猫同士の喧嘩の原因とは?安全な喧嘩の止め方ってあるの?

猫を多頭飼育していると、猫同士で喧嘩してしまうこともあるようです。今回は多頭飼育で喧嘩が起こってしまう原因や、安全な喧嘩の止め方について解説します。多頭飼育におすすめの大型のケージもご紹介するので是非ご覧ください。 2022年11月23日作成

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猫の多頭飼育で喧嘩が勃発する4つの原因とは?

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猫はなぜ喧嘩してしまうのでしょうか。それには猫が持つ本能や猫自身の性格などが関係しています。喧嘩を防ぐためには、何が原因か突き止めることが必要です。主な原因は大きく分けて4つあるので、詳しくみてきましょう。

① 縄張り争い

縄張り争いによる喧嘩は、猫の本能的部分が影響しています。
猫は元々単独行動で暮らしていた動物なので、強い縄張り意識を持っています。

特に先住猫やオス猫は、縄張り意識がより強いので、喧嘩に発展しやすいと考えられます。

② 発情期であるため

猫は発情期になるとさらに強い縄張り意識を持つようになります。その縄張り範囲は、去勢済みの猫と比べると10倍になり、喧嘩する頻度も多くなります。そのため発情期のオスは特に注意が必要になるのです。

③ 性格が合わない

猫の性格が元々合わないために喧嘩に発展するケースです。猫の性格が関係している場合、飼い主がいくら頑張っても仲良くさせることは難しいかもしれません。

他にも縄張り意識が高いオス同士や、生活スタイルが異なる老猫と子猫は、あまり相性が良くないので、一緒に飼う場合は注意が必要でしょう。

④ 遊びから喧嘩に発展

最初は遊んでいたのに、いつの間にか気持ちが昂ってしまい、喧嘩に発展してしまうケースです。

本来、猫は一度勝敗がついた相手と喧嘩しない傾向があるため、何度も喧嘩してしまう場合は、遊びがエスカレートしてしまうことが多いようです。

低声で泣き始めたり、シャーっと威嚇し始めたりすると、遊びから喧嘩に変わったサインなので注意しましょう。

安全な喧嘩の止め方は?

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猫同士の喧嘩は、仲裁に入っていい場合といけない場合があります。
喧嘩とは言え、猫同士で信頼関係を築くための手段として大切なこともあるのです。

その場合は、無理に止めると関係性を崩してしまう恐れがあるので、一概に喧嘩を止めた方がいいとは言えないのです。ですが、怪我をしてしまうような激しい喧嘩は、仲裁に入った方がいいでしょう。

例外として、野良猫と喧嘩になってしまった場合は、感染症のリスクがあるのですぐに喧嘩をやめさせましょう。おすすめの仲裁の仕方は、大きな音を出して猫の注意をそちらに向かせることです。

手を出すと飼い主が怪我をしてしまう可能性があるので、まずは大きな音を鳴らして喧嘩を止める方法を試してみましょう。それでも無理な場合は、お互いの姿が見えないように段ボールなどで、猫と猫の間に障害を作ってしまいましょう。

多頭飼育で喧嘩を防ぐポイント

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猫同士の相性を確認する

多頭飼育するときは、若い猫同士の方が上手くいく確率が高いようです。
性格にもよりますが、子猫の頃から一緒に暮らした方が多頭飼育が成功しやすいことでも知られています。

初めから2匹以上の猫を飼いたい時は、生後2ヶ月前後〜1歳未満の子猫の時に飼うようにしましょう。成猫同士でもダメではありませんが、成猫になるに従って猫同士も神経質になること承知しておく必要があります。

おすすめできないのが、子猫と去勢していない成猫のオスの組み合わせです。オス猫が子猫に激しく危害を加えてしまうケースもあるため避けた方がいいでしょう。

多頭飼育できる環境を整えてあげる

多頭飼育で飼える猫の数は、「自由に出入りできる部屋の数−1匹」を目安にするようにしましょう。十分なテリトリーがないと喧嘩の原因になってしまいます。

さらにトイレは「猫の数+1個」の数を設置しましょう。猫は自分以外の臭いがついた場所で排泄することを嫌うからです。また、餌の横取りが起きないよう、しっかりと管理してあげることが大切です。

