高齢犬のドッグフードは何がいい？選び方やおすすめ商品をご紹介

ドッグフードにはたくさんの種類があります。原材料に使われている食材も異なり、対応の年齢ステージも違います。
ここでは、高齢犬のドッグフードの選び方をご紹介します。

犬のドッグフードの中には「子犬用」「成犬用」「高齢犬用」などの種類があります。成長ステージにより必要なカロリーや栄養素が異なるため、ドッグフードを選ぶときには愛犬の年齢にあった種類を選ぶことがおすすめです。

ドッグフードの中には全年齢に対応した「オールステージ用」という種類のものもあるため、ドッグフードの切り替えが大変な方はオールステージ用を選ぶことがおすすめです。
偏食の子やドッグフードの切替時にご飯を食べなくなる子などに試してみましょう。

犬の食事は高タンパク質低炭水化物なものが理想です。そのため原材料を確認しどんな食材が使われているか確認しましょう。主要原材料にタンパク源となる食材を使用しているドッグフードを選ぶことがおすすめです。

タンパク質は犬の体を作るためにも必要な栄養素です。しかし過剰に与えすぎてしまうと体の臓器に負担をかけ病気を引き起こす可能性もあります。どんな栄養もバランス良く摂取することが大切です。

犬のドッグフードの中には、添加物が多く含まれているものもあります。保存料、着色料、調味料などが使われているドッグフードは避けることが望ましいでしょう。これらの添加物は、長期的に摂取すると犬の体に影響を及ぼす可能性も考えられます。
犬に与える食事はできるだけ添加物が含まれていない商品で、さらに、人間が食べても問題ないといわれる品質のものを選びましょう。

高齢犬になると体力や筋力が徐々に低下していきます。体の中の機能も低下していくため、ただ高品質な食事を与え続けるより、高齢犬に合った食材を取り入れたドッグフードを与えることが望ましいです。
ここでは、高齢犬に必要な栄養素をご紹介します。

タンパク質は犬にとってとても大切な栄養で、5大栄養素の中に一つでもあります。犬の体を作るために働き、生きるためにも大切です。
タンパク質はただ与えればいいといわけではありません。できるだけ品質の高いタンパク質がおすすめです。さらに高齢犬は肥満になりやすい傾向があるため、低カロリーなタンパク源を使っているドッグフードがおすすめです。

ただタンパク質は過剰に摂取することで肝臓や腎臓などの臓器に負担をかけてしまいます。そのため、1日の摂取量を超えることがないように調節しましょう。

高齢犬になると筋肉量が減り関節に負担がかかります。健康的な生活をサポートする成分として、骨や関節のためにグルコサミンやコンドロイチン、コラーゲン、ヒアルロン酸などが含まれている商品を選びましょう。

高齢化すると体の中の臓器の機能が低下するため、消化や吸収などの機能も低下します。消化吸収機能が低下すると、消化しづらい食材はしっかり消化することができず、そのまま排泄されてしまう可能性もあります。そのため、せっかく与えても犬の栄養にはなりません。
脂肪分の少ない新鮮な肉や魚、消化を助ける酵素や乳酸菌などの成分が含まれているドッグフードがおすすめでしょう。

ドッグフードはたくさんの種類が販売されており、高齢犬専用フードも数多く販売されています。その中から愛犬に良いフードを選ぶことも大変ですよね。
ここでは、高齢犬におすすめのドッグフードをご紹介します。

アガリスク茸と乳酸菌を配合した高品質ペットフードです。上質なタンパク質や消化酵素を配合しており、食生活から愛犬の健康を考えている方におすすめです。原材料にはフレッシュ素材を使用していおり、原材料にはこだわって作られています。

アメリカの犬の専門雑誌で最高級品と評価されているキャットフードです。シニア犬に多く見られる骨や関節の健康のために、グルコサミンやコンドロイチンを配合しています。

シニア犬に必要な栄養をしっかり補給できるように肉由来の栄養をしっかり配合しています。使われている食材は新鮮な状態のまま使用し、人工的な酸化防止剤は一切使用していません。

穀物アレルギーに配慮し穀物不使用で作られたドッグフードです。消化吸収に優れたタンパク源を主要原材料に使われており、シニア犬のために脂質とカロリーが控えめになっています。さらに、サーモンやりんごなどが配合されており、抗酸化物質を豊富に含む食材を使用しシニア犬の健康をサポートしています。

ここでは、高齢犬のドッグフードの選び方や必要な栄養素、おすすめドッグフードについてご紹介しました。高齢になると体力が衰え日中も寝てばかりいることも増えていきます。基礎代謝も低下していくため肥満になりやすい傾向があります。
高齢犬のドッグフードを選ぶときには対応しているステージや原材料、成分をしっかり確認し、愛犬の今の状態に合ったドッグフードを選びましょう。