ドッグフードのローテーションのやり方
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まずは本題である、犬のドッグフードのローテーションのやり方についてご説明します。
フードローテーションは、ある程度決められたやり方があるため、しっかりと守りましょう。
たんぱく源の異なるフードでローテーションを行う
ドッグフードにはさまざまな原材料が使用されていますが、それぞれたんぱく源が異なります。
チキンやラム、牛肉や鹿肉、魚などが主原料として使用されることが多いです。
それらのたんぱく源をローテーションしていくことで、バランス良く動物性たんぱく質を摂取することができるでしょう。
また、さまざまなたんぱく源をローテーションで与えることは、アレルギー反応のリスクを回避することもできます。
原産国の異なるフードでローテーションを行う
原産国の異なるドッグフードでローテーションを行うのも、おすすめです。
ドッグフードの原産国となっているのは、日本やアメリカ、ドイツやイギリス、ニュージーランドなどさまざまな国が挙げられます。
それぞれの国でドッグフードに対する規制が異なり、特にニュージーランドやドイツ、イギリスは人間が食べられる基準の原材料を使用しなければいけないなど、ペット先進国の考えの下ドッグフードの管理がされています。
原産国の異なるフードでローテーションを行うメリットは、急な輸出入規制や原材料不足などが起こったときに、普段与えているドッグフードを愛犬に与えることができないという事態を避けることができる点でしょう。
季節に合わせたフードでローテーションを行う
犬は、春夏秋冬それぞれの季節によって必要な栄養素が異なります。
そのため、季節に合わせたドッグフードでローテーションを行うのもおすすめです。
まず、春はノミやダニ対策やワクチン接種などで肝臓に負担がかかるため、たんぱく質が少なめのドッグフードを与えましょう。
そして蒸し暑い夏は、夏バテして運動量が減りやすいため、低カロリーのドッグフードを選ぶことをおすすめします。
紅葉が美しい秋は、迫る冬に備えて高カロリーのドッグフードが良さそうです。
そして冬は、夏に比べて多くのカロリーが必要になる季節なので、高カロリーのドッグフードを選びましょう。
ドッグフードのローテーションをする際の注意点
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ドッグフードのローテーションには、いくつかの注意点もあります。
注意点をしっかりと把握して、犬の身体に悪影響を与えないようにしましょう。
徐々に新しいドッグフードに慣れさせる
犬は、突然新しいドッグフードを与えると胃腸や消化に悪影響を及ぼします。
犬によっては下痢や嘔吐の原因となるため、徐々に新しいドッグフードに慣れさせるようにしましょう。
新しいフードを与える初日は全体の1割ほどを新しいフードにして、1週間から10日ほどかけて徐々に新しいフードに切り替えていきます。
無添加・ウェットフードの保存に注意
フードローテーションは、異なるドッグフードを数日に分けて与えるため、無添加やウェットフードなどの保存のききにくいフードの取り扱いには気を付ける必要があります。
もちろん無添加であることは犬にとっては良いでしょうが、品質が落ちると犬の身体に悪影響を及ぼす可能性が考えられるでしょう。
そのため、フードローテーションを行う際はなるべく開封してすぐに与えなければならないドッグフードは避けることをおすすめします。
おすすめのドッグフード4選
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最後に、おすすめのドッグフードをご紹介します。
愛犬のフードローテーションを検討している人は、これらのフードの中から選んでみてはいかがでしょうか?
AATU ドッグフード ローテーションセット
気軽にフードローテーションにチャレンジしてみたい人は、このドッグフードのセットがおすすめです。
それぞれチキンや鴨肉、魚など主原料が異なるため、アレルギー反応のリスクを回避することができます。
また、新鮮な生肉を主原料としており、肉本来の美味しさや栄養を摂取することが可能です。
シェフドッグ 250g×6種セット
馬肉やチキン、牛肉に魚など、6種類のドッグフードが小分けになった商品です。
「愛犬にフードローテーションを試してみたいけど、ちょっと不安…」と考えている人は、ひとつ250gのこの商品が良いでしょう。
また、これらの中から愛犬が好んで食べるものを厳選して与えるのもおすすめです。
ナウフレッシュ グレインフリー スモールブリード フィッシュ アダルト
フードローテーションをする際に、メインのドッグフードとしてこの商品を与えるのをおすすめします。
新鮮なトラウトサーモンやマス、ニシンだけを主なたんぱく源としており、肉は一切使用していません。
フードローテーションをしなくとも、穀物を使用していないため、肉や穀物にアレルギーを持つ犬にも良いでしょう。
ゴー LID ダック 犬用
動物性原材料を、鴨肉に絞ったドッグフードです。
単一たんぱく源のため、アレルギーに悩む犬にも良いでしょう。
また、穀物やポテト、グルテンなどを使用していないのも、肉類をメインに食べなければいけない犬には嬉しいポイントです。
愛犬にもフードローテーションを試してみよう
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フードローテーションは、普段与えているドッグフードが手に入らないなど、さまざまなリスクを回避することができます。
また、毎日異なるドッグフードを食べることができるため、食事に飽きがこないのもメリットのひとつでしょう。
ただし、無添加やウェットフードなどの保存のきかないドッグフードを与える際には注意が必要です。
気軽にフードローテーションを試すことができるように、はじめのうちは小分けパックになっているドッグフードを選ぶと良いでしょう。
ハウンドカム食堂(参照日:2022-03-16)
https://item.rakuten.co.jp/ashudog/aa0004015/
CHIEN-CHIEN(参照日:2022-03-16)
https://item.rakuten.co.jp/regalfactory/10004110/
ヨリアイDOGS(参照日:2022-03-16)
https://item.rakuten.co.jp/yoriaidogs/4573160556398/
John&Coco(参照日:2022-03-16)
https://item.rakuten.co.jp/mpcpets/god0101040-1590g/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。