大きめのケージがあると非常に便利なので、高さのある広々としたケージを用意してあげましょう。

先住猫がいる場合

先住猫がいる場合は、いきなり合わせるのではなく、まずはケージ越しに対面させるようにしましょう。

猫は警戒心が強いので、最初のうちはなかなか受け入れてくれないかもしれませんが、焦らずに2週間ほどかけて徐々に慣れていってもらうようにします。

また、今までの生活スタイルが変わったことによるストレスを感じて威嚇している場合もあるので、注意してあげるようにしましょう。

去勢する

猫によって個体差はありますが、オスの猫は去勢することで攻撃性が和らぐ傾向にあります。

しかし、去勢する時期が遅いと攻撃性が失われないこともあるようです。去勢は、生後6ヶ月の初めての発情期が来る前までに済ましておくようにしましょう。

多頭飼育におすすめの大型ケージ5選

ハピネコ 3段 キャットケージ

多頭飼育では大きめのケージがあると便利です。こちらのケージは、3段タイプなのでかなりゆとりがあり、3つのステップ付きで運動もできるので、猫も快適に過ごすことができますよ。2面扉やキャスター付きで使い勝手も良く、飼い主さんにも扱いやすい点も人気の秘密です。ゆったりとくつろげるハンモックや脱着可能な爪研ぎシート付きなので、猫も気に入ってくれることでしょう。


ハピネコ 3段 キャットケージ

アイリスオーヤマ コンビネーションサークル

縦横に自由に繋げて増やすことができるケージです。猫の数に合わせて買い増したり、成長に合わせて広さを調節できます。扉は右開き、左開きを選べるので、部屋の構造に合わせて設置することができます。たくさんケージを組み合わせても、キャスターがついているので、簡単に移動することができますよ。


アイリスオーヤマ コンビネーションサークル

プラスチック製 キャットケージ 3段

プラスチック製のケージは金属のケージのように錆びる心配がありません。猫が動き回っても金属音がしないので、騒音でお困りの方におすすめのケージとなっています。水で丸洗いすることもできるので、お掃除も簡単で清潔感を保つことができます。下の段を取り外せば、1段、2段ケージとしても使うことができるので、成長に合わせてケージを買い直す手間がありません。


プラスチック製 キャットケージ 3段

キャットケージ 3段 木製フレーム

無垢材を使用したフレームで、見た目がとても美しく、インテリアにも馴染みやすいケージです。多頭飼育でも十分なスペースと広々とした棚板が備わっているので、猫ものびのびと過ごすことができるでしょう。


キャットケージ 3段 木製フレーム

アイリスオーヤマ キャットランドケージ ワイド

天井から床まである爪研ぎポールが魅力のキャットケージです。他にもステップやハンモックも付いているので、猫は飽きずにケージ内で過ごすことができます。爪研ぎポールは買い替え可能なので、猫がたくさん爪研ぎをしても安心です。このケージなら長時間のお留守番も楽しく過ごしてもらえそうですね。


アイリスオーヤマ キャットランドケージ ワイド

多頭飼育での喧嘩は原因をつきとめよう

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猫は縄張り意識が強いので、多頭飼育中は喧嘩が起きてしまうこともあるでしょう。原因をしっかりと把握しておくことで、喧嘩が起こらないよう対策することができるかもしれません。そのためにキャットケージが必要な場合があるので、これから多頭飼育を検討している方は、大型のケージも忘れずに用意してあげてくださいね。

参考サイト

タンスのゲン Design the Future(参照日:2022-10-26)
https://item.rakuten.co.jp/tansu/24610051a/

快適ペットライフ(参照日:2022-10-26)
https://item.rakuten.co.jp/petworldone/1894255/

Storageストレージ家具インテリア(参照日:2022-10-26)
https://item.rakuten.co.jp/storage-g/52800001br/

ユメカ・インテリア(Yumeka)(参照日:2022-10-26)
https://item.rakuten.co.jp/yumekatokyo/tx193370/

キャットランド(参照日:2022-10-26)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/251639/

著者情報

Hanaco

子育てをしながら、専業主婦ワーカーとしてお仕事をさせていただいております。以前はチワワを2匹飼っていました。
調べることや文章を考えることが好きで、自分の考えや経験などを活かせるようなお仕事をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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