成犬の噛みぐせの直し方とは?おすすめおもちゃもご紹介

犬の噛みぐせは、子犬の頃に直していかないと成犬になっても残る可能性があります。そのまま放置すると本気で噛んでくることもあるため、成犬でも噛み癖がある場合はしっかりとしつけ直す必要があります。本記事では、成犬の噛みぐせについて解説いたします。 2023年11月22日作成

  • 犬のカテゴリ - 犬のしつけ犬のカテゴリ - 犬のしつけ
  • VIEW:3,025

成犬の噛みぐせについて

出典:https://www.shutterstock.com

噛みぐせとは、犬が日常生活や遊ぶ際に噛みついてしまう癖のことです。この癖は主に子犬の時期に形成され、正しい対処をしないと問題を引き起こすことがあります。
噛みぐせは、単なる甘噛みだけでなく、時には力を込めて噛むこともあるため、注意が必要です。この噛みぐせを放置すると、犬が急に本気で噛んでしまうこともあるかもしれません。

成犬の場合は力が強いため、本気で噛まれると重大な事故につながる可能性も考えられます。噛むという行動は犬の本能的な行動であるため、完全にやめさせることはできませんが、噛んでも大丈夫なものとだめなものを理解させたり、噛む力をコントロールするように飼い主が教えてあげることが大切です。

成犬の噛みぐせの直し方は?

出典:https://www.shutterstock.com

噛みぐせは子犬の時に対処するのが理想的ですが、成犬でも根気強くトレーニングをすれば、噛み癖を直すことは可能です。ここでは、成犬の噛みぐせを直す方法を紹介します。

基本的なしつけトレーニングをやり直す

犬の噛み癖を直すためには、基本的なしつめも必要になります。座って、待つ、静かにするなどの基本的な命令を犬に教え、飼い主が犬をコントロールできるようにすることが大切です。
犬が噛んだときには「駄目!」や「NO」「いいえ」などのコマンドを使い、噛み癖の発生を防ぎます。犬が噛んだら即座にコマンドをかけ、噛み癖を中断させましょう。

犬のストレスを解消する

犬は運動不足や生活環境からくるストレスが原因で噛みつくことがあります。運動量が見合っているかどうか、犬の生活環境が快適なものか、確認してあげましょう。
噛み癖はエネルギーの発散不足から生じることもあります。散歩、フリスビー、おもちゃでの遊びなど、犬の運動ニーズを満たしましょう。
犬のトイレや寝床、ケージの中なども定期的に掃除をして、清潔な状態を保つように心がけましょう。
犬が抱えているストレスが減少すれば、犬の問題行動も自然と減っていくことが期待できます。

おもちゃで噛む欲求を満たしてあげる

噛むことが癖になっている場合は、噛んでも大丈夫な犬用のおもちゃを与えてあげましょう。噛むことは犬の本能的な行動であるため、おもちゃを噛むことで本能的な欲求を満たしてあげることができるでしょう。噛んでも良いものがあれば、その他の噛んではいけないものへの噛みつきも減っていくかもしれません。

飼い主としてはNG!やってはいけないしつけ方とは?

出典:https://www.shutterstock.com

噛みぐせは直さなければいけないものですが、しつけをするときには注意しなければいけない点もあります。

大きな声で怒鳴る

しつけているときには、大きな声で怒鳴ってはいけません。

犬に対して怒鳴ることはストレスを与え、信頼関係を損なう可能性があります。大きな声に対してパニックになるケースもあるため、しつけの際の声のボリュームには注意しましょう。
飼い主も犬が言うことを聞いてくれないとイライラしてしまうかもしれませんが、問題の解決にはつながりません。しつけは根気が大事であり、犬のペースに合わせてあげることが大切なのです。

暴力的なしつけ

しつけで絶対にしてはいけないことは、体罰などの暴力的な行為です。

当たり前の常識ではありますが、犬を叩くことや蹴るなどの体罰は絶対にしてはいけません。噛みぐせは直るまでに時間がかかるものです。うまく行かないことも多くあります。しかし、犬に体罰をすることは絶対にしてはいけません。

また、犬は大きな物音に対して怯えてしまうことがあります。物を投げたり壁や床を叩いて大きな音を出すことは、犬が怯えてしまいストレスにつながります。怯えている状態ではしつけはできないため、大きな物音が出るような行動は控えましょう。

過剰なしつけ

過剰なしつけや制約は、犬にストレスを与え、不安定な行動を引き起こす可能性があります。ほかにも頭輪やリード、マズルなどのしつけ用具を過度に使用することは、犬に対して不快感を引き起こしてしまうでしょう。

噛んでも良い犬用おもちゃを与えてあげよう!

犬の噛みぐせは癖になってしまっているため、直すまでに時間がかかることも多いでしょう。そのような場合には、噛むという欲求を満たすことができる犬用おもちゃがおすすめです。

コング

コングは代表的な噛む犬のおもちゃです。甘噛みやいたずら対策だけでなく、子犬期ならあごを鍛えたりすることにも役立ちます。中にペーストやおやつをごほうびとして詰めて与えればひとりでおとなしく遊ぶこともできるでしょう。

選べる犬のおもちゃ お得な3点セット

たくさんの種類のおもちゃから、好きなおもちゃを3つ選ぶことができるおもちゃセットです。さまざまな形状やタイプのおもちゃがあるため、愛犬の好きなものを選び遊びましょう。


選べる犬のおもちゃ お得な3点セット

犬おもちゃ ロープタイプ 15個セット

ロープおもちゃ15個セットです。ロープ状になっているおもちゃなので引っ張り合いや投げて遊ぶことができます。何度も噛むことができ、歯磨き効果も期待できるでしょう。


犬おもちゃ ロープタイプ 15個セット

ドギーマン アミーバーボール

ボール状の犬用おもちゃです。噛みごたえも抜群で、穴から中におやつを入れることで、犬だけでも遊ぶことができます。


ドギーマン アミーバーボール

犬用 音が出るぬいぐるみ

噛むと音がなるおもちゃです。噛みごたえも抜群で、犬も夢中になって楽しむことができます。


犬用 音が出るぬいぐるみ

成犬の噛み癖は根気強く直してあげて!

出典:https://www.shutterstock.com

成犬の噛みぐせは犬が社会で生活するためにも、しっかり直してあげることが望ましいです。直すときには噛んではいけないということを伝え、犬が噛んでしまう原因を見つけましょう。噛み癖の原因には、ストレスや運動不足などが隠れていることも多くあります。愛犬の生活スタイルや環境などに一度目を向けてみることをおすすめします。

参考サイト
・楽天24 ペット館(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/nyanzaq/35585746012/

・MiO PET(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/omishop/compass1628227497/

・ホームスウィートホーム楽天市場店(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/homesweethome/kk-016906/

・ペッツビレッジクロス~ペット通販(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/kurosu/10006947/

・PET FUN(ペットファン)(参照日:2023-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/petfun/t0010dogst/

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

オススメ

新着記事