ハリネズミの飼育方法とは？値段や寿命、飼育に必要なおもちゃをご紹介

ハリネズミの飼育方法は犬や猫と異なります。ハリネズミを迎え入れたいと考えた時にはしっかりと調べてからにすることがおすすめです。
ここでは、ハリネズミについてご紹介します。

ハリネズミの体の大きさは約14～20cm程度の小動物です。
警戒心が強く臆病な性格をしています。そのため、迎え入れたばかりの頃は新しい生活に慣れるまで無理して触ることはしないでおきましょう。
一般的にしつけは厳しい動物です。しかし、時間が経つことにより飼い主に慣れていくことがあるため、ハリネズミの様子をうかがいながら気長に接してあげることが望ましいです。

ハリネズミの寿命は約2～5年です。寿命は基礎疾患や生活環境、病気への対応などにもより異なります。
ハリネズミを診察してくれる動物病院は少ないです。そのため、万が一の際にどこに受診していいかわからなくなってしまうケースもあります。ハリネズミを迎え入れる時にはハリネズミの診察が可能な動物病院を事前に探しておくことをおすすめします。

ハリネズミの値段は約10,000～30,000円です。金額は販売地域やハリネズミの年齢などにより異なります。
ハリネズミは比較的珍しい小動物なので、ペットショップで取り扱いがないケースもあります。あらかじめハリネズミを取り扱っている店舗を調べておくことをおすすめします。

ハリネズミは可愛らしい動物ですが、生活環境や食事や準備するものなど迎え入れる前にしっかり調べ、準備しておくことが望ましいです。
ここでは、ハリネズミの飼育方法についてご紹介します。

ハリネズミが快適に生活できる室温は約25～28℃、湿度は40％です。室温はその日の天気や日差しの入り方などで異なるため、こまめに調節しましょう。さらに、直射日光が当たる場所にはケージを置かないようにしてください。

ハリネズミは物をかじることがあるため、ケージの近くにかじっていけないものを設置しないようにしましょう。冬場のヒーターのコードもかじられないような工夫をしておきます。
ハリネズミは騒がしい環境が苦手な動物です。そのため、日中は薄暗い部屋で静かにしてあげましょう。また、構いすぎてしまうとストレスとなるため注意が必要です。

ハリネズミを飼育する時には、ケージ、キャリー、寝床、食器、給水ボトル、床材、回し車、ヒーターなどを準備します。ケージはモルモット用のものを選び、縦60cm×横90cm程度のサイズであれば十分に生活することができます。
他にも厚手の手袋、爪切り、ダニ防止スプレーなどを持っておくと便利です。

ケージはあまり明るくならないように薄暗い場所に設置し、ケージ内にはハリネズミが隠れることができる場所を作ってあげましょう。

ハリネズミの食事は、ペレット（総合栄養食）、野菜や果物、ミルワームなどです。ペレットは総合栄養食のものを選び、1日1回与えます。
野菜や果実も与えてもいいですが、中にはハリネズミにとって害となる食べ物もあるため、与える時には注意しましょう。

ハリネズミに必要なグッズを用意するとなっても、実際にはどんなものを購入すればいいのかわからなくなることもありますよね。
ここでは、ハリネズミの飼育グッズのおすすめ商品をご紹介します。

ハリネズミを初めて飼育する方におすすめのセットです。ハリネズミの専門店がチョイスした飼育に必要な物が揃っているため、これを購入しておけば安心でしょう。

ハリネズミ専用のフードです。鶏肉を始め豊かなタンパク質をもとに、昆虫の骸骨各成分である動物性誠意室を配合しています。合成保存料、抗菌剤、抗酸化剤は使用しておらず、無添加で安心して与えることができます。

小動物専用の床材です。天然もみ材を使用しており、低刺激で小動物にも優しい仕様となっています。保湿、消臭、吸湿、通気性に優れています。ふわふわなので、快適に過ごすことができます。

室温やハリネズミの体調に合わせて温度の使い分けができる床置きタイプのヒーターです。コード部分はしっかりガードされているので、ハリネズミがかじっても安心な仕様になっています。

ここでは、ハリネズミの飼育方法、値段や寿命、必要なおもちゃについてご紹介しました。ハリネズミを迎える際には、事前に飼育方法などをしっかり調べておきましょう。
警戒心が強く臆病な性格をしているため、無理矢理仲良くなろうとせずに、ハリネズミのペースに合わせてあげましょう。