愛犬とのスキンシップのメリットとは?
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犬とコミュニケーションがとりやすくなる
犬とコミュニケーションをとることで、犬が今何を考えているのか知りやすくなります。犬の気持ちを100%理解することは難しいですが、散歩の時や犬がアピールしてくる時などにも役立ちます。
さらに、普段から犬とのコミュニケーションをとることで、犬が飼い主さんを信頼しやすくなります。犬との信頼関係をきずくことは、犬が人間社会で生活するためにも大切になります。
ストレスの軽減につながる
犬は飼い主さんに構ってもらうことが大好きです。体をなでてもらうなどのスキンシップにより犬のストレス軽減の効果が期待できるでしょう。
普段からスキンシップをすることで、犬だけでなく、飼い主さんのストレス軽減にもつなげることに期待ができます。
犬が人に触られることに慣れる
飼い主さんや家族としか触れ合わない場合でも、散歩中やトリミングサロン、動物病院などに通う時には、家族以外の人とも関わらなければいけない場面があります。
普段から犬とスキンシップをとることで、犬が人を怖がらずに、触れられることはいいことだと認識させてあげることができます。
愛犬とのスキンシップの方法とは?
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犬とともに生活することに慣れている方であれば、犬とスキンシップをとることも容易いかもしれません。しかし、初めて犬を飼育する方は、犬とどんなスキンシップをとればいいのか悩むこともあるでしょう。ここでは、犬とのスキンシップの方法についてご紹介していきます。
犬が落ち着いてからはじめる
犬とスキンシップをとる前に、犬を落ち着かせることが大事です。犬が興奮した状態では、落ち着いて接することができません。飼い主さん自身もリラックスし、お互いに落ち着いてから犬に触れ合うようにしましょう。
興奮した状態の犬を落ち着かせる方法は、犬のテンションをあげてしまわないように、落ち着いた声で、優しく毛並みに沿って体をなでてあげましょう。しばらく優しくなでてあげても落ち着かないようであれば、別のタイミングにすることをおすすめします。
犬の体をなでてあげる
犬とスキンシップの基はが、犬の体をなでてあげることです。
犬は耳の付け根や顔周り、胸、背中などの部位をなでられることを好みます。なでる時には、毛並みに沿って、優しく触ります。手のひら全体を使うことでよりなでやすくなります。
犬をなでる時には、手のひらを温かい状態からにします。冷たい物を触った後などは避けてあげましょう。
足先、鼻先、しっぽ、頭などの部位は触られることが苦手とする犬が多い部位なので、避けて触りましょう。
ブラッシングを利用してマッサージをする
ブラッシングも犬とスキンシップをとる方法としておすすめです。ブラッシングは日常ケアの1つで、皮膚の健康維持にも必要なケアです。さらに、ブラシで被毛をとかすことにより、皮膚が刺激され、マッサージ効果も期待できます。
ブラシにはピンブラシ、スリッカーなどがありますが、犬の毛質に合わせて選びましょう。トイ・プードルやマルチーズ、ポメラニアンなどの毛量が多い犬種はピンブラシやスリッカーを併用して使うと、毛玉などを除去することができ、ピンブラシによるマッサージ効果も期待できます。
ダックスフンドやチワワなどの毛が短く、毛量が少ない犬種はピンブラシのみで問題ありませんが、毛の状態に合わせてラバーブラシを利用してもいいかもしれません。
おすすめペット用ブラシをご紹介
高級ドイツ製つや出し天然豚毛 ブラシ ・ソフト
ドイツ製のつや出し天然毛ブラシです。ブラシでとかすだけで静電気の発生を抑えて、艶のある毛並みになります。抜け毛やホコリなどをしっかり取り除いてくれるので、皮膚を清潔に保つことも可能です。さらに、ブラシが皮膚を刺激してくれるので血行促進効果も期待できます。ブラッシングをしたことがない方でも簡単に使うことができるのも特徴の1つです。
ペット用ブラシ タングルティーザー
汚れや抜けを取り除けるように長短のブラシ構造で、痛くない、ストレスフリーのブラシです。被毛の絡まりをとき、汚れや抜け毛をしっかり取り除いてくれます。ブラシは柔軟性のある特殊素材で作られているので、皮膚を傷つけにくくなっているのも特徴の1つです。ブラシの持ち手部分は手にフィットする形になっているので、飼い主さんの手にかかる負担も軽減してくれます。
日本製スリッカーブラシ ソフトタイプ
スリッカーブラシはトリマーも愛用しているブラシです。ブラッシング中に静電気が起きにくくするため、木柄を採用しています。被毛の柔らかい犬やトイプードルやマルチーズなどの被毛が伸びる犬種にも最適です。
スリッカーブラシは毛玉やほつれなどを除去することができるブラシですが、使用方法を間違えると皮膚を傷つけてしまう危険性もあります。ブラシの使用方法を学んでから使用するようにしましょう。
IDOG&ICAT glosse うるおいケアブラシ
ブラシにはマカダミアナッツオイルやセラミドを配合しているため、ブラシでとかすたびに美しい被毛を保つことができます。ブラシを使用する時は、毛並みに沿って優しくとかしていきます。毛玉やほつれがある場合は先に除去してから使用しましょう。
愛犬のスキンシップを大切に
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ここでは、犬とのスキンシップの方法やペット用ブラシをご紹介しました。犬とスキンシップをとることは、犬が人に慣れるためにも大切な時間です。さらに、犬の性格をより理解することができ、コミュニケーションがとりやすくなります。
簡単な方法としては、犬の体をブラッシングしてあげる方法です。優しくブラシすることでマッサージ効果にもなり、ストレスの軽減が期待できます。さらに、皮膚をよく観察することができるため、皮膚疾患などの病気を早く見つけることにもつながります。犬とのスキンシップはあまりしつこくなりすぎないように、犬が嫌がる場合はやめてあげましょうね。
・ネイティブドッグ (参照日:2021-08-04)
https://item.rakuten.co.jp/e48/555996/
・TANGLE TEEZER JAPAN(参照日:2021-08-04)
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・とぎ職人の部屋 (参照日:2021-08-04)
https://item.rakuten.co.jp/togishokunin/10000580/
・犬の服のiDog (参照日:2021-08-04)
https://item.rakuten.co.jp/idog/cr-id005/
著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。