ペットホテルとはなに?猫をペットホテルに預けるときの注意点とは?

猫とともに暮らしていると、猫をお留守番させなくてはいけない状況になってしまうこともありますよね。猫だけのお留守番させるのは不安だけれども、どうしたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、猫を預けることのできるペットホテルの利用方法や注意点についてご紹介していきます。 2020年11月20日作成

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ペットホテルとは?

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猫を飼育している方であればペットホテルという言葉を聞いたことはあるのではないでしょうか。
ペットホテルはペット専用の預かり施設で、犬や猫を預かってくれる場所です。どんな動物を預かってくれるかどうかはペットホテルにより変わるので、しっかり調べておく必要があります。

ここでは、どんな場所でペットを預けることができるのかご紹介します。

・ペットホテル

猫を預けるにはペットホテルが最適です。ペットホテルの中でも猫専用ホテルだとさらに望ましいです。ペットホテルでは日帰り~数ヶ月のホテルなども柔軟に対応してくれる場所が多く、プランも豊富です。
小さめのケージで過ごすプランから、一部屋を自由に行き来できるプランまであり、料金も2,000円~1万円ほどかかる場合もあります。

ホテル中の猫の待遇はプランや猫の性格により異なります。猫をケージから出して遊んでくれることもありますし、他の猫たちと遊ぶこともできます。しかし、警戒している猫やプランによってはケージ内の移動のみで過ごすこともあります。

・動物病院

動物病院でもペットホテルのサービスを行っていることがあります。動物病院では基本的に病気の動物を預かって入院管理している場所ですが、中には健康な猫を預かってくれることがあります。これも行っているかどうかは動物病院により異なりますので、しっかり調べておきましょう。

動物病院で預かる場合、ペットホテルに比べて少し値段が張ることもあるので、値段の面でもリサーチが必要です。さらに、動物病院は基本的に動物を治療する施設ですので、ペットホテルほど快適な環境ではない場合がほとんどです。

病気の治療中でしっかりとした管理が必要な場合は、通常のペットホテルでは預かってもらえない可能性がありますので、一度動物病院に相談してみましょう。

・ペットショップ

ペットショップでもペットホテルを行っている場合があります。
ペットショップは基本的に販売しているペットのお世話をしてる場所ですが、中にはペットホテルやトリミングなどの施設を併用してる場所もあります。
ペットショップの場所により変わりますが、ペットホテルほど快適な環境ではない可能性もあります。

ペットホテルの利用方法とは?

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ペットホテルは慣れれば猫にとって過ごしやすい場所でもあります。しかし、利用するとなるといくつか手順が必要になります。
ここでは、ペットホテルの利用方法についてご紹介します。

利用方法

ペットホテルは基本的に予約制です。そのため、ゴールデン・ウィーク、お盆休み、年末年始などの長期休暇は早い段階で予約がいっぱいになることがほとんどです。ペットホテルは「○ヶ月前から予約可能」となっていることが多いので、猫を預ける期間が決まった時点で予約がいつから可能なのか、予約できるかどうか調べましょう。

キャンセルするとキャンセル料金が発生することもありますので、注意しましょう。

準備するもの

ペットホテルを利用するときには、預けるときに一緒に準備するものがあります。
ペットホテルでも家と同じような生活を送ることができるように、普段食べているキャットフード、食器類、普段使っているおもちゃや毛布・ベッド、移動時に使用しているキャリーケース、猫砂などを用意しておきましょう。
ペットホテルでも猫が安心できるように、家のニオイがするものを一緒に持っていってあげましょう。

首輪や迷子札を用意

猫をペットホテルに預けるときには、首輪や迷子札を用意しておきましょう。ペットホテルでは逃げ出す可能性は少ないですが、災害時など100%安全とは言い切れません。
首輪や迷子札に連絡先や名前などを記載しておきましょう。
他にも、マイクロチップを入れておくことで、保健所などの行政機関に捕獲されたときなどに見つかる可能性が高くなります。

ワクチン接種やノミ・ダニ予防を行う

猫をペットホテルに預けるときには、ワクチン接種は必須です。逆を言えば、ワクチン接種の証明書を求められない場合、ワクチン接種をしていない他の猫もペットホテルに預けられることになりますので、注意が必要です。

他にも、ノミ・ダニ予防が必須になっているホテルもあります。同じホテルで過ごすため、ノミ・ダニが愛猫に寄生してしまう場合があります。あらかじめ猫にノミ・ダニ予防をしておくと安心かもしれませんね。

猫の性格やお薬手帳などのメモ

猫をペットホテルに預けるときには、猫の性格やお薬手帳があれば用意しておきましょう。猫の性格を細かく記載しておくことで、世話をするスタッフもその猫の性格を知ることができます。何らかの病気や持病がある場合も記載しておきましょう。

ペットホテル利用前の注意点は?

ペットホテルではホテル専門のスタッフたちが猫の世話をしてくれるので安心して預けることができる場所です。しかし、ホテルを利用するときには注意しなければいけない点があります。
ここでは、ペットホテルの注意点についてご紹介します。

1, どんなホテルか確認しておく

ペットホテルを利用する前に、どんなホテルかどうかしっかり確認しておきましょう。ペットホテルには色んな場所があり、猫の宿泊場所と同じ空間に犬も預かっているホテルもあります。

ペットホテルを探すときには、猫専用ホテルかどうか、スタッフの人数は足りているのか、脱走防止策はされているのかどうか、夜間対応は可能かどうかなどの項目は調べておきましょう。

他にも衛生管理がされているかもしっかりと見ておきたいところです。

2, ケージの広さや行動範囲

ペットホテルを利用する前に、ケージの広さや猫を預けたときの行動範囲はどれくらいなのかを調べておきましょう。ケージ内は自由と言ってもケージが狭ければ、ストレスが溜まってしまいます。預ける前にケージのサイズを確認し、愛猫の性格に合ったサイズのものを選びましょう。

3, ワクチン接種が徹底されているか

ペットホテルを利用する前に、ワクチン接種が徹底されているかどうか調べましょう。
ワクチンはまだ日本にある病気を予防するためのものです。しかし、100%感染しないわけではなく、ワクチン接種は万が一感染したときに症状を和らげるものです。そのため、ペットホテルを利用するのであれば、ワクチン接種が徹底されているホテルを選びましょう。

4, 緊急時の対応

ペットホテルを利用する前に、緊急時の対応はどうか調べておきましょう。
何かトラブルが起こったときにどこの動物病院を受診するのか、飼い主さんへの連絡はどうなるのか、などを確認しましょう。ペットホテルと連携している動物病院はどこかなどしっかり決まっている場所を選ぶと安心です。

ホテルを利用するときはルールを守ろう

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ここでは、猫を預けることのできるペットホテルの利用方法や注意点についてご紹介しました。

猫を預けることのできる場所はペットホテル以外にもペットショップや動物病院などの場所がありますが、猫のみ預けることができる猫専用のペットホテルが1番です。

ペットホテルのルールや注意点を知り、安全安心に利用しましょうね。

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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