猫同士が仲良く生活するためには?猫の多頭飼育について

猫好きであれば、たくさんの猫に囲まれた生活を送ってみたいと考える人もいるでしょう。
猫の多頭飼育には、どのようなメリットがあるのでしょうか?
この記事では、猫の多頭飼育のメリットやデメリット、新たに猫を迎え入れる際の注意点を解説します。 2023年03月07日作成

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猫の多頭飼育のメリット・デメリット

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まずは、猫の多頭飼育のメリットとデメリットをご説明します。
猫がたくさんいる生活は良いものですが、きちんとデメリットも理解しておきましょう。

メリット① 猫の運動不足解消

猫の多頭飼育は、猫同士が遊んでくれるため、飼い主が猫じゃらしなどで構わなくても運動不足になることはないでしょう。
何匹かでキャットタワーやリビングで追いかけっこをする姿は、飼い主としても癒されるものです。
猫が運動不足になるとストレスが溜まり問題行動に発展することがありますが、多頭飼育であれば運動不足によるストレスの心配はありません。

メリット② 猫同士の仕草に癒される

これは飼い主へのメリットですが、猫の多頭飼育をすると、猫同士が舐め合ったりじゃれ合ったりする姿に、とても癒されます。
猫1匹であれば見られることができない姿で、多頭飼育ならではの魅力といえるでしょう。

メリット③ 猫の社会化に繋がる

猫の多頭飼育をすることで、猫の社会化の学習に繋がります。
ほかの猫との接し方を知らない猫は、はじめて会った猫や人に対して攻撃的になってしまうことがあります。
しかし多頭飼育であれば、ほかの猫とじゃれ合っている時などに「これくらいの力で噛んだら痛いのか」、「引っかかれたら痛いから、自分も爪を立てないようにしよう」などと社会化を学習していくでしょう。

デメリット① 猫同士の相性が悪ければストレスになる

猫の多頭飼育は、猫同士が仲良しであれば良いですが、相性が悪い場合には飼い主の頭を悩ませることになるでしょう。
猫同士の相性が悪いと毎日の喧嘩はもちろん、縄張り意識によるマーキングなどで、精神的に大変なことになります。
また、猫のストレスが溜まって下痢や食欲不振などの症状がみられることもあります。

デメリット② 費用の問題

当然のことですが、猫の多頭飼育にはそれ相応の費用がかかります。
毎日の食事代や病院代の費用は、単純に倍増すると考えましょう。
また、猫の頭数に合わせたトイレも用意するなど、予算に余裕がなければ猫の多頭飼育は難しいといえます。

デメリット③ 体調不良に気が付きにくい

猫の多頭飼育は、体調不良に気が付きにくいというデメリットがあります。
猫が1匹だけならば、食事をしない、トイレの回数が少ないなどの体調の変化にすぐ気が付くことができるでしょう。
しかし、多頭飼育だと誰がどれだけ食事をしたのか、誰が何回トイレに行ったのかなどを明確に把握することは難しいです。

新たに猫を迎え入れる際の注意点

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猫は神経質な動物なので、新たに猫を迎え入れる際にはいくつかの注意点があります。
猫同士が喧嘩などのトラブルに発展しないように、しっかりとチェックしておきましょう。

いきなり対面させない

子猫同士であれば良いですが、先住猫が成猫の場合は新たに迎え入れる猫といきなり対面させるのは避けたほうが良いでしょう。
猫は警戒心の強い動物なので、先住猫が威嚇をしてスムーズに多頭飼育に移れない可能性があります。

はじめのうちは新たに迎え入れる猫は別の部屋に隔離して、しばらくの間ケージに入れておきましょう。
なるべく先住猫には会わせないようにして、お互いを環境に慣れさせます。
その後は、お互いのにおいの付いたタオルなどを交換して、猫同士のにおいに慣れさせましょう。

また、対面させる時は、ケージ越しに対面をさせてお互いのにおいを嗅がせるのも良いです。
少しずつ猫同士を慣れさせることで、きっと先住猫は新たに迎え入れる猫とも仲良くしてくれるはずです。

飼い主が干渉しすぎない

猫には猫なりのペースや考えがあるため、飼い主が干渉しすぎないというのも大切です。
先住猫の生活リズムを崩すことなく、新たに迎え入れる猫の様子も遠くから観察しましょう。
ただし、猫のグルーミング回数が増えたり問題行動をしたりなど、猫に異変があった時にはすぐに対処できるようにする必要があります。

相性が悪い時は別々の部屋で生活をさせることも検討する

飼い主がどれだけ努力をしても、猫同士の相性が悪くてうまくいかないこともあるでしょう。
そんな時は、思い切って猫を別々の部屋で飼育することも検討しなくてはいけません。
しかし、猫は思い切り走り回ることが好きな動物なので、猫同士を別々の部屋で飼育するという選択肢は、最終手段まで取っておきましょう。

猫の多頭飼育の際に必要なグッズ4選

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最後に、猫の多頭飼育の際に必要なグッズをご紹介します。
これらのグッズを使用して、猫たちとの生活をより良いものにしましょう。

自動給餌器 チャオポリス ツイン

タイマーを設定することで、時間になったら自動でキャットフードが出てくる、自動給餌器です。
皿が2つに分かれているため、2匹の猫が同時に食事できます。
皿の間には仕切りが付いており、猫同士が喧嘩になる心配もありません。
また、愛猫がきちんと食事できているかは、備え付けのカメラが付いているためスマートフォンアプリを見ることでいつでもチェックすることが可能です。


自動給餌器 チャオポリス ツイン

ハピネコ 2面扉付き キャットケージ

新たに迎え入れる猫を一時的に入れておくためのケージは、この商品がおすすめです。
高さが3段階に分かれているため、高い場所が好きな猫でも満足するでしょう。
また、ステップ部分は爪とぎになっているため、猫の爪とぎ欲求も解消できるはずです。


ハピネコ 2面扉付き キャットケージ

キャットタワー ネコハウス付き

多頭飼育をしている人は、このキャットタワーを設置すると良いでしょう。
ベッドが3つも付いているため、猫同士が喧嘩をする心配もありません。
もちろん階段やハウスなども付いており、猫は思い切りキャットタワーで遊ぶことができるでしょう。


キャットタワー ネコハウス付き

キャットタワーStadium advancedモデル

どっしりとした土台で、猫がたくさん乗っても倒れる心配がないキャットタワーです。
猫の動線が考えられており、スムーズに頂上まで上ることができます。
また、耐久性抜群のハンモックが付いているのもポイントです。


キャットタワーStadium advancedモデル

猫の多頭飼育は事前準備が大切

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猫の多頭飼育は、猫の運動不足解消や社会化の学習、飼い主自身が癒されるなどさまざまなメリットがあります。
しかし、猫の体調不良に気が付きにくい、猫同士の相性が悪い場合は大変などのデメリットもあるため、きちんと考えた上で多頭飼育に臨む必要があるでしょう。
もしも新たに猫を迎え入れるのであれば、先住猫のストレスを第一に考えます。
先住猫と新たに迎え入れる猫が仲良く生活できるように、しっかりと準備をすることが大切です。

参考サイト
FUNKS STORE(参照日:2023-01-17)
https://item.rakuten.co.jp/auc-funksstore/petfeede-2way/

タンスのゲン(参照日:2023-01-17)
https://item.rakuten.co.jp/tansu/24610051a/

YUMEKA(参照日:2023-01-17)
https://item.rakuten.co.jp/yumekatokyo/tx015971/

Liv House(参照日:2023-01-17)
https://item.rakuten.co.jp/neolead/nl-pje01/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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