さ対策を整えておくことが大切です。
本記事で紹介した対策方法やおすすめの冷感グッズなども活用しながら、愛犬と一緒に快適に夏の夜を過ごしてくださいね。

参考サイト

・IDOG&ICAT 楽天市場(参照日:2025/6/17)
https://item.rakuten.co.jp/idog/17376/

・ペット良品倶楽部 楽天市場店(参照日:2025/6/17)
https://item.rakuten.co.jp/petryouhinkurabu-r/compass1747450179/

・ペットグッズ専門店Petifam 楽天市場(参照日:2025/6/17)
https://item.rakuten.co.jp/petifam/4580756811571/

・STARFORD 楽天市場(参照日:2025/6/17)
https://item.rakuten.co.jp/starford/20240701142105_89/

著者情報

西野由樹

生粋の犬好きなフリーランスWebライター。執筆のお供はコーヒーと愛犬のマルチーズ「こたろう」。
やんちゃな愛犬にちょっかいを出されつつ、今日も実体験・調査に基づいた執筆で、読んで楽しい記事づくりに勤しむ。

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