うさぎはシャンプーをしても大丈夫？洗い方と役立つグッズを紹介

うさぎはとてもキレイ好きな動物で、自分で自分の体をキレイにするため、基本的にシャンプーをする必要はありません。

しかし、体調が悪くてお腹がゆるい場合や、太りすぎてしまい上手にグルーミングができない場合は、被毛にウンチやオシッコなどの汚れがついてしまいどうにも取れないことがあります。そんな時は飼い主さんがうさぎのお手入れをしてあげる必要があります。

うさぎが自分で取ることができない汚れがある時は、まずクシを使ってコーミングをしてみましょう。簡単な汚れであればクシやブラシで取りのぞくことができるはずです。しかし、それでも汚れが取れない時やニオイがある時はお風呂に入れてシャンプーをするか、シャンプータオルを使って汚れを拭きとってあげると良いでしょう。

まず大前提として、うさぎは基本的に水にぬれることを好まない動物であることを覚えておいてください。



シャンプーをする時は動物用のシャンプーとぬるま湯を使って、汚れている部分だけを手早く洗うようにしましょう。人間用のシャンプーはうさぎにとっては刺激が強すぎるため、絶対に使ってはいけません。また、シャンプーが皮膚に残っていると皮膚トラブルを引き起こす原因となるため、必ずしっかりと洗い流してください。



うさぎのやわらかくて密集している毛は、一度水にぬれるととても乾きにくい傾向があります。シャンプー後にうさぎが体調を崩さないように、しっかりとタオルドライをして水気を拭きとってあげてください。うさぎが嫌がらない場合は、ドライヤーを使って乾かしてしまうのがおすすめです。

ここまではうさぎの基本的なお手入れ方法や、正しい洗い方について解説してきました。ここからは実際におすすめしたい、うさぎ用シャンプーやシャンプータオルなどを紹介していきます。

今回紹介するシャンプーは低刺激でうさぎの皮膚に優しいことを前提として、汚れをしっかりと落としてくれるものや被毛にツヤを与えてくれるものを中心に選びました。

天然植物オイルを配合した、さっぱりした洗い上がりの小動物用シャンプーです。

低刺激性の原料を主成分にしているため、小動物の皮膚に優しいのが特徴です。動物の分泌腺から出るニオイを取りのぞき、お尻や足などのしつこい汚れをしっかりと落としてふわふわに仕上げてくれますよ。

うさぎだけではなく、モルモットやフェレットに使うこともできます。

ミラクルハーブとも呼ばれるインド原産の植物、ニームのオイルを使ったシャンプーです。

ニームオイルやシトロネラオイル、セロリ種子油やユーカリオイルなどの天然ハーブ由来の成分が汚れや皮脂などをしっかりと取りのぞいてくれます。低刺激の洗浄成分が皮膚をケアしながら、うさぎの被毛を優しく洗い上げます。

ただシャンプーをするだけでなく、せっかくならうさぎをケアしたいという場合におすすめです。

フランスのオーガニックペットケア製品のメーカー、BIOGANCEが手がけるうさぎ専用のノンシリコンシャンプーです。

動物性油脂や合成着色料、パラベンを一切使用せず、天然の植物由来成分の力を最大限発揮できるように作られています。気になる汚れやニオイをしっかりと取りのぞきながら、オリーブエキスが皮膚に潤いを与えてくれます。弱酸性で低刺激のシャンプーです。

さわやかなココナッツの香り付きです。

アミノ酸由来の低刺激でマイルドな洗浄剤とオレンジオイルの性能を生かした、泡タイプのシャンプーです。

人間以上にデリケートなペットの皮膚と被毛を優しく守りながらしっかりと洗うことができるように、アロエベラ抽出液やローヤルゼリー抽出液などの保湿成分を配合しています。シャンプーが泡になって出てくるため、手軽に使えるのがうれしいですね。

原料であるオレンジ皮抽出油に由来する、さわやかなオレンジの香りも魅力的です。

パウダーシャンプーを入れて使う、パウダーシャンプー用ブラシです。パウダーシャンプーを使えば水を使わないでシャンプーができますよ。

ブラシのヘッド部分にパウダーシャンプーを入れてうさぎをブラッシングすれば、パウダーシャンプーを飛び散らすことなくシャンプーをすることができます。ブラシには天然の豚毛を使用しているため、ブラッシングするだけでも被毛にツヤを与えてくれます。抗菌仕様になっているため、いつでも清潔に使うことができるのも良いですね。

お試し用に少量のパウダーシャンプーが付属しています。

拭くだけで簡単にうさぎのお手入れができるペット用のシャンプータオルです。

厚手のメッシュ生地のタオルには水分がたっぷりと含まれているため、汚れや抜け毛をしっかりとからめて取りのぞいてくれますよ。1枚あたり20cm×30cmと、使いやすい大きめサイズになっているのもおすすめしたいポイントです。

タオルにはカモミールの香りがついています。食品用香料を使用しているため、うさぎがなめてしまっても安心です。

今回はうさぎのお手入れ方法や正しい洗い方、おすすめしたいうさぎ用シャンプーについて紹介しました。

冒頭でも述べましたが、うさぎは基本的にシャンプーをする必要がない動物です。しかしシャンプーはなかなか取れない汚れをしっかり落としたい時にはとても有効な手段です。まずはシャンプータオルやパウダーシャンプーなどの水を使わないものから挑戦し、それでも汚れが落ちない時はお風呂に入れてあげると良いでしょう。

うさぎをシャンプーする時は正しい洗い方を心がけて、なるべく負担がかからないようにしてあげてくださいね。