一人暮らしでも猫は飼える?
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猫を飼いたいけど、他に面倒をみる家族がいないから…と、躊躇している方もいます。恐らく、そんな方の多くは日中不在となる時間を誰が面倒をみるのか、また仕事と猫のお世話の両立ができるのか不安なのではないでしょうか。
確かに、猫も人間と同じ生き物ですから、突然病気やケガで病院にかからなければならないこともあるでしょう。また、月齢や状態によって必要なお世話の内容も変わってきます。ですから、一人暮らしでも絶対に大丈夫!とまでは言えません。
ただし、猫に必要なお世話や準備、覚悟ができていれば、一人暮らしでも猫を飼うことは可能です。猫を飼うかどうか悩んでいる方は、これからご紹介する内容を見て検討してみてはいかがでしょうか。
初めて猫を飼う時に一人暮らしの人が知っておくべきポイント
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猫は一人暮らしでも飼えますが、飼うにあたっては最後まできちんと面倒をみるという覚悟が必要です。
自分が家を空ける時の対応は?
一人暮らしの場合、特に気になるポイントが、不在時の対応です。仕事などで家を空ける場合、その日のうちに帰ってくるのであれば問題ありませんが、旅行や出張などが入って数日間家を空けることもあるでしょう。そんな時、「キャットフードを多めに入れておけば大丈夫だろう」という考えはNGです。
留守中の猫のお世話として、選択肢は主に3つあります。留守中に預かってくれる動物病院やペットホテルの利用、ペットシッターさんの手配、友人や身内への依頼です。
猫のことを一番に考えると、できれば環境の変わらない自宅での生活を優先し、ペットシッターもしくは友人や身内への依頼が望ましいですが、それが難しければ預けられる場所を手配しましょう。
突然猫の体調が悪くなったら?
猫は、体調の変化を隠すのが得意な動物です。そのため、ふだんから些細な変化に気づけるよう注意してあげることが大事です。もし、普段と違う様子が見られた時は、動物病院の受診を考えましょう。仕事をしていても、時には仕事を休んで病院に連れていくなどのアクシデントが起こることを覚悟しておきましょう。
猫にかかるお金はどのくらい?
猫を飼う時には、色々なお金もかかってきます。毎月絶対に必要になるのは、猫砂やキャットフード代。お迎えにあたっては、トイレやケージ、爪切り、キャリーバッグ、ブラシ、首輪などの準備も必要です。
真夏や真冬はエアコンで気温を快適な温度に保つ必要があるため電気代もかかってきます。一般的には、一月あたり猫にかかる費用は2万円弱と言われているため、こうした支出が苦にならないかどうか計算しておきましょう。動物病院を受診した場合は、医療費も上乗せされます。
猫と快適に暮らせる空間が作れる?
まず、住居がペット可能かどうかという問題があります。また、部屋の広さによってはケージやトイレが場所をとり、飼い主さんの居住スペースを圧迫してしまうかもしれません。猫が遊ぶ空間に関しては、広さよりも高さがあった方がよいとされるため、キャットタワーなどの設置がおすすめです。
狭い家で問題になりがちなのは、トイレです。猫はキレイ好きなため、汚物が残ったままのトイレで2回・3回と排泄するのを嫌う子もいます。場合によっては、トイレを2~3個置いておかないと、トイレ以外の場所で排泄してしまったりガマンしてしまったりする可能性もあるので、掃除をマメにする必要があります。
さらに、猫はあちこちで爪をといだり、かじったりして、柱や壁、ふすまなどが傷だらけになってしまう恐れもあります。家具を守るために、爪とぎを設置したり爪とぎ防止対策も忘れてはいけません。
一人暮らしの人が猫を飼う時に便利なアイテム4選
一人暮らしの人が猫を飼う時には、相応の覚悟も必要ですが、それ以上にメリットもたくさんあります。毎日の生活が楽しくなったり、癒されたり、充足感や幸福感を与えてくれる猫との生活は、かけがえのないものとも言えるでしょう。
そこで、一人暮らしの人が猫を飼うにあたり、便利なグッズを4つご紹介します。
自動給水器
いつでも新鮮なお水が飲める自動給水器です。
コンパクトで場所を取らず、シンプルなデザインでお部屋の雰囲気を邪魔しません。2.5Lと大容量の貯水機能で、お水をよく飲む猫や多頭飼育・1泊などの留守番でも安心です。取り外して洗えるので毎日清潔に保つことができます。同じデザインの給餌器も販売しているのでセットで購入してもいいかもしれません。

ペットカメラ
離れていても、家の中の様子や猫の様子がすぐに把握できる防犯カメラです。猫の動きに合わせて追尾してくれるため、移動しても安心。動きを検知すると通知がいくシステムのため、必要に応じてその都度スマホで確認できます。

自動給餌器
一人暮らしの猫飼いには欠かせない自動給餌器です。
4Lと大容量で多頭飼育や1泊のお留守番にも向いています。透明なクリアケースなのでフードの残量が一目瞭然でうっかり補充忘れがなく安心です。蓋には活性炭乾燥剤が付属していて新鮮をキープ、取り外して水洗いができ衛生面も問題ありません。音声録画機能つきなので、飼い主さんの声で安心して食べに来られるアイテムです。

オープンエアー
自動でトイレ掃除をしてくれる自動トイレ「オープンエア」です。
アプリを繋げれば、外出先でも猫のトイレの通知が確認でき、猫の健康状態を把握することが可能です。猫のトイレ後は自動でクリーニングしてくれるので即綺麗になり匂いも残りません。室内が暗くなると、自動的にライトが点灯するモードなど、生活環境に合わせて設定できます。高額な商品ですが、返金保証も条件付きであるため、一度お試し購入してみてはいかがでしょうか。

一人暮らしで猫を飼う時は準備と心構えを万全に
今回は、一人暮らしで猫を飼いたい場合に知っておきたいことや便利なアイテムをご紹介しました。猫との暮らしはとても暖かく楽しいものですが、猫の一生を責任もってお世話するという覚悟は必要です。
もし、不安なことがあっても、便利なグッズやサービスを活用して準備しておくことはできます。猫との暮らし、始めてみませんか?
StreetFashion(参照日2025-6-27)
https://item.rakuten.co.jp/aozora0121/mc368/
防犯ステーション(参照日2021-1-20)
https://item.rakuten.co.jp/secupcs/001-lc52/
Meisai Commerce(参照日2025-6-27)
https://item.rakuten.co.jp/meisai-commerce/js-zzl-m80/
ワイ・システムズ国際(参照日2025-6-27)
https://item.rakuten.co.jp/ysystems-kokusai/ysk-robot-lr3-connect-beige/
著者情報

こば
小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。