モルモットの寿命はどれくらい?
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まずは本題である、モルモットの平均寿命について解説します。
併せて、モルモットを長生きさせるコツについても見てみましょう。
モルモットの平均寿命は4~8歳
モルモットの平均寿命は、4~8歳といわれています。
同じ小動物であるハムスターの平均寿命が2~3歳であることを踏まえると、モルモットの平均寿命は長いのかもしれません。
また、10歳以上生きる例もあるようです。
当然ながら個体差はありますが、きちんと育てていれば寿命は延びていくでしょう。
ちなみに、ギネスブックに登録されているモルモットの年齢は、14歳10ヶ月です。
モルモットの種類によって寿命に差がある?
モルモットにはさまざまな種類がいますが、それぞれの種類によって寿命にも差があるといわれています。
ペットショップで見かける機会が多いイングリッシュ種やアビシニアン種は、ほかの種類と比較すると寿命が長いと考えられます。
これは流通量の問題で、イングリッシュ種やアビシニアン種などの流通量の多い種類は、交配がさせやすいため丈夫な個体を残しやすいでしょう。
しかし、アルビノ種やスキニーギニアピッグなどの種類は流通量自体が少なく、血統も近くなりやすいことから、丈夫な個体が生まれにくいのです。
もちろん個体差があるため一概にはいえませんが、ペットショップで見かけやすい種類を飼ったほうが天寿をまっとうしてくれることが期待できます。
モルモットを長生きさせるコツはあるの?
モルモットを長生きさせるためには、温度管理を徹底することをおすすめします。
モルモットは高温多湿に弱い動物で、寒さにも弱いです。
ケージの中が暑かったり寒かったりすると、モルモットの身体に大きな負担がかかるでしょう。
そのため、ペット用ヒーターを設置したりエアコンをつけて安定した温度を保ったりするなどの工夫が必要です。
また、毎日の食事にも気を配らなければなりません。
完全草食動物であるモルモットのために、チモシーを主食にした上で、足りない栄養素をペレットで補います。
当然ながら、適度な運動も健康には欠かせません。
ハムスターのようにケージ内に回し車を設置する必要はありませんが、1日数十分は部屋に放して運動をさせることで、運動不足に陥る心配もないでしょう。
モルモットを飼育する上での注意点
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次に、モルモットを飼育する上での注意点についてご説明します。
モルモットがストレスなく過ごせるように、最大限の配慮をしてあげましょう。
脱走に注意
モルモットは、よく物をかじる動物です。
そのため、ケージ内はもちろんのこと網戸などを噛んで穴を開けてしまい、そのまま脱走してしまう可能性があります。
草食動物であるモルモットにとって、外敵はたくさんいます。
日頃は可愛らしい犬や猫も、モルモットにとっては外敵です。
モルモットを飼育する上で、脱走には特に気を付ける必要があるでしょう。
誤飲や感電に注意
先述したように、モルモットは物をかじる習性があります。
そのため、床に落ちているものや電気コードを噛んでしまうことがあるでしょう。
床に落ちているものであれば、誤飲に注意しなければなりません。
また、電気コードをかじると漏電や感電などの事故に繋がる可能性があります。
モルモットを飼うのであれば、事故を予防するために電気コードに保護カバーを付けるなどの対策が必要でしょう。
単独飼育をする
モルモットは、単独飼育をすることがおすすめです。
多頭飼いも可愛らしいですが、相性が悪ければストレスになってしまいます。
ちなみに、モルモットは単独飼育のほうが懐きやすいといわれています。
おすすめのモルモットフード4選
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モルモットが健康的に過ごすためには、毎日の食事選びが大切です。
最後に、おすすめのモルモットフードをご説明します。
キョーリン ひかりモット
納豆菌や乳酸菌、酵母菌などの力でモルモットの健康をサポートしてくれるモルモットフードです。
無着色であるため、安心してモルモットに与えることができるでしょう。
また、ユッカも配合しており、モルモットの尿臭も軽減してくれることが期待できます。
OXBOW アダルトモルモットフード
生後6ヶ月以上のモルモットの成体用に作られた、モルモットフードです。
たんぱく質の量を抑えてあるため、肝臓に負担をかける心配がありません。
また、カロリーも抑えて作られており、肥満が心配な場合にもおすすめです。
おまかせチモシー ビニール手袋付き
モルモットの健康を維持するためには、チモシーを主食として与える必要があります。
種類や色などの指定ができませんが、その分安価になっています。
毎日与えるチモシーだからこそ、安価で高品質なものを与えたいものです。
イースター モルモットセレクション
小動物専門獣医の指導と動物園飼技師などの協力により開発された、モルモット専用のフードです。
モルモットの特徴に合わせた栄養素と、なりやすい病気などに配慮して、選りすぐりの原料を使用しています。
また、無農薬で栽培したおおばこ・たんぽぽ粉末を配合しているため、モルモットは喜んで食べてくれるでしょう。
モルモットの健康維持のためには食事が大切
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モルモットの平均寿命は、個体差はありますがだいたい4~8歳です。
中には10年以上生きたモルモットもいるため、毎日の食事や運動不足に配慮していれば、6~7歳になっても健康を維持することが期待できるでしょう。
主食としてチモシーを与えつつ、今回ご紹介したモルモットフードを副菜として与えることで、毎日健康的に過ごしてもらうことができるはずです。
ペットマーケットアニマル(参照日:2023-04-11)
https://item.rakuten.co.jp/p-animal/4971618739377/
charm 楽天市場店(参照日:2023-04-11)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。