初心者必見！フクロモモンガの性格や値段・価格など｜飼育開始前に知っておきたいこと

フクロモモンガはどんな動物なのでしょうか。
フクロモモンガを飼育するためには、しっかりと知識をつける必要があります。
ここでは、フクロモモンガがどんな動物なのかご紹介します。

フクロモモンガは、インドネシアやオーストラリア、パプアニューギニアに分布しており、温帯から熱帯の森林に生息しています。有袋類のため、カンガルーやコアラと同じ動物に分類されます。
体長は16cm〜20cmほどで、前足から後ろ足にかけて飛膜が付いており、木から木へ滑空して移動します。

フクロモモンガは好奇心が強いですが、警戒心も強い傾向があります。運動やおもちゃを使った遊びが好きなので、慣れてくると一緒に遊ぶこともできるようになります。

フクロモモンガの基本的なお世話は食事、水の交換、トイレとケージの掃除、運動、スキンシップは毎日行います。定期的に爪切り、体を拭くことなども世話の項目にも入ります。

木の上で暮らす習性のあるモモンガは、床に置かれた給水器に慣れることはありません。床に置くと餌のカスや排泄物で汚れ、衛生的にも不向きです。水の与え方に注意しましょう。

フクロモモンガは温度変化が苦手な動物なので、快適に過ごすことができるようにしましょう。快適に過ごす室温は25℃前後です。夏や冬などでも室温を維持できるようにしていくことが大切です。

モモンガの皮膚は雑菌も生えやすいため、室温設定をしている場合でも梅雨時期など湿度が高い季節は注意してください。皮膚病対策も考え、匂いを感じたら水のいらないシャンプーなどで拭ってあげるとよいでしょう。

フクロモモンガは野生では小さな群れをつくりコミュニケーションを取り生活をしていました。そのため単独飼育をしているとストレスは溜まることもあるため、フクロモモンガの性格によっては多頭飼育を検討することも大切です。

また、運動不足はストレスの原因にもなります。好奇心旺盛で、狭い所が大好きなモモンガは、家具や家電の隙間に入ってしまうことも有ります。室内を散歩させたり、おもちゃなどを用意しておき、運動不足を解消させましょう。

フクロモモンガの値段は約30,000～90,000円です。アルビノやリューシスティックなどの希少種は、100,000円以上で販売されることもあります。フクロモモンガはペットショップなどで取扱っていないこともあるため、フクロモモンガの飼育を検討している場合は、インターネットなどで取扱いのあるペットショップやブリーダーを探しましょう。

フクロモモンガを飼育するためには必要なグッズがいくつかあります。
ここでは、フクロモモンガの飼育に必要なグッズについてご紹介します。

野生のフクロモモンガは木の上で生活をしています。そのためフクロモモンガ専用のケージも高さのあるものが多いです。
室温管理が必要なので、季節によっては保温器具を設置することが必要です。保温器具を設置しやすい大きさのものを選ぶことがおすすめです。

床材は埃が出にくい素材やチップが重いものを選ぶことがおすすめです。クッション性や吸収性の高さなども踏まえて選びましょう。アレルギーなどがある場合もあるため、床材はアレルギーが出にくいものを選ぶことがおすすめです。

フクロモモンガは高い場所に登ることが好きなため、登り木やステージなどを用意しましょう。他にも、ハウスなど身を隠せる場所も用意しておくことがおすすめです。

フクロモモンガを迎え入れる時には、必要なグッズがたくさんあります。迎え入れると決めた時には、あらかじめ準備することが大切です。
ここでは、飼育に必要なグッズをご紹介します。

フクロモモンガの飼育に必要なグッズがセットになった商品です。フクロモモンガを初めて飼育する方で何を購入していいかわからない方は、こちらを購入することである程度揃えることが可能です。

フクロモモンガ専用の金網ケージです。高さがあるためフクロモモンガも快適に過ごすことができます。ウッドステップが2つ付属しており、引き出し式なのでお手入れも簡単です。横だけでなく、天井を開けることができるため、中のお手入れや世話をする時にも便利です。

吊り下げ式のフクロモモンガの隠れ家です。PUレザー製で作られているので水を弾いてくれます。カラーは全部で5種類あるので、好きなデザインを選ぶことができます。

小動物専用の2つの小皿が分かれているタイプの食器です。陶器製なので安定性もあり、お手入れも簡単です。ゼリーと乾燥フードなどを同時に与える時にも役立ちます。

ここでは、フクロモモンガの値段や飼育方法、飼育に必要なグッズもご紹介しました。フクロモモンガは飼育が難しそうに感じますが、事前にしっかり勉強をしておくことで飼育できるようになります。特徴や習性を理解し、迎え入れる際には快適な環境を準備してあげましょう。