猫に本気で噛まれてしまった!猫が本気噛みをする理由と対処方法

猫は飼い主に甘えたいなどの理由で甘噛みをすることがありますが、時には本気で噛まれてしまうことがあります。
なぜ、猫は本気噛みをするのでしょうか?
この記事では、猫が本気噛みをする理由や対処方法を解説します。 2023年01月04日作成

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猫が本気噛みをする理由

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まずは、猫が本気嚙みをする理由をご説明します。
言葉の話せない猫からのメッセージを、きちんと読み取りましょう。

嫌なことをされたから

猫は、嫌なことをされた時に、本気で噛んで逃げ出そうとします。
猫にとって嫌なことはたくさんありますが、本気噛みをするのは恐怖や怒りを感じた時にみられるでしょう。
飼い主にじゃれるように甘噛みをしているのでなく、「やめろ!離せ!」という気持ちから本気噛みをしているのです。

痛みを感じたから

怪我や病気により患部を痛めている場合は、患部を触られることが嫌で本気噛みをしているのかもしれません。
また、人に尻尾を踏まれた、顔を触られた時に静電気が起こったなど、猫が痛いと感じることはさまざまです。

ストレス

猫は、ストレスを感じると人や物を本気で噛んでストレス解消をすることがあります。
これは欲求を満たされない時にみられる、転嫁行動というものです。
転嫁行動は八つ当たりに近いものがありますが、ほかにも猫はストレスを感じると思い切り走り回るなどをして無理やりストレス解消をしようとします。

飼い主に構われることに飽きたから

猫は気まぐれな性格の持ち主であるため、さっきまで機嫌良く撫でられていたのに、不意に本気噛みをしてくることがあります。
これは、飼い主の構いすぎが原因で、猫は撫でられる気分ではなくなってしまったのでしょう。

人の手を獲物と間違えたから

猫が突然手に本気で噛みついてきた時は、人の手を獲物と勘違いしたのかもしれません。
人の手が服や布団で隠れていて、手だと認識できなかったのでしょう。
また、人の手を猫のおもちゃとして遊んでいる場合にも、猫は思い切り噛みついてくることがあります。

猫に本気噛みをされた時に気を付けたい病気

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猫に本気噛みをされた時には、感染症などの病気に気を付けなければなりません。
本気噛みをされた時にリスクの考えられる病気を、チェックしておきましょう。

パスツレラ症

猫に本気噛みをされた時に気を付けたい病気として挙げられるのが、パスツレラ症です。
パスツレラ症の症状としては、噛まれた部分の激痛や腫れがあります。
猫と口移しでおやつをあげることも、パスツレラ症のリスクが高まるでしょう。
パスツレラ症が重症化すると、敗血症や肺炎により命に関わる可能性も考えられます。
免疫力が低いと重症化しやすいため、子どもや高齢者はパスツレラ症に十分に気を付けなければなりません。

バルトネラ症

バルトネラ症は、別名「猫ひっかき病」とも呼ばれている感染症です。
猫の口内や爪に常在しているバルトネラ属菌が、猫に噛まれたり引っかかれたりすることで感染してしまいます。
たいていは傷口が腫れたり膿んだりすることが多いですが、重症化すると視力障害に発展することがあります。
バルトネラ症は自然治癒することが多いですが、完治までに最長で数ヶ月かかることもあるため、注意が必要です。

カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症

カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症は、あまり聞き慣れない感染症ですが、猫の約60%が保有しているといわれるカプノサイトファーガ・カニモルサスという細菌に感染して起こる病気です。
猫に噛まれた後に2日から2週間程度の潜伏期間を経て、発熱や腹痛、吐き気などの症状を引き起こします。
重症化すると敗血症や髄膜炎に発展することもある、とても危険な病気です。

猫に本気噛みをされた時の対処方法

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最後に、猫に本気噛みをされた時の対処方法をご紹介します。
猫と飼い主の双方にリスクがないように、きちんと対処しましょう。

病院へ行く

猫に本気噛みをされてしまった時は、病院へ行って手当してもらうことをおすすめします。
多少の出血であっても、傷口から感染症を発症する可能性もあります。
感染症も軽度であればすぐに治療をすることができますし、重症化リスクも低くなるはずです。

猫の嫌がることはしない

猫に本気噛みをされたということは、猫が嫌だと感じたことをしてしまったということになります。
そのため、猫が嫌がることをしてしまったことを反省して、今後はしないようにしましょう。

猫が本気噛みをしてきた時に叱っても無意味

猫が本気噛みをしてきた時に、「ダメ!」などとしつけの意味を込めて叱っても、効果はありません。
むしろ、猫を興奮させる原因にもなるでしょう。

猫が本気噛みしないためのしつけ方法

猫が本気噛みをしないためには、「本気で噛むと不快なことが起こる」を覚えさせることです。
猫にとって不快なこととは、飼い主に叩かれることではありません。
しつけとして猫のことを叩いてしまうと、飼い主と猫の信頼関係に溝ができてしまうため、絶対にやめましょう。

猫の本気噛みのしつけ方法としては、猫が本気噛みをした瞬間に、猫の近くに大きな音が鳴る物を投げつけます。
空き缶におはじきを入れたものなど、簡易的なもので良いでしょう。
猫の近くに空き缶を投げつけるときは、猫の死角から投げます。
そうすることで、猫は「飼い主のことを噛んだら、突然別の方向から大きな音が鳴った……」と学習して、噛むのをやめるはずです。

また、猫が噛んだ時に苦味を感じるような、ビターアップルスプレーなどを使用するのもおすすめです。

猫が本気噛みをしないような環境づくりをしよう

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猫が本気嚙みをする理由としては、何か嫌なことをされた、ストレスが溜まっているなどが挙げられます。
猫に噛まれると、さまざまな病気のリスクが高くなるため、日頃から猫に本気噛みをさせない環境づくりをすることが大切です。
しつけで猫が噛まないようにすることは可能ですが、やはり猫の嫌がることをしない、ストレスを溜めないなどの対策をすることをおすすめします。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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