フクロモモンガの飼育は難しい?特徴や飼育方法、寿命などを解説

エキゾチックアニマルとして、人気の高いフクロモモンガ。フクロモモンガの飼育は、難しいのでしょうか?鳴き声や、臭いなどについて気になっている方もいるでしょう。この記事では、フクロモモンガの特徴や性格、好みのおもちゃや爪切りの仕方、おすすめのフードといった、基本的な飼育方法などをご紹介します。 2022年04月22日作成

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フクロモモンガの特徴・性格

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まずは、フクロモモンガの特徴についてご説明します。
併せて、性格についても見ていきましょう。

大きな瞳と小さな身体

フクロモモンガの特徴としてはじめに挙げられるのは、大きな瞳と小さな身体です。
体長約18~21cmの小柄な体型ながら、ぱっちりと大きな瞳がとても愛らしいです。

空を飛ぶことができる

フクロモモンガは、ほかのモモンガ同様に空を飛ぶことができます。
細かく言えば空を飛ぶというよりも、風を利用して高いところから「滑空」することが可能です。

フクロモモンガの前足から後ろ足までを繋ぐヒダは、飛膜といわれています。
気になる滑空可能な距離ですが、木から木に飛び移るときには150mも滑空することがあります。
そのため、万が一フクロモモンガが家から脱走してしまったときには、見つけるのが困難だといえるでしょう。

警戒心が強い

フクロモモンガは、とても警戒心が強い動物です。
そのため、飼い主に馴れるまではすぐに身を隠してしまうでしょう。
これは、警戒心が強いというよりも臆病な性格ともいえそうです。

縄張り意識が強い

フクロモモンガは、縄張り意識が強いといわれています。
特にオスの縄張り意識は強く、オス同士を近づけているとすぐに喧嘩を始めてしまうほどです。
これは、フクロモモンガが一夫多妻の生き方をしている点が関係しています。

フクロモモンガの鳴き声の種類と対処法

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フクロモモンガをお迎えしようと悩んでいる人の中には、鳴き声についての心配をしている方も多いようです。結論から言うと、フクロモモンガはよく鳴きます。鳴き声によって、感情を表す動物なので、あらかじめ十分に理解しておく必要があります。

鳴き声の種類は豊富で、小さな声で鳴くこともあれば、大きな声で鳴くこともあります。大きな声での鳴き声は、夜中に飼い主さんの眠りを妨げたり、周囲に住む人に迷惑をかける可能性もあり、対策が必要になるかもしれません。

小さな声で鳴く鳴き声の特徴と感情

まずは、小さな声で鳴く場合の鳴き声や感情について見てみましょう。

「キュッキュッ、プシュプシュ」

少し高めの声で短く、「キュッキュッ」や「プシュプシュ」と鳴く場合は、嬉しさを表す鳴き声です。意識していないと分からないくらい、小さな声で鳴きます。食事中などに聞きやすいでしょう。

「シューシュー」

長く伸ばして「シューシュー」と鳴く時は、甘えたい時の感情の表れです。この鳴き声は、あまり出さない子もいます。

大きな声で鳴く鳴き声の特徴と感情

続いて、場合によっては対処が必要な大きな鳴き声について見てみましょう。

「ギコギコ、ジージー、ジコジコ、ギーギー、カチカチ、チチチ」

これらの鳴き方は、いずれも威嚇や怒りといった感情を示す鳴き声です。寝ている最中に突然触れたり、食べているものを取り上げたり、まだお迎えしたばかりで慣れていない時などによく見られます。
この鳴き声の対処法は、そっとしておくのが一番。人との暮らしに慣れれば、徐々に改善することが多いです。声が大きすぎて困る場合は、ケージに段ボールを囲うなどして対策しましょう。

「ワンワン、キャンキャン」

子犬が鳴くようにワンワンと鳴く時は、寂しい気持ちの表れです。その他にも、運動不足などのストレスや、発情期に見られることもあるようです。
対処法は、飼い主さんとの時間を作り、しっかりと構ってあげるのが一番です。毎日ちゃんと構っていれば、このように鳴くこともなくなるでしょう。

フクロモモンガは臭いって本当?

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フクロモモンガは、個体差はあるものの、何とも言えない独特の臭いを発することでも知られています。それは、臭いでコミュニケーションをとるためで、尿や臭腺から発する臭いによって、縄張りの主張や発情の有無の確認するなど、重要な情報源としての役割があります。

臭腺から発せられる臭いは、大人になるにつれ増していきます。メスよりもオスの方が臭いが強い傾向にあり、メスとオスの両方を飼っている場合はさらに強くなると言われています。その臭いの特徴は、酸化した醤油、コーヒー、苦味を感じる臭いなど、色々な表現が用いられています。

ケージの掃除をこまめにすることはもちろんですが、臭いのつきやすい木製製品は使わない、布製品はこまめに洗う、ご飯を与える場所を固定するなどの対策が有効です。

フクロモモンガの飼育方法は?

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フクロモモンガを初めて飼う人であれば、飼育方法がわからないでしょう。
次に、飼育方法や寿命など、基本的なことについて解説します。

フクロモモンガの値段

フクロモモンガの平均価格は、2万円前後です。
どれだけ安価なフクロモモンガでも、1万円以下になることは少ないでしょう。
また、珍しい色や模様の場合には、10万円以上することもあります。

専用のフードを与える

フクロモモンガの健康を保つためには、毎日の食事が大切です。
そのため、専用に作られたフードを与えるようにしましょう。
フクロモモンガは、生後半年程度で大人と同じ体格になります。
生後半年からは、1日1食を夜に与えましょう。
ちなみに、フクロモモンガは樹液を好むため、おやつ程度に昆虫用ゼリーを与えても良いです。

ケージ内の温度を一定に保つ

フクロモモンガが快適に過ごせる温度は、25℃前後だといわれています。
そのため、季節を問わずにケージ内の温度を一定に保つことができるように、クーラーやストーブなどで工夫をする必要があるでしょう。

ケージ内を定期的に掃除する

ケージ内の衛生面を保つためにも、定期的にケージの掃除をするようにしましょう。
ですが、ケージを丸洗いするなどの大掃除は避けたほうが良さそうです。
なぜなら、フクロモモンガは自分のにおいがしなければ不安に感じてしまうからです。
そのため、ケージ内の床に落ちた排泄物などを掃除する程度の掃除で良いでしょう。

ただし、フクロモモンガはトイレを覚えることはないため、日頃から寝起きするハウスは適度に掃除をすることをおすすめします。
もしもハウスで排泄をしてほしくないのであれば、夜の寝起きに排泄をすることが多いため、夜にハウスの外で排泄をさせるようにしましょう。

適度な運動

当然ながら、適度な運動をすることはフクロモモンガの健康を保つために必要です。
運動不足になってしまうと、肥満に繋がってしまうでしょう。

また、人馴れをさせるために、ケージの外に出して遊ばせてあげることもおすすめです。
ただし、人馴れしていない状態でケージの外に出すと、狭い隙間などに隠れてしまってケージに戻すことが大変になります。

喜ぶおもちゃを用意する

フクロモモンガは、飽きっぽい性格上、おもちゃ選びに困る人もいるでしょう。基本的に、フクロモモンガは何かを引っ張って遊ぶのが好きです。ケージに吊るして遊べるようなおもちゃをいくつか設置しておくと、一人でも遊んでくれる時間が増えるでしょう。S字フックを活用して、取り外しが簡単にできるようにしておくと管理がしやすくなります。

さらに、フクロモモンガは餌を集めるという本能もあるため、吊るしたおもちゃに小さなカップのようなパーツを連結し、その中に少しずつ餌を入れておくのもおすすめです。

走り回るのが好きな子には、回し車も良いでしょう。ホイールの音が小さい静音設計のものならより良いですね。

おもちゃのバリエーションを増やして、ローテーションして設置してあげると、飽きずに遊び続けてくれます。なお、おもちゃは水洗いできるようなものを選ぶと、臭い対策にもなります。

大人しい子には潜れるおもちゃもおすすめ

ケージの中を動き回ったり、登ったり降りたりする遊びをあまりしないような、大人しい子には潜れるおもちゃがおすすめです。トンネル状のおもちゃを設置してあげると、潜って遊んでくれるかもしれませんよ。

爪切りよりも爪研ぎがベスト

フクロモモンガの爪が伸びると、飼い主さんが怪我をしたり、フクロモモンガ自体が布などに引っ掛かり怪我をする原因になります。そのため、爪のお手入れは必須です。しかし、爪切りにはリスクがあり、不慣れな人が行うと指を怪我させてしまうことも。爪が急に短くなることで、踏ん張る力が弱まり運動不足に陥るといったリスクもあります。

したがって、爪切りというよりは、爪の先端の尖っている部分を爪研ぎで削ぎ落とすのが安全です。止まり木など、ケージに設置するだけで爪研ぎができる便利なアイテムもあります。これは、遊ぶ際の足場にもなり、遊びながら自然と爪研ぎができるためおすすめです。ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

フクロモモンガの寿命

フクロモモンガの寿命は、平均で12~15年といわれています。
もちろん飼育状況によって前後することはあるため、フクロモモンガが長生きできるようにサポートをしてあげることが大切です。

フクロモモンガのフード4選

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最後に、フクロモモンガに与えるおすすめのフードをご紹介します。
フクロモモンガの健康を守るためにも、正しいフードを与えるようにしましょう。

フクロモモンガフード

フクロモモンガに必要なカルシウムやリン、ビタミンD3などの栄養素をバランス良く含んだフードです。
また、身体の健康を守るために、国産鶏肉や昆虫成分など、豊富なたんぱく質も含まれています。
ほのかに甘みを感じてフルーツの香りがするため、喜んで食べてくれるでしょう。


フクロモモンガフード

フクロモモンガセレクション

小動物専門獣医師の指導と動物園飼育技師などの協力により開発された、フクロモモンガ専用のフードです。
成長に必要なビタミンやミネラル類を強化しており、発育期からの健康維持に配慮されています。
嗜好性を高めるために、乾燥バナナやアップルパウダーも配合しています。


フクロモモンガセレクション

万能モモンガミルク フルーツミックス味

幼いフクロモモンガから大人まで、幅広い年齢に与えることができるミルクです。
フルーツミックス味のため、フクロモモンガの食いつきも良さそうです。


万能モモンガミルク フルーツミックス味

小動物万能ゼリー

暑い時期の水分補給やおやつには、このゼリーがおすすめです。
アミノ酸やビタミン、プロテインを配合しており、美味しく栄養補給をすることができます。
また、国産で防腐剤を使用していないのも嬉しいポイントです。


小動物万能ゼリー

フクロモモンガを飼う前に飼育方法を知っておこう

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おそらく、ほとんどの人はフクロモモンガの飼育方法のことに詳しくはないはずです。
そのため、可愛いからと衝動買いのようにフクロモモンガを飼ってしまうと、思ったように飼育できなくなってしまいます。
毎日の食事やケージ内の掃除など、フクロモモンガを飼う上で大切なことはたくさんあります。
飼う前から知っておくことで、フクロモモンガに健康的な生活を送らせることができるでしょう。

参考サイト

charm 楽天市場店(参照日:2022-03-08)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/86756/
https://item.rakuten.co.jp/chanet/86667/
https://item.rakuten.co.jp/chanet/79919/
https://item.rakuten.co.jp/chanet/332001/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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