飼い主だからこそわかる!猫のあるある行動について

猫をいっしょに過ごしている人にしかわからない、猫の「あるある!」という行動があります。
当然ながら、猫のあるある行動には意味が込められているのです。
この記事では、猫のあるある行動や意味、猫の習性について解説します。 2023年05月26日作成

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猫のあるある行動

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まずは本題である、猫のあるある行動についてご紹介します。
猫を飼っている人であれば、思わず「あるある!」と言いたくなるようなものを見てみましょう。

深夜に突然走り出す

猫は、深夜に突然走り出すことがあります。
飼い主が布団に入った時間帯に突然バタバタと走り出すため、「何があったの!?」と驚いてしまうかもしれません。
深夜にひとりで運動会を始めるのは、猫のあるある行動だといえるでしょう。

一点をじっと見つめる

猫は、突然何もない場所をじっと見つめることがあります。
飼い主としては恐怖に感じるでしょうが、これが「猫は幽霊が見えている」と言われる理由なのでしょう。
当然ながら猫に幽霊が見えているわけではありませんが、飼い主が不安になってしまう猫のあるある行動です。

新聞紙やキーボードの上に乗ってくる

猫は、飼い主が呼んでいる新聞紙や、作業中のキーボードの上に乗ってくることがあります。
これは、猫を飼っている人であれば、一度は経験したことがあるでしょう。
新聞紙やキーボードでなくとも、スマートフォンや小説など、飼い主が何かに集中していると、邪魔をするかのような行動をします。

高価なベッドよりもダンボールのほうが好き

猫のために、ふかふかで寝心地の良さそうなダンボールを買ったのに、猫はダンボールのほうが気に入って寝ていることがあります。
飼い主としては「せっかくだから、ふかふかのベッドで寝たら良いのに……」と考えるでしょうが、猫は飼い主の気持ちには応えようとせずに、いつまでもダンボールでリラックスしているでしょう。

寝ていると猫パンチをされる

布団に入って寝ていると、突然猫からパンチをされることがあります。
頭や顔をパチパチと叩かれるため、飼い主は熟睡していても起きてしまうでしょう。
ちなみに、猫が入りやすいように布団を開けてあげると、そそくさと布団に入っていきます。

猫のあるある行動の意味

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猫の行動には、すべて意味があります。
あるある行動の意味を知ることで、愛猫の新たな一面が見られるかもしれません。

深夜の運動会は運動不足のサイン

実は、猫が深夜に運動会をするのは、運動不足のサインです。
日中に発散できなかったエネルギーを、室内で思い切り発散しようとしているのでしょう。
また、狩猟本能を満たすことができずに、ひとりで狩りのような遊びをしている可能性もあります。
猫の深夜の運動会をさせないようにするためには、寝る前に猫といっしょに遊ぶことがおすすめです。

猫が一点を見つめているのは、遠くで気になる音がしている

猫が一点を見つめている時は、何かを見ているわけではありません。
どこかで気になる音がするため、耳を澄まして集中しているのです。
猫は聴覚が優れている動物なので、人間が聞こえない音も聞くことができます。
音の種類はいろいろありますが、救急車のサイレンやほかの動物の鳴き声など、猫にとって気になる音なのでしょう。

新聞紙やキーボードの上に乗ってくるのは構ってほしいから

猫が飼い主の読んでいる新聞紙やキーボードの上に乗ってくるのは、構ってほしいからです。
飼い主が何かに集中して構ってくれないため、自分の存在を忘れてしまっているのではないかと心配になってしまうのでしょう。
マイペースで飼い主のことを気にも留めていないような素振りをする猫であっても、実際は飼い主のことが大好きなのだということがよくわかります。

ダンボールは静かで落ち着く

猫が高価な猫用ベッドよりもダンボールを好むのは、ダンボールの中が静かで落ち着くからです。
また、通気性も良く断熱性にも優れているため、実は猫にとってダンボールは寝場所として最適の場所だといえます。

猫パンチは要求している時と怒っている時がある

猫パンチは、飼い主に何かを要求している時と、怒っている時の2つの意味があります。
寝ている飼い主にパンチをする猫は、単純に布団に入れてほしいのでしょう。

猫の習性について

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猫のあるある行動以外にも、猫ならではの習性によって行動してしまうものもあります。
最後に、猫の習性についても知っておきましょう。

猫は1日の大半を寝て過ごす

猫は、1日約16時間程度を寝て過ごします。
また、猫は夜行性であるため、飼い主が不在の日中は寝ていることが多いでしょう。
子猫であれば、1日20時間以上寝ることもあります。
ちなみに、飼い猫として過ごしている猫は、飼い主のライフスタイルに合わせて夜に寝てくれることもあるでしょう。

猫はきれい好き

猫は、ほかの動物に比べるときれい好きな性格をしています。
身体は自分で舐めてきれいにしますし、トイレが汚れていると嫌がることもあるでしょう。
猫がきれい好きなのは、猫が外敵や獲物に気が付かれないようにするためだといわれています。

猫は縄張り意識が強い

猫は、縄張り意識が強い動物です。
そのため、室内でも日々の安全を守るために、定期的にパトロールします。
また、多頭飼いの場合はお互いの縄張りを奪い合うことはせずに、程良い距離感で生活をすることが多いです。

猫のあるある行動の意味を知ろう

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猫のあるある行動はたくさんありますが、深夜の運動会や、何かに集中している時に邪魔をしてくるなどは、ほとんどの飼い主に経験があるでしょう。
それぞれのあるある行動には、かならず意味があります。
意味を知ることで、猫との信頼関係がさらに深まっていくでしょう。
また、少なからず猫の習性も理解しておくことで、猫を飼う上で困る点は少なくなるはずです。
猫といっしょに暮らす時間を増やして、いろいろなあるある行動を探してみてはいかがでしょうか?

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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