犬の毛玉ができる原因
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まずは、犬の毛玉ができる原因についてご説明します。
また、毛玉がどのような悪影響を及ぼすのかについても見ていきましょう。
ブラッシング不足
犬の毛玉ができる一番の原因は、ブラッシング不足によるものです。
定期的にブラッシングをしなければ、被毛が絡まって毛玉になってしまいます。
特に長毛種であれば、被毛が絡まりやすいため、注意しなければなりません。
短毛種であっても、抜け毛がほかの被毛と絡まることで毛玉になります。
そのため、どんな犬種であっても、定期的にブラッシングをする必要があるといえるでしょう。
シャンプー後にしっかりと乾かさない
犬をシャンプーした後に、ドライヤーでしっかりと被毛を乾かさないのも、毛玉の原因になります。
これは特に長毛種が気を付ける必要があり、濡れた被毛を乾かさずに放置しておくと、身体中に毛玉ができてしまうでしょう。
もちろん、いきなりドライヤーを当てるのではなく、事前にタオルドライで水気を切っておくことも大切です。
被毛が擦れる
首輪やリードが犬の被毛と擦れることで、毛玉になってしまうことがあります。
また、犬に服を着せることも、お腹の被毛が擦れて毛玉になる原因です。
犬の足に毛玉ができやすいのは、歩く際に内股が擦れてしまうことが原因でしょう。
犬の毛玉を放置するとどうなる?
犬の毛玉を放置すると、被毛の根本の皮膚が引っ張られて、痛みを伴うことがあるでしょう。
また、さらに毛玉を放置することで、皮膚が裂けて細菌が侵入してしまい、皮膚炎を発症することもあります。
また、毛玉は汚れなどが引っかかって溜まりやすく、さらに不衛生な状態になってしまう可能性があります。
犬に毛玉ができたときの対処方法
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犬に毛玉ができたときには、どのような対処をすれば良いのでしょうか?
正しい対処をして、犬の毛玉をしっかりと取り除いてあげましょう。
毛玉を取る
犬の毛玉が見つかったら、なるべく早めに取る必要があります。
ハサミで毛玉部分を切るのも良いですが、切った部分だけ禿げてしまって見映えが悪くなります。
そのため、なるべくはスリッカーブラシを使用して優しく毛玉をほぐしていきましょう。
あまりにも毛玉がひどくてフェルト状になってしまっている場合には、ハサミで細かく切りながらスリッカーブラシを使用することで、毛玉が除去され見た目も改善するでしょう。
トリマーに依頼をする
愛犬の毛玉をしっかりと取り除きたいのであれば、トリマーに依頼をすることもおすすめです。
トリマーであれば、素早くきれいに毛玉を取り除いてくれるでしょう。
しかし、フェルト状になるくらい頑固な毛玉が付いている場合は、トリミングサロンによっては別途料金が発生することもあるため、事前に被毛の状態を問い合わせるようにしましょう。
犬の毛玉の予防方法
犬に毛玉をできにくくするには、やはり日頃から定期的にブラッシングをすることが大切です。
スリッカーブラシを使用して、被毛の根本からしっかりと優しくとかしていきます。
全体をまんべんなくブラッシングしたら、仕上げにコームで被毛をきれいに整えましょう。
コームに被毛が引っかかるようであれば、再度スリッカーブラシを使用して被毛の引っかかりを取り除きます。
短毛種にスリッカーブラシを使用すると皮膚を傷める可能性があるため、短毛種にはラバーなどの柔らかいブラシを使用すると良いでしょう。
犬の毛玉対策や被毛のケアに役立つグッズ4選
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最後に、犬の毛玉対策や被毛のケアに役立つグッズをご紹介します。
これらのグッズを使用して、日頃から犬の毛玉を予防しましょう。
ワンニャンなでなでブラシ
特殊なステンレス製エッジにより、抜け毛をしっかりと取り除いてくれます。
また、ブラシに絡まった抜け毛は、ボタンを押すことで簡単に取り除くことが可能です。
マッサージや短毛種のブラッシングにも使える、グルーミンググローブがセットで付いています。
SHOWTECH ケダマカッター
犬にできてしまった毛玉を、簡単に取り除くことができるグッズです。
先端のピンを毛玉に差し込んで引くことで、毛玉をカットしてほぐすことができます。
とても便利なグッズですが、カッター部分が鋭く切れやすいため、使用する際には十分に注意が必要です。
Groomie アンダーコートケアブラシ
犬の身体に当てて優しくブラッシングをすることで、不要な抜け毛をしっかりと取り除いてくれるブラシです。
握りやすいグリップは、力加減も簡単に調整することができます。
金属部分はステンレス製になっているため、耐久性に優れているのもポイントです。
ブラッシングスプレー MAGIC MIST
超純水を特殊な技術で電気処理した、アルカリ性のボディミストです。
高い抗菌性と浸透性を持ち、犬の皮膚の奥まで潤いを届けてくれます。
また、無添加で無香料、無着色で犬に安心して使用することができる点も、こだわりのポイントです。
大事なのは日々のこまめなブラッシング
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犬の毛玉を放置することは、皮膚炎などの原因になります。
毛玉の原因として挙げられるのは、ブラッシング不足やシャンプー後の乾燥不足などです。
もしも犬の毛玉を発見したら、すぐに取り除くことが大切です。
また、犬の毛玉を予防するためにも、日頃から犬のブラッシングを欠かさず行うようにしましょう。
ブラッシングは犬とのコミュニケーションにもなり、信頼関係の構築にも役立ちます。
パープルセブン(参照日:2021-01-12)
https://item.rakuten.co.jp/purple7/pet-brush/
FREE BIRD(参照日:2021-01-12)
https://item.rakuten.co.jp/freebird/tr27se003/
I DOG & I CAT(参照日:2021-01-12)
https://item.rakuten.co.jp/idog/rmc-cr001/
https://item.rakuten.co.jp/idog/cr-ja123/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。