犬にイボがある?イボを見つけた時の対処方法をご紹介

犬の身体を撫でていると、いままではなかったイボを見つけることがあります。
犬のイボは何が原因で、放っておいても深刻な病気に繋がらないのでしょうか?
この記事では、犬のイボの原因やイボを見つけた時の対処方法をご紹介します。 2023年05月28日作成

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犬のイボの原因とは?

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まずは、犬のイボの原因をご説明します。
併せて、ホクロとの違いについても見ていきましょう。

犬のイボの原因は「パピローマウイルス」

犬のイボは、「パピローマウイルス」というウイルスが原因だといわれています。
パピローマウイルスは別名「皮膚乳頭腫」と呼ばれますが、特に珍しいものではありません。
人間のイボの原因でもあるパピローマウイルスは、自然界に一般的に存在しているものであるため、予防することは難しいでしょう。
パピローマウイルスが犬の傷口などから入り込むことでイボになりますが、乾燥による皮膚のバリア機能の低下など、犬の身体に傷がつきやすい状態になっていると、比例してイボもできやすくなります。

犬はイボができやすい?

実は、犬は人間以上にイボができやすい動物です。
なぜなら、犬は人間よりも皮膚が薄く、弱いからです。
乾燥はもちろん、紫外線などによる皮膚へのダメージがイボの原因に繋がります。
また、人間は乾燥や紫外線などに対して、加湿器を設置したり日焼け止めを塗ったりして事前に予防できますが、犬は飼い主が対策しない限りは自分で予防することができません。
そのため、犬は人間よりもイボができやすい環境にあるのです。
ちなみに、犬の皮膚にイボなどができるのは、人間の約34倍といわれています。

犬のイボとホクロの違い

犬と人間のイボやホクロに、違いはありません。
それを踏まえた上でご説明しますが、イボは皮膚の上にできる突起物で、先述したようにパピローマウイルスが原因で起こるものです。
イボの色は、肌色に違い傾向にあります。
そしてホクロは、メラニン色素を含んだ細胞が集まってできたもので、色は黒が多いです。
ホクロはイボほど突起しておらず、少し皮膚が盛り上がるような形状をしています。

犬のイボの良性・悪性の見分け方

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犬のイボが見つかると、良性か悪性か気になるでしょう。
悪性であればすぐに対処しなければなりませんが、どうやって良性と悪性を見分けるのでしょうか?

良性のイボの特徴

良性のイボかどうか確認する場合は、はじめに色と大きさを見てみましょう。
良性のイボであれば、色は白や肌色、黄色などの明るい色であることが多いです。
また、大きさはそこまでなく、放っておいても大きくなることは少ないでしょう。
ちなみに、イボを触ってみると柔らかい感触であることがわかります。

悪性のイボの特徴

犬のイボが悪性かどうか見極めるためには、やはりこちらも色と大きさを重要視しましょう。
悪性のイボの特徴は、赤黒い色をしている点です。
大きさに関しても、良性のイボに比べると大きいものが多いでしょう。
また、時間の経過とともに徐々にイボが大きくなっていくのも、悪性のイボの特徴として挙げられます。
悪性のイボができる部位についても、知っておきましょう。
良性のイボであれば皮膚上にできますが、悪性のイボは口腔内や眼球にもできるため、毎日犬と触れ合っている人であれば、すぐに異変に気が付くはずです。

悪性のイボを放置するとどうなる?

悪性のイボを放置しておくと、肺に転移することが多いとされています。
肺に転移することで激しい痛みや呼吸困難など、命に関わる症状になるため、すぐに対処しなければなりません。

犬のイボを見つけた時の対処方法

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最後に、犬のイボを見つけた時の対処方法をご紹介します。
犬と同様に飼い主自身も安心できるように、正しい対処をしましょう。

良性のイボであってもなるべくすぐに対処する

犬のイボが良性であれば、放置していても健康上に悪影響を及ぼす心配はありません。
しかし、犬のイボを見つけた時は、良性だと判断されるようなイボであっても、早めに動物病院へ連れて行くことをおすすめします。
犬は、イボがあると気にすることがあるでしょう。
特に関節付近にイボができた時は、関節が動かしにくくなることで、犬はイボを引っかいたり噛んだりしようとして、出血をすることがあります。
また、良性のイボであっても徐々に大きくなっていくことがあるため、イボが大きくなることでどこかに引っかかって、皮膚が傷ついてしまう可能性もあるでしょう。

悪性のイボは当然ながらすぐに動物病院へ!

悪性のイボの場合は、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
先述したように、悪性のイボを放置すると肺などに転移して、命に関わる可能性が高くなります。
転移する前にイボを切除することで大事に至らないことも多いため、すぐに獣医師に診せて指示を仰ぎましょう。

飼い主が勝手に判断しないようにする

良性と悪性のイボの判断方法をご説明してきましたが、いくら良性に見えるイボであっても、飼い主が素人判断してはいけません。
当然ながら、良性に見えるイボでも悪性の場合もあります。
また、良性のイボが日常的にどこかに擦れて出血などを伴う場合には、やはり切除しなければなりません。
イボが良性なのか悪性なのか、切除するかどうかなどは、最終的には動物病院の獣医師に判断してもらったほうが良いでしょう。
ちなみに、イボは触りすぎると刺激によって大きくなることがあるため、むやみにイボを触ってはいけません。

包帯を巻く

犬のイボが良性か悪性かどうかに関わらず、イボのある部位に包帯を巻くことをおすすめします。
包帯を巻くことで、むやみにイボを刺激することがなく、犬もイボを噛んだりこすったりできなくなるでしょう。

犬のイボを見つけたらすぐに対処しましょう

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犬のイボは、良性と悪性のどちらの可能性もあります。
良性であれば色は肌色に近く、大きさもそこまで気にならないでしょう。
しかし悪性のイボは、赤黒い色をしており大きさも良性のイボよりも大きいため、日常的に犬とコミュニケーションをとっていれば、すぐに異変に気が付くはずです。
犬のイボは、良性か悪性かどうかに関わらず、早急に動物病院へ連れて行くことをおすすめします。
もしもイボが悪性であれば命に関わる可能性が高くなるため、犬のことを第一に考えて獣医師に診せると良いでしょう。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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