ネザーランドドワーフの特徴や飼育方法をご紹介

うさぎは犬や猫と比べて飼育スペースが狭くても飼育が可能で、飼育方法も比較的楽なので、犬や猫は飼えないけどペットを迎え入れたい方に人気の高い動物です。
うさぎにはいくつか種類があり、その中でも人気の高い品種はネザーランドドワーフです。
ここでは、ネザーランドドワーフとはどんなうさぎなのか、特徴や性格についてご紹介します。

ネザーランドドワーフは体重が1kg程度の小柄なうさぎです。丸みのある身体をしており、顔もまんまるで可愛らしいので、とても人気の高い品種です。
耳は他のうさぎと比べると短く、頭にちょんと乗っているような姿をしています。

ネザーランドドワーフは被毛の種類が多く、単色のブラック、ブルー、チョコレート、ライラック、ホワイトがあり、1本の被毛に3色以上の色が付いている種類は、チェスナット、チンチラ、リンクス、オパール、スクワレルなどがあります。

可愛らしい姿をしていますが、警戒心が強い子が多いです。慣れた飼い主さんには甘えることもありますが、多少時間がかかります。さらに、元気で活発な個体が多く、お散歩などを好みます。

ネザーランドドワーフは小柄なうさぎで、警戒心は強いですが、慣れると甘えん坊になる可愛らしい性格をしています。そんなネザーランドドワーフを飼育するためにはどんな環境や食事、グッズが必要になるのでしょうか。
ここでは、ネザーランドドワーフの飼育方法についてご紹介します。

うさぎは室温の変化に弱い動物です。そのため、できるだけ温度変化の少ない環境で飼育する必要があります。室温はできるだけうさぎが生活しやすい18～24度、湿度40～60％を保てるように、冷却マットやヒーターなどを季節に応じて用意します。
ケージはうさぎ用の物を用意し、家の中でも温度変化の少なく、直射日光を避けた場所に設置しましょう。

ネザーランドドワーフは活発な子が多いので、お散歩が必要になります。室内にもお散歩できるようなスペースも確保しましょう。

うさぎの主食は牧草（チモシー）です。
牧草には1番刈り、2番刈り、3番刈りとあります。1番刈りは繊維質が多く硬い牧草が多い傾向があります。1番刈りの牧草は、歯が伸びすぎるのを防ぐことやお腹の調子を整える効果が期待できます。
できるだけ1番刈りのものを与えることがおすすめですが、食べない場合は2番刈りや3番刈りの牧草を与えても問題ありません。
うさぎによっては食べる牧草と食べない牧草があります。牧草の種類もたくさんあるので、与えていきながら、好みの食べ物を見つけていきましょう。

他にもうさぎ用のペレットなどもあります。牧草とペレットを併用して与えている方もいますので、飼育しているうさぎの性格に合わせて選んでいきましょう。

ネザーランドドワーフを飼育するために必要なグッズはたくさんあります。
まずは、うさぎが生活するためのケージ、トイレ、ペットシーツ、トイレ砂、牧草入れ容器、ペレット入れ容器、ウォーターボトルなどです。季節に応じて、ヒーターや冷却マットなども必要となります。
さらに、うさぎの食事として、牧草、ペレットを用意しましょう。

うさぎを家に迎え入れる時には、通院や移動用のキャリーバッグもあると便利です。

うさぎが快適に生活するための環境を整えることは飼い主としての大事な務めです。
ここでは、ネザーランドドワーフの飼育におすすめのグッズをご紹介します。

このセットは、初めてうさぎを飼育する方におすすめです。
ドリンクボウル、スマートルーム、プレミアムフード、チモシー、三角トイレシーツ、ワイドシーツ、フードボックス、牧草ボックスが含まれています。スマートルームは網ケージになっていて、子うさぎからシニアまで長期間使用することができます。ケージには引き出しトレイが付いているので、お手入れも簡単です。

太くてしっかりとしており、低カロリーで繊維質が多く含まれている牧草です。厳しい検疫や植物検査をクリアした物を使用して作られた高品質の牧草で、うさぎにも安心して与えることができます。
ロングチモシーになっていて、食べることで咀嚼の回数を増やし、歯の伸び過ぎを抑制する効果も期待できます。

ソフトタイプのお出かけバッグです。天井が網状になっているのでバックの中にいるうさぎの様子をみることもできます。機能性も高く、動物病院の受診やお出かけの時に最適なバッグです。元気なうさぎをバッグに入れる時にはコツが要りますが、慣れれば簡単に入ってくれるようになります。

天然木で作られた隠れ家兼食事場のハウスです。金属を使用していないので、どこをかじっても安心です。さらに、かじることで歯の伸び過ぎを防ぐことにも役立ちます。
ハウスにはコード穴が付いているので、寒い時期にヒーターを利用することもできるので1年中活躍してくれます。

ネザーランドドワーフの特徴や、飼育方法についてご紹介しました。
ネザーランドドワーフはうさぎの中でも小柄な品種で扱いやすいように思えますが、警戒心が強いです、しかし、慣れると飼い主さんに甘えるようになるので、とても可愛らしいですよね。

うさぎの生活環境は気温の変化をあまり感じないよう一定に保つ必要があり、他の動物より室温管理には注意が必要ですが、最近では便利なグッズもたくさん登場しています。うさぎ用のグッズを活用し、ネザーランドドワーフとの生活を楽しみましょう。