ミニチュアシュナウザーのフード選びのポイントとは？食いつきや体調に不安のある飼い主さん必見！

ドッグフードは、わざわざ動物病院で購入しなくても、スーパーやホームセンター、ペット用品店、インターネット等で簡単に購入することができますね。しかも、その種類は非常に多く、価格もメーカーも味もさまざまです。

食いつきに問題がなければ、何となく手に取ったフードを与え続けている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

しかし、フード選びにあまりこだわっていないという方は、一度そのフードの品質や材料をチェックしておいた方が良いかもしれません。ドッグフードは愛犬の体をつくる源です。

もちろん、ドッグフード選びにこだわっても、防ぎきれない病気もあります。しかし、その一方で、「ドッグフードを変えたら健康状態が良くなった」というケースもあります。毎日食べるものの安全性にこだわることは、決して無意味ではないということです。

ミニチュアシュナウザーは、目の病気や糖尿病、下部尿路疾患になりやすいと言われています。とても活発な性格をしているため、運動不足や食べすぎによって肥満を招きやすいことでも知られており、美しい被毛を保つことにも注意してあげたいものです。

こうした病気は、フード選びや与えかたによって発症のリスクを抑えられる可能性もあります。できるだけ健康を維持するためにも、ミニチュアシュナウザーがかかりやすい病気の対策という観点からもフード選びをしてみてはいかがでしょうか。

それでは、ミニチュアシュナウザーのためのフード選びで見ておきたいポイントをご紹介します。

ミニチュアシュナウザーがかかりやすい下部尿路疾患で、特に多いのが尿結石です。尿結石は、おしっこを長時間我慢したり、尿が濃くなりすぎることで起こりやすくなります。そのため、消化しやすいフードを選ぶことや、ナトリウムが適切なフードを選ぶことで、尿を濃くしすぎないよう対策する必要があるのです。

肥満は、やがて糖尿病などのリスクを高めることでも知られています。若いうちに起こる白内障は、糖尿病が引き金になることもあり、肥満をきっかけにさまざまな病気が起こるため決して楽観視はできません。ミニチュアシュナウザーは特に太りやすい特徴があるため、日頃から体重管理を行うことが大事です。日々のお散歩等で運動をしっかり行うことはもちろんですが、高たんぱく低カロリーのフードや腹持ちの良い食物繊維が含まれたフードを選ぶことで、肥満のリスクを抑えることができるでしょう。

ミニチュアシュナウザーは、美しい被毛も魅力の1つです。毛色に影響する色素は、アミノ酸のチロシンやミネラルの銅から作られます。よって、フードには適切な量のチロシンや銅が含まれていることも大事になります。

高たんぱく低脂肪、泌尿器の健康のために考えられた栄養素をバランスよく配合されていて、ミニチュアシュナウザーの飼い主さんによく選ばれているフードです。肥満や毛色の維持のための栄養にも配慮してあり、高齢犬も成犬と同じものが食べられる点も嬉しいポイントです。

成長後期のミニチュアシュナウザーのために開発されたドッグフードです。粒の形状や大きさ、食感なども子犬のミニチュアシュナウザー専用に設計されています。適切なカロリー含有量に調整し、理想的な体重を維持をサポートしてくれます。

成犬のミニチュアシュナウザー専用のドッグフードです。下部尿路の健康維持に配慮し、尿石の構成成分になると言われるマグネシウムやカルシウム、リン等のミネラル量を調整しています。

髭の様な被毛が特徴的なミニチュアシュナウザーに合わせて設計された専用フードです。全年齢対応の総合栄養食となっており、皮膚や被毛、お腹、内蔵など、ミニチュアシュナウザーの成長に配慮した栄養設計となっています。

ミニチュアシュナウザーがおいしく食べられるよう配慮された、犬種専用のドッグフードです。皮膚の健康を配慮し、DHAを配合しています。低脂肪設計ですがささみやチーズもトッピングされており、嗜好性も高いのが特徴です。

新鮮な地中海・大西洋の魚が主原料として使われているフードです。高たんぱく低カロリーで、その品質はFEDIAF（欧州ペットフード工業会連合）の基準も満たしています。無添加ですが食い付きは良く、飼い主さんからも定評があります。

鳥取県の大山どりのムネ肉を原料とした、ヘルシーなドッグフードです。このフードは鶏肉の育成から処理まで一貫して行われていて、人が食べられる部分のみ使用しています。高圧や高温で製造せず時間をかけて作られるため、栄養も壊れません。全年齢・全犬種に対応しています。

第一主原料はチキンです。小さな口でも食べやすい、独自の小粒設計となっています。玄米やさつまいもといった食物繊維がほどよく腸内環境を整えて腹持アップに役立ちます。必須脂肪酸であるオメガ3・オメガ6も含んでおり、皮膚や被毛の健康を助けます。

熊本県の総合食肉会社・株式会社フジチクの馬肉を使用して作られたドッグフードです。人間でも食べられる食材を使用しており、鶏肉や牛肉にアレルギーがある子でも試しやすくなっています。水に溶けやすく消化もしやすくなっているため、歯の弱いシニア犬にもおすすめです。

ヒューマングレードの食材にこだわり、体質や好みに合わせて与えられる柔軟性のたかさが特徴的なフードです。年齢、粒の大きさ、お肉の種類の3つのポイントでそれぞれ選択をすることができるため、愛犬が食べやすくぴったりなものを見つけることができるでしょう。

生食に限りなく近い、低アレルゲンで安心できるフードにこだわって作られています。国産で無添加、栄養を損ねない低温処理。ダイエットができるように設計されているため、肥満ぎみの子にもおすすめです。また、運動量が少なくなるシニア犬や、避妊・虚勢手術で体重管理が難しい子にも適しています。全年齢・全犬種対応で生肉50％以上、自然の香りが食欲をそそるドッグフードです。

オーガニック原料の飼料だけでのびのびと育てられたオーガニックチキンを主原料とし、厳正な衛生管理のもと製造されているドッグフードです。ヤラーのフードのなかでも一番小粒で、小型犬専用となっているのも特徴です。フードには必ずぬるま湯をかけて与えるよう記載されています。

新鮮な馬肉と、16の国産食材で作られた自然食フードです。馬肉は、高たんぱく低カロリーの食材として知られており、鉄分も配合されています。犬にとって必要なビタミンもバランスよく含まれています。植物や魚に多く含まれる不飽和脂肪酸も多く、皮膚や毛並みの美しさの維持をサポートしてくれます。

鶏のささみ肉と、新鮮なお魚を原料としたドッグフードです。時間をかけて低温で製造し、食材の栄養をできるだけ損なわないよう配慮されています。人工的な着色料などは使われておらず、胃腸からの吸収を考えて米麹やプロバイオティクスが配合されている点も特徴。たくさんの酵素が、タンパク質の消化を助けてくれます。

シニアに近づいてきた頃のフード選びに困った時は、こちらのドッグフードもおすすめです。このシリーズは、犬の年齢や目的によって幅広いラインナップがあります。

どんなに品質が高いドッグフードでも、すべてのミニチュアシュナウザーに合うとは限りません。体質やライフスタイル、嗜好等で、それぞれ合うドッグフードは変わってきます。しかし、毎日食べるものだからこそ、健康にも大きく影響することを忘れずに、できるだけきちんとしたフードを見つけてあげたいですね